【あの人のバッグ】手仕事の魅力をぎゅっと詰めこんで。ショップオーナー兼 編み物作家の「かばんの中身」

リップに手帳、お財布、ポーチ。名前をみるだけで心おどる、そんなアイテムたちが一堂にあつめられた「バッグの中身」には、そこかしこに 「その人らしさ」 が詰まっているのかもしれません。
特集「あの人のバッグ」は、気になるあの人のバッグやポーチの中身を、あれこれ聞いてみる連載シリーズ。
今回のバッグの持ち主は、奈良と京都を拠点にセレクトショップを営む、編み物作家のカキモトユキさんです。
− バッグの中身 −
手織りのポーチと一緒に、
こだわりの雑貨をぎゅっと詰めて

左上から時計回りに
・Mini bag / kakimoto yuki hand knitting
・財布 / 革職人さんにオーダーしたもの
・スケジュール帳 / 無印良品
・スマートフォン
・ハンカチ / Isabelle Boinot × kakimoto yuki hand knitting
・ポーチ / kakimoto yuki hand knitting
・カードケース / BROOKS BROTHERS
・手帳 / MOLESKINE
カキモトさん:
「鍵やICカード、コスメ類など、細々したものは、自分で編んだミニバッグやポーチにまとめています。
手帳は、スケジュール管理用のものと、編み物のアイデアをメモする用に2冊持っています。無印良品のマンスリータイプの手帳が、スケジュール管理に使いやすくて、ここ数年は毎年購入しています。
ハンカチは、フランス在住イラストレーターのIsabelle Boinotさんと私のブランドでコラボしたもの。
お気に入りのワードローブたちを描いていただいた原画がいくつかあり、ハンカチ用にその原画をランダムに散りばめデザインしていただいたもので、私もお気に入りのアイテムがぎゅっと詰まった絵柄でお気に入りです」
− ポーチと、その中身 −
コンパクトで頼れる
おまもりコスメグッズ

カキモトさん:
「バッグの中身でお気に入りなのは、自ら手織りした布で仕上げたポーチ。編み物をして出た、短くなった毛糸や残布を織り込んで仕上げたものです」

左から
・クシ / 金竹堂
・ハンドクリーム / HERMES
・ヘアピン / gather
・エッセンシャルオイル / イムネオール100
・ネイルオイル / uka
・リップクリーム / Welcia
・コンシーラー / ETVOS
・フェイスパウダー / ETVOS
カキモトさん:
「ポーチには、コスメアイテムを入れています。
クシは夫からプレゼントでもらった、京都祇園の『金竹堂』のもの。コンパクトで使いやすく、ケースも可愛くてお気に入りです。
ヘアピンは、名古屋のセレクトショップ『gather』オリジナルのもの。編み物をする時や食事の時、ピシッととめて愛用しています」
− お気に入りのカバン −
経年変化が愛おしくなる
とっておきのバッグたち


・竹籠+ミニトート / kakimoto yuki hand knitting
カキモトさん:
「いつも使っている自作のミニトートがすっぽりおさまるサイズ感をイメージして、竹籠職人さんに別注で作ってもらった籠のバッグ。私が営むお店で、不定期ですが販売しています。
1点1点異なるそれぞれ個性のある “やたら編み” の雰囲気や、日々持って出かけるものがちょうどおさまるサイズ感もお気に入りのポイントです。
ミニトートは、洋服を作って出る余り生地を “残布ワーク” としてマイペースに製作していて、お店で販売をすることもあります」

・手編みのショルダーバッグ / kakimoto yuki hand knitting
カキモトさん:
「荷物がコンパクトな時は、手編みのショルダーバッグで出かけます。
モノトーンでコーディネートしやすくて、手持ち、ショルダー、斜めがけと3wayなところも便利で気に入っています」

・大きな蝋引きのトート / Kazumi Takigawa
カキモトさん:
「小旅行や、複数ある自分の店舗間の商品移動にも、たっぷり入って大活躍しています。
使うほどに風合いが出て経年変化していくところや、自立してトンと置けるところや、その佇まいもお気に入りポイントです」
お気に入りのアクセサリーは?

左から時計回りに
・ブレスレット / ギフト
・ブレスレット / Maria Rudman
・リング / Maria Rudman
・リング / FU
カキモトさん:
「アクセサリーは気に入ったものを長く、ほぼ毎日着けています。私にとってのお守りのような存在です。
シルバーのブレスレットは、大切な方からギフトとしていただいたもの。いつも身につけているアクセサリーとすっと馴染んでくれて、お気に入りです。
Maria Rudmanのブレスレットも、どれも10年以上愛用しているもので、経年変化を重ねながら手に馴染んでいくところが気に入っています。
ジュエリー作家・坂口涼子さんのブランド『FU』のリングは、夫が個展に行き購入してきてくれました。織模様がとても気に入っています。今では私のお店でもお取り扱いをさせていただいています」
***
△カキモトさんのアトリエ部屋。気持ちのあがる可愛らしさと、洗練された雰囲気が一緒になった世界観が伝わります
経年変化を愛おしみながらずっと手にしたいバッグ、そしてアトリエ部屋からも感じられる雰囲気をそのまま映し出したようなカキモトさんのバッグの中身。
ご自身の作品と、お店で扱う手仕事のモノたちの魅力が調和し、詰まっているように感じられました。
さて、次回はどなたのバッグが登場するのでしょう。お楽しみに。
photo:カキモトユキ


カキモトユキ
奈良と京都を拠点に、夫婦でセレクトショップ&ギャラリー「HS」を営む。自分が着たいと思う洋服のデザインや手編みのバッグやセーターなどを手がけるブランド『kakimoto yuki hand knitting』を主宰。京都では、自身のブランドショップ「TREE」を営む。
HP:https://hs-hayashishoten.com/
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