【日々のお守りに】「暮らしをつくる」新発売のエッセンシャルオイルを、スタッフ3名が自宅で使ってみました

編集スタッフ 松田

日々は忙しく、ままならないことばかり。

うまく気持ちを切り替えられないとき、「香り」に何度も助けられてきたという店長佐藤や開発担当の思いからはじまった、当店オリジナルエッセンシャルオイル企画。本日より、10種類のオイルが発売となりました。

自分の内なる声を聞くように、そのとき求めている香りを手軽に取り入れてもらえたら。そんな思いから、あえてブレンドではなく、単体の香りをラインナップしています。

▲天然精油100%で、インテリアに馴染みやすいシンプルなボトルデザインに仕上げました

単体の香りで楽しむのはもちろん、それぞれのライフスタイルやシーンに合わせて、自由に組み合わせて自分だけのお気に入りの香りを見つけていただけますように。

とはいえ、香りの組み合わせを自分で選ぶのは面倒かもと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

​このコンテンツでは、香りの手軽な楽しみ方や、場面別におすすめの香りの組み合わせを紹介します。

実際にスタッフ数名が使ってみた様子もお届けするので、ご自身の暮らしの場面に照らし合わせながら、お読みいただけたら嬉しいです。

– シリーズは10種類 –
全てのアイテムはこちら

 

どうやって選ぶ? はじめの香りオススメ3つ

まずは香りの選び方について。10種類もあると、どの香りがいいんだろう……と悩んでしまう方もいらっしゃるかもしれません。

そんなときは、「香りの種類」や「自分がどうなりたいか」という軸で選ぶのがオススメです。

「すっきりしたハーブ系の香りが好き」「落ち着くフローラル調の香りが好き」など、まずは好みの方向性をイメージしたら、その中から聞き馴染みのあるポピュラーな香りを、はじめの一本として試してみてはいかがでしょうか。

初心者の方でもきっと取り入れやすいオススメの香りを、開発担当のスタッフやメーカーさんと一緒に、3つ選んでみました。

① マンダリン
② ペパーミント
③ ラベンダー

聞いたことのある名前でなんとなくイメージはついても、実際どんなシーンで使うといいんだろう。

ということで、実際にこの3つの香りを、スタッフの自宅で使ってみました。

忙しくても、気持ちは穏やかでありたい。
日常に寄り添うやさしい柑橘の香り
– マンダリン –

ひとりめのスタッフは、商品プランナーの中居。今回のオリジナルエッセンシャルオイル企画の担当として携わりました。

プライベートでは、小学3年生の息子と夫の3人家族。「仕事や家のことなど、予定に追われて、つい、いっぱいいっぱいになってしまう日もあります」と中居。

そんな中居にメーカーさんがオススメしてくれた香りは、マンダリン。

柑橘からとれる精油で、オレンジよりも酸味が少なく、穏やかで親しみやすい香りです。

中居:
「マンダリンの甘くビターな香りに満たされて、心がほっとする感じがしました。

柑橘系ではあるものの、落ち着いた香りなので、仕事の合間に少しリラックスしたいときや、来客を迎えるときなどに香らせたいです」

 

マンダリン+ティーツリーで、日々のお掃除に

マンダリン単体の香りを楽しんだら。次のステップへ。

別の香りをプラスすることで、活用できる場面がさらに広がります。

たとえばマンダリン+ティーツリーの組み合わせ。マンダリンに含まれる柑橘のリモネンは、油汚れを良く落とすといわれていて、ティーツリーは抗菌に良いとされているので、お掃除の場面にぴったりの香りのブレンドになります。

中居:
「ティーツリーを加えると、すっきり清潔感ある香りになりますね。静かな森の中にいるみたいな感覚になれるというか。

水に2種類のオイルを数滴落とし、アロマ雑巾で拭き掃除をしてみましたが、すっきりした香りに包まれて気分よく拭き上げることができました」

お皿洗いや掃除を終えた後、シンクに落とすのもオススメです。

中居:
「はー、清らかないい香り。ほんの数滴垂らすだけで、キッチン全体に香りがふわーっと広がって、また次の家事も頑張ろうって思える気がします」

 

