【おつまみポテサラ】一度試したい、クセになる組み合わせ。「オリーブと梅干し、みょうがのポテサラ」
ライター 瀬谷薫子
キリッと冷えたビールやワインがおいしい季節。そんなお酒のアテに、夏らしい「ポテトサラダ」はいかがでしょう?
今回は “お酒に合わせる” をテーマに。おつまみになる「大人のためのポテサラ」を、料理家でソムリエの大橋みちこさんに教わりました。
2品目はさっぱりした梅干しとオリーブを合わせたポテトサラダ。意外な組み合わせですが、ぜひお試しを。きっとハマること間違いなしです。
1品目のポテトサラダはこちらから
さっぱり軽やか、夏にぴったり
「梅とオリーブ、みょうがのポテサラ」
材料(4人分)
じゃがいも…中2〜3個(250g)
みょうが…3個
きゅうり…1本
オリーブ(種無し)…50g
梅干し…1〜2粒分(種を取り除いた状態で15g)
オリーブオイル…小さじ3
マヨネーズ…大さじ1と1/2
粗挽きこしょう…適量
作り方
1.じゃがいもを茹でる
じゃがいもは皮をむき、縦横半分ずつ(4等分)に切って水に3分ほどさらし、アクをとる。
じゃがいもが浸るくらいの水と共に鍋に入れて中火にかけ、竹串がすっと通るまで15〜20分茹でる。この間にソースと具材の準備をする。
2.具材を準備する
みょうがは縦半分に切ってから、ななめ薄切りにする。きゅうりは薄切りにして塩ひとつまみ(分量外)をもみこみ、少しおいて水気をしぼる。
オリーブは粗く刻み、オリーブオイル小さじ2を和える。梅干しは種を取り除いてたたく。
大橋さん:
「オリーブは塩水漬け特有のツンとした酸味がありますが、オリーブオイルをかけることでまろやかに、食べやすくなります」
3.全部を和える
じゃがいもが茹で上がったらザルにあげて水気を切り、好みの加減に潰し、熱いうちに梅干しとオリーブオイル小さじ1を和えて下味をつける。ラップをして、粗熱がとれるまで冷ます。
2の具材とマヨネーズ、粗挽きこしょうを加えて全体を和えればできあがり。そのままでも、好みで冷やしてもおいしい。
大橋さん:
「じゃがいもが熱いうちに梅干しを和えることで、酸味と塩気がいもに染みて、さっぱりした爽やかなポテトサラダになります。
梅干しはシンプルな塩味のものを使っていますが、はちみつ梅ならよりまろやかに、紫蘇梅ならよりすっきりした味になります。
オリーブは爽やかなグリーンオリーブでも、コクのあるブラックオリーブでもお好みでどうぞ。
梅の酸味と相性がいいので、今回はスパークリングのロゼワインを合わせました。梅のピンクとロゼのピンクで見た目も可愛く。もちろん、すっきりした白ワインにもよく合います」
みょうがの爽やかさに梅の酸味。でもさっぱりしているだけじゃなく、オリーブのコクが旨みを足して、ひと口でいろんな味が楽しめるポテトサラダ。
梅とワイン?と驚きましたが、合わせてみてびっくり。ふわっと香る梅の酸味にワインの香りが乗っかって、まさにペアリングの妙。おもてなしに出せばきっと喜ばれそうです。
2話連載でお届けした「大人のためのポテトサラダ」。
じゃがいもがメインというよりは、旬の野菜をたっぷり入れて、シャキシャキした食感も楽しめる大橋さんのポテトサラダはまさに “サラダ” 。
軽やかだから夏でも食べやすく、おつまみはもちろん日々の献立に寄り添うような2品でした。
じゃがいもは懐が深いから、意外とどんな具材にも合うんですよ、と大橋さん。旨みと食感、そして酸味。3つの要素をアレンジしながら、夏にぴったりなポテトサラダを今夏はお酒のお供にどうぞ。
【写真】木村文平
もくじ
大橋 みちこ
料理研究家・ソムリエ。ワイン輸入商社勤務時代に世界のワインに触れ、料理とワインのマリアージュの面白さに目覚める。現在はさまざまなメディアでワインに合うおつまみ・お料理のレシピを提案する。著書に『おうちでワイン 料理とワイン組み合わせメソッド』。Instagram:@michiko_wine_tsumami
感想を送る
本日の編集部recommends!
すてきな歳の重ね方
つまずきも明日の糧に。揺らぐ肌と向き合ったから見つけた、冨澤緑さんのスキンケア【SPONSORED】
お買い物をしてくださった方全員に「クラシ手帳2025」をプレゼント!
今年のデザインは、鮮やかなグリーンカラー。ささやかに元気をくれるカモミールを描きました。
秋のファッションアイテムが入荷中!
ときめく柄ブラウスや、人気のサロペットスカートなど、秋ものが続々入荷しています
【動画】あそびに行きたい家
狭いからこそ一緒に過ごせる時間も長く。60㎡に4人で気分よく暮らす