【助かるおかず】第1話:かぶは「2分炒め」がコツ。ごはんがすすむ「豚バラ肉とかぶの炒め」
ライター 瀬谷薫子
おやすみモードがなかなか抜けない正月明けは、ごはん作りがいつも以上にしんどくなることも。そんなときは、手軽に作れて栄養も食べ応えも満点の「助かるおかず」で乗り切りましょう!
今回は、ファッション誌のエディター、ライターとして活躍しながら、書籍や雑誌で日常に寄り添う家庭料理を提案するarikoさんに、今が旬の食材で作る頼れるおかず3品を教わりました。どれもarikoさんが日々リアルに作っているなじみのレシピ。手軽なので、ぜひ今夜のおかずにお役立てください。
かぶのおいしさ新発見。
ごはんがすすむ「かぶと豚バラ肉の炒め」
材料(2人分)
かぶ…4個
豚バラ肉うす切り…150g
にんにく…1片
A
酒…大さじ1
しょうゆ・小さじ2
塩…小さじ1/2
粗びきこしょう…少々
※Aは混ぜ合わせておく
作り方
1.材料を切る
かぶは茎を3〜4cm分残して葉を切り落とし、水を張ったボウルに浸し、根元の泥を落とす。1.5cm幅のくし形に切る。にんにくは薄切りにする。豚バラ肉は4cm幅に切り、塩・こしょう(分量外)をふって下味をつける。
arikoさん:
「かぶを水に浸けるのは泥をとるためと、野菜そのものに水分を染み込ませるため。こうしてから炒めると、仕上がりがより瑞々しくなります。
皮はむかなくても良いですが、仕上がりの見た目や食感をより良くしたければむいても。お好みでどうぞ。
かぶの葉はお好みで炒めものに加えてもいいですが、刻んで塩を揉み込み、浅漬けにするのもおすすめです」
2.炒める
フライパンににんにくと豚バラ肉を入れたら火をつけ、中火で豚バラがカリッとするまで炒める。
かぶを加えて炒め合わせ、全体に油がまわったら、ふたをして中火で2分弱加熱する。
かぶが透き通ってきたら、ふたを開けて余分な油をキッチンペーパーで取り除いてから、混ぜておいたAと、お好みでかぶの葉のざく切りを入れ、中火で全体をざっと炒め合わせる。
仕上げに黒胡椒をふればできあがり。
かぶは「ふたをして2分」が火入れのポイント
arikoさん:
「お味噌汁など煮たり茹でるイメージの強いかぶですが、わが家では炒めものによく使います。
かぶは火が通りやすく、すぐ柔らかくなるので、炒めすぎないのがポイント。シャキッとした食感が残るくらいで火を止めてみてください。
炒めるのに油は使わず、豚バラから出る油で十分。肉の旨みをかぶが吸って、よりおいしくなります」
蓋をして2分火を通したかぶは、瑞々しい食感と、加熱したならではの甘みが絶妙。かぶの新しいおいしさに出合えました。
豚肉はカリカリになるまで炒めるのもポイント。香ばしさがアクセントになり、かぶとの食感の違いも楽しめます。
シンプルですがごはんの進む味付け。ごはんにもビールにも合うこと間違いなしです。
【撮影】福本和洋
もくじ
ariko
ファッション誌を中心に活躍するするエディター、ライター。インスタグラム(@ariko418)での料理の投稿が人気を集める。著書に「arikoの食卓」シリーズ(ワニブックス)、「arikoのごはん」「arikoの家和食」(講談社)「arikoの喫茶室」(マガジンハウス)など。新著は「arikoの日々、麺、ごはん」(扶桑社)。
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