集中したいときには、マンダリン+ローズマリー

次にマンダリンと組み合わせると相性がよいのが、ローズマリーです。

ローズマリーは「記憶のハーブ」と呼ばれ、仕事や勉強など集中したい時に香らせたいオイル。鼻をぬけるような清涼感の中に、ほんのり苦味も感じられる香りで、頭もスッキリします。

穏やかなマンダリンとブレンドすることで、はっきりとした香り立ちがマイルドになり、使いやすくなるのだとか。

中居:
「ローズマリーは料理でも馴染みがあるし、もともと大好きな香りなんです。たしかに少しクセはある香りなので、マンダリンで優しさを加えるといいかもしれないですね。

この2つの香りを机にスタンバイさせておき、ここは集中したい!というときに、アロマストーンにそれぞれ数滴ずつ落として使うと、よい気持ちの切り替えに。ぐっとスイッチが入ります」

 

朝の空気感にぴったり。
気分をスッキリさせて、深呼吸したいときに
– ペパーミント –

ふたりめのスタッフは、読み物の編集を担当している藤波。毎日ではないけれど、朝をスッキリした気持ちではじめられない日があるのだそう。

そんな藤波にオススメな香りは、ペパーミント。スーッとしたメントールが気持ちよく、朝シャキッとしたいときにぜひ使いたい香りです。

藤波:
「ほんのり甘さのあるすっきりしたミントが朝の空気感にぴったりですね。

毎朝常温の水を飲むのが日課で、そのタイミングでアロマストーンに数滴落としておくと、いつもより深く呼吸できる気がしました。頭の中がクリアになって、今日も一日頑張るぞという気持ちをつくりやすくなりました」

藤波:
「水を飲んだあと、窓を開けて換気するときにリビングの中央にアロマストーンを置いておくと、香りがほんのり部屋中に広がってとても良かったです」

朝以外にもリフレッシュしたい時や、洗面所やお手洗い、キッチンなどの臭い対策にもオススメの香りです。

 

ペパーミント+ゼラニウムは、旅先にも持ち運んで

ミントの香りは、旅や出張に持ち運びたい香り。移動時の車内や、ホテルや旅館のお部屋の空気をスッキリさせてくれます。ティッシュなどに落として香らせるのが、簡単でオススメです。

ホテルでゆったり過ごしたい時には、ペパーミントにゼラニウムも加えて。

ゼラニウムは、バラに似た香りの葉から抽出されていて、甘いだけでなくグリーンのフレッシュさも感じられます。優しくバランスを整えて、落ち着きのある香りになります。

▲エッセンシャルオイルの容量は10ml。ポーチに入れて、旅先などへ持っていきやすいサイズ感です

▲旅先では、ティッシュに数滴落とすだけでも十分香りを楽しめます

藤波:
「遠方への旅行は非日常を感じて楽しいですが、知らないうちに無理をして、気づいたらどっと疲れが出てしまうんです。そんなときに、いつもの大好きな香りに包まれながら眠ったりお風呂上がりにストレッチしたら、すごく癒されそう。

この2つの香りはすごく相性がよくて、より柔らかく植物っぽい、落ち着く香りに変化する気がします。個人的にはブレンドした香りの方が好きだなと思ったので、ぜひ一緒に使いたいなと思いました」

 

好きなことに向き合う時間を、
じっくりと大切に過ごしたい。
– ラベンダー –

最後はスタッフ木下。子供が社会人と大学生になった今年から、ふと自分のためだけの時間がつくれるようになったのだそう。

木下:
「自分の好きなことにじっくり向き合える時間が持てるのは、もう少し先かなと思っていたんです。平日や休日の夜にのんびりできる時間が増えたので、趣味の山登りの雑誌を読んだり、本を読んだり、植物の手入れをしたり。とはいっても仕事が忙しかった日などは、気持ちをオフに切り替えるのが難しいこともありますね」

そんな木下にオススメなのはラベンダー。

フローラル系の甘く、優しい香りでありながら、ハーブならではのすっきりさも。部屋でゆっくりくつろぎたいときに最適です。

木下:
「アロマオイルといえばラベンダーというぐらい、王道の香りですよね。万人に好かれる香りだと思いますが、自分では意外と使ったことがありませんでした。

実際に香らせてみたら、気持ちがゆったり、くつろぐことができました。忙しかった日の終わり、身体も心もしっかり休めたいときに使いたいです」

 

