【春の水餃子】長谷川あかりさんに教わる「春ごぼうのカレー餃子」
まだまだ寒い日は続きますが、気持ちは次第に次の季節へ。いろどり明るい軽やかな餃子で春を待ちましