【スタッフの愛用品】ざっくりでも、鍋がおいしく炊いてくれる。HARIOの土鍋でお米愛が沸騰中です
編集スタッフ 藤波
2年ほど前に、炊飯器を手放しました。鋳物ホーロー鍋でお米が炊けるらしいと聞いて試してみたら、そのおいしさに感動してしまったのです。
それから我が家はずっと鍋炊飯派なのですが、一つだけ困ったことが。ホーロー鍋でメインおかずを作る日は、お米が炊けません。
当然と言えば当然の困りごとに思えるけれど、勢いのままに炊飯器を手放したときは不思議と気がつかなかったんですね。
そんな事情でお米はいつも多めに炊いて冷凍しておくのがお決まりでしたが、新米の季節を前に、ずっと気になっていたHARIOの「炊飯用土鍋」を迎えました。
ミニマルでかわいい「土鍋」がやってきた
ふたり暮らしなので、選んだのは1〜2合炊き用の小さい方のサイズ。
土鍋というとどっしり大きいイメージがあったので、届いてみてまずそのコンパクトさに驚きました。
無駄のないスタイリッシュな佇まいでありながら、全体のフォルムはころんと丸みを帯びて、土鍋ならではの温かみも感じられます。
横幅・高さはそれぞれおよそ20cm。ガラス蓋をひっくり返して鍋の中にスポッとしまうと、高さはたったの12cm!
キッチンがすでに道具でいっぱいのためちょっぴり心配していましたが、食器棚の空きスペースにぴったり収納できてホッとしました。
ほぼ、ほったらかしで約20分。
「専用の道具」はやっぱりすごい
届いた日のお昼に、早速お米を炊いてみました。
鍋炊飯の経験はあったので、おいしく炊くためにはきっと計量や時間管理が重要のはず……そう身構えていたのですが、気になる手順はたったの4ステップ!
それも、想像以上にほったらかしで大丈夫だったんです。
1. お米をとぎ、水を加えて30分程浸水させる
▲鍋の内側に1合・2合それぞれに適した水量ラインがあるので、計量カップいらず◎
2. 蓋をして中火~強火で加熱する
▲火加減は鍋底の平らな部分にぴったり添うくらいが目安だそう。わかりやすい!
3. ホイッスルが鳴ったら1分待ち、火を止める。
▲ガラス蓋なので炊飯中のお米が見えます。鍋の中はこんなふうになっていたんだ〜とワクワク
今回は初めてだったので理科の実験気分で鍋の中を覗きましたが、お気づきでしょうか。
火にかけてから止めるまで火加減を調節する必要がなく、ホイッスルが「ピー」と鳴るまでそのまま放置していいのです。もちろん、蓋はしたままでOK。
これは鍋で炊飯したことのある方には感動ものの楽ちんさだと思います。(沸騰するまで見張って弱火にしたり、そこからの分数を測ったり。意外と鍋から離れられないんですよね)
※ホイッスルは想像していたよりもやさしい音量だったので、部屋で音楽などをかけていると気付きにくいかもしれません。また、お米の状態によってはホイッスルが鳴らないこともあるそうで、その場合はしっかり沸騰した(ガラス蓋内に泡があがった)タイミングを目安にすると良いそうです。
4. 15分ほど蒸らしたら出来上がり
▲蓋は熱くなるので、開けるときは必ず鍋つかみやふきんを使用してくださいね
浸水の時間を除けばおよそ20分。あっという間にごはんが炊き上がりました。
土鍋で炊いただけあって、ふっくらもちもち。つやつや。終始ざっくりとしか計量していないのに鍋まかせでこんなにおいしいごはんが炊けるなんて、やっぱり専用の道具はすごいです。
この日のために!と残しておいたふるさと納税のうにいくらセットをお供になんとも贅沢なランチを噛み締めていたら、気づけばお米1合が胃袋に消えていました。
参鶏湯やリゾット。お米料理はおまかせあれ
スタンダードな炊飯だけでなく、お米を使った他の料理もバッチリおいしく作れました。
楽したいけれど、しっかり栄養を摂りたい。そんなときに頼りにしている当店のレシピがいくつかあります。これからの季節に毎年重宝しているのが、脇もとこさんのおうち参鶏湯。
今年一番の肌寒さを感じた休日、朝からコトコト。土鍋は保温性に優れているので、食卓に出したあともずっと温かいまま食べられて嬉しかったです。
もう一つが、有賀薫さんのきのことトマトのリゾット。こちらも鍋ひとつで完結するのがありがたいレシピで、よく在宅ランチに作ります。
弱火でじっくり炊いたら、リゾットならではのつぶっとしたお米の食感を残すことができました。
▲あと1品ほしいとき、野菜をまるごと入れる炊き込みごはんも定番になりました
大きな鍋でひとり分を作るのはちょっと億劫だしガスももったいない気がしていたけれど、この土鍋は本当にちょうどいいサイズで。
お米料理はもちろん、冬に向かって寒くなる時期にはキムチチゲや湯豆腐などいろんなあったかレシピをこの鍋で作りたいです。
お手入れもスルッと楽ちんです
最後に気になるお手入れ方法ですが、なんともノンストレス。蓋部分は簡単に分解できるので隅々まで洗えて気持ちがいいです。(蓋部分のパーツは食洗機もOKだそう)
おこげを欲張った日にはさすがに釜の内側にコゲがつきますが、今のところ数分水に浸しておけばいつものスポンジでスルッと汚れを落とせています。
もし頑固なコゲができてしまった場合には、釜に適量の水と重曹を小さじ2入れ煮立たせ、しばらく置いてから洗うといいようです。
見た目はもちろん、使い心地からお手入れまで好きなところしかないHARIOの炊飯用土鍋をご紹介しました。
秋刀魚、きのこ、栗やさつまいも。炊き込みごはんがおいしいこの季節に、まだまだお米愛の沸騰は続きそうです。
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