好きなことに向き合う時間に、ラベンダー+ベルガモット


ラベンダーを単体で楽しんだら、他の香りをブレンドしてより自分好みの香りに。

組み合わせのオススメは、ベルガモット。紅茶のアールグレイにも使われていて、自分と向き合うときにぴったりな落ち着きのある香りです。ラベンダーとも相性がよく、ほどよい清涼感をプラスしてくれます。

木下:
「最近、本を読んでいて、いいなと思った一節や言葉を、ノートに書き残すようにしているんです。

机に向かう時にこの2つを使ってみたら、スーッと落ち着いた気持ちになり、前向きな気分にさせてくれるなと感じました。自分とじっくりと向き合いたいときに、寄り添ってくれる香りですね

 

就寝時や心を休めたいときには、ラベンダー+フランキンセンス

次にラベンダーとぜひ組み合わせていただきたいのが、フランキンセンス。お香のような、ウッディさの中に、微かにレモンに似た爽やかさも感じる香りです。

ラベンダーの香りにフランキンセンスを加えると、より深く呼吸したくなる香りになって、心地よい空間をつくってくれるのだそう。就寝時にアロマストーンと一緒に使うのがオススメです。

寝室では、枕元にストーンに落として香らせたり、火を使わないディフューザーを使うのがおすすめです

木下:
「フランキンセンスはすごく好きで、開発に携わったオイルインミストの主軸にも選んだ香りです。どことなくスパイシーさもあって、少し大人な雰囲気の、上品な香りだなぁと感じます。

これまで眠りに特に悩みはなかったのですが、就寝前に使ってみたら、なんだか思った以上にぐっすり眠れました。入眠前の習慣として、ぜひ続けたいです」

 

生活に香りを取り入れることのよさって?

香りを暮らしに取り入れる良さについて、今回一緒にオリジナルのエッセンシャルオイルの開発に携わってくれたメーカーの担当者さんがもう少し詳しく教えてくれました。

 

Q:どんな人が、香りを暮らしに取り入れるとよいのでしょうか?
A:香りは脳に届くまで、たった0.5秒。忙しい方こそオススメです

「香りは、わずか0.5秒で脳の本能的な部分に直接働きかけるといわれています。ひといき嗅ぐだけで、すぐに脳に働きかけてくれるので、気持ちの切り替えが難しいなと感じている方や、忙しい方にこそ、ぜひ取り入れてほしいです。

ホルモンや副交感神経など、身体のバイオリズムはまるで波のように、それぞれが上がったり下がったりしながら心身のバランスを取っています。自分の好きな香りが、その心身のバランスを整えてくれることも。

アロマオイルというと、リラックスしたい時に使うイメージが強いですが、ここぞ!というときや気合を入れたい時に使うのも、実はとても良いといわれています。

エッセンシャルオイルとひとつのストーンがあれば、気軽に取り入れられるので、人それぞれ自分が心地よいと思える使い方を見つけてもらえたらいいなと思います」

 

Q:天然精油100%であることの良さは?
A:自然由来の深みがあり、強く香り過ぎないのが魅力です

「天然精油は、香りが優しく穏やかなのが特徴です。合成香料に比べると、より複雑な自然の成分からできているので、香りに深みがあることが良い点ではないでしょうか。

香りが強すぎず、くどくないので、使用後もほどよく薄くなっていきます。強い香りが苦手、という方にもオススメできます」

 

日々に寄り添う、お守りのような存在に

当店オリジナルのエッセンシャルオイルの容量は10ml。

ネットショップで香りものを買うのがちょっと心配な方、初めての香りやいくつか揃えてブレンドに挑戦してみようかなという方にも、手に取りやすいサイズ感で、全10種類の香りを揃えました。

不安に苛まれたとき、なんだか気持ちがソワソワして眠れないとき。えいっと頑張りたいとき、好きなことにとことん没頭したいとき。

皆さんの日々に寄り添う、お守りのような存在になってくれたら嬉しいです。

– シリーズは10種類 –
全てのアイテムはこちら

【photo】吉田周平


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