【食材3つで、ごちそうを】01:簡単なのにこんなに華やか。食感が楽しい「かぶ、りんご、生ハムのサラダ」
編集スタッフ 吉野
いつもより少し、特別なメニューを作ってみようかな。そんな場面が増える、12月。
けれども意気込んで、さあ作ろうとすると、慣れない手順やたくさんの材料に戸惑いがち。食材が余ってしまったときの使い道にも悩み、ごちそう作りへのハードルは上がるばかりでした。
今年こそはもう少し、「ごちそう」メニューと上手に付き合いたい。そうすれば、もっと心軽く、大切な時間を楽しめるかもしれません。
▲「料理への気持ちが、少しでも楽になってもらえたら」と話す山口さん
この特集のレシピで使うのは、「いつもの食材3つ」。手順も材料も気負わずに、手軽に作れる「ごちそうレシピ」4皿を、自炊料理研究家®️の山口祐加さんに教えていただきました。
第1話では、かぶとりんご、生ハムを使ったサラダをご紹介します。材料を切ったら、ざっくりと和えるだけで完成の簡単レシピ。なのにいつもとちょっぴり違う、特別な気分を味わえるサラダです。
かぶはくったり、りんごはシャキシャキ。
食感の違いがおいしい、とっておきのサラダ
材料(2人分)
かぶ…3個(約200g)
りんご…1/4個
生ハム…2枚
塩…ひとつまみ
オリーブオイル…大さじ1
レモン果汁…小さじ1
黒こしょう…適量
作り方
1. かぶを5mm幅に切る
山口さん:
「かぶは傷などがなければ、皮を剥かずに使って大丈夫。
薄さは均一でなくてもOKです。寧ろばらけていた方が、食感の違いを楽しめますよ」
2. 塩ひとつまみを加え、全体になじませて10分置く
▲塩が全体に回るよう、かぶを握るようにして
3. りんごは皮付きのまま薄切りにする
▲りんごの大きさは、かぶと同じくらいに
4. かぶの水気を絞り、生ハム、オリーブオイル、レモン果汁を加えてあえる
山口さん:
「生ハムもかぶと同じくらいの大きさに、手で割いて入れます。
塩気があるのでこのタイミングで味見をし、足りなければ塩を加えてくださいね」
5. 皿に盛り付け、黒こしょうをひく
山口さん:
「私は、かぶはくったり、りんごはシャキシャキの食感が好み。かぶを置いておく時間によって食感は変わるので、お好みで作ってみてくださいね。
盛り付けは、山を作るようにするのがコツです。とはいえ型にはまりすぎず、おいしく食べていただけたら。それが一番大事です」
食べてみると、口の中でさまざまな食感が。食材による違いももちろんですが、切り方を変えることで楽しめる幅も広がります。来客時はもちろん、簡単なので普段の食事にも気負いなく取り入れられそうです。
次回はお肉もチーズも入れずに大満足な、「野菜とホワイトソースのグリル焼き」のレシピをご紹介します。
【写真】衛藤 キヨコ
もくじ
山口 祐加
自炊料理家®️、食のライター。1992年生まれ、東京都出身。出版社、食のPR会社を経てフリーランスに。料理初心者に向けた料理レッスン「自炊レッスン」や執筆業、動画配信などを通し、自炊する人を増やすために幅広く活躍中。著書に『楽しくはじめて、続けるための 自炊入門』『ちょっとのコツでけっこう幸せになる自炊生活』『自分のために料理を作る 自炊からはじまる「ケア」の話 』など。Voicyにて「山口祐加の旅と暮らしとごはん」を配信中。
X:@yucca88、Instagram:@yucca88
感想を送る
本日の編集部recommends!
小さな不調のケアに
手間なくハーブを取り入れられる、天然エッセンシャルオイル配合の「バスソルト」を使ってみました【SPONSORED】
【11/26(火)10:00AMまで】ニットフェア開催中です!
ベストやプリーツスカートなど、人気アイテムが対象に。ぜひこの機会をご利用ください♩
お買い物をしてくださった方全員に「クラシ手帳2025」をプレゼント!
今年のデザインは、鮮やかなグリーンカラー。ささやかに元気をくれるカモミールを描きました。
【動画】北欧をひとさじ・秋
照明ひとつでムード高まる。森百合子さんの、おうち時間を豊かにする習慣(後編)