【はじまりのスープ】02:バターをのせたバゲットと一緒に。「コクたっぷりのトマトスープ」

1日を機嫌よく始めるためにゆったり過ごしたいけれど、実際にはバタバタ忙しない朝。
そんな朝でもささっと作れて、身も心も温まるスープと共に始めることができたなら、いつもより少しだけ穏やかな気持ちで1日を過ごせるのかもしれません。
この特集では、朝にぴったりなスープのレシピを、料理家の黄川田 としえ(きかわだ としえ)さんに教えていただきました。
第2話では、第1話でご紹介したスープの素を使って、トマトスープを作ります。鍋で材料を温めている間に、バゲットをさっくり焼いたら、あっという間に完成です。
材料を鍋で温めたら、すぐに完成!
簡単おいしい「香味ベースとトマトのスープ」

材料(2人分)
A
ベーコンと野菜の香味ベース…1/3量(約140g)
カットトマト…100g
水…200ml
塩…少々
黒こしょう…少々
粉チーズ…大さじ1
乾燥パセリ…少々
バゲット…適量
バター…適量
作り方
1. 鍋にAを入れて中火で温め、塩で味を整える

2. 器に盛り、粉チーズをかける。黒こしょうとパセリを振って完成
▲チーズは鍋の中で混ぜても、器に盛ってからのせてもおいしくなります
「野菜のだし×発酵食品」でうまみアップ

黄川田さん:
「第1話で作った香味ベースの野菜のだしに発酵食品を合わせることで、コクが出ておいしさがぐんと増します。この特集でご紹介するスープは全て、それぞれ違った発酵食品を使っているのがポイントですよ。
今回のトマトベースのスープはチーズを入れることで、塩だけで味を整えるよりもコクが足されておいしくなるんです」

黄川田さん:
「パンはバゲットなど、かたいパンがおすすめです。カットしてトースターで焼いたら、ちょこんとバターを乗せてくださいね。
スープに浸して食べてもおいしいので、ぜひ試してみてください」

あまりに簡単にできて驚いてしまった、トマトのスープ。
さっぱりと、でもコクのあるスープはバゲットとの相性バッチリでした。
実際に香味ベースをスープに使ってみて気づいたのは、野菜はある程度ざっくりと切ってあるとより野菜の存在を感じられて、満足感があるということ。メニューや気分によって野菜を刻む大きさを変えれば、味わいの幅も広がりそうです。
次回は、ごはんにぴったりな卵豆乳みそスープをご紹介します。どうぞお楽しみに。
【写真】土田 凌
もくじ


黄川田 としえ
料理家・フードスタイリスト。雑誌やweb、広告などのメディアでレシピ開発・フードコーディネートなどを手がけるほか、子どもと一緒に作る料理教室や、子どもの心と体の成長をサポートするワークショップ、企業とコラボしたレッスンを不定期で開催する「tottorante」主宰。HP:https://toshiekikawada.com/
Instagram:@tottokikawada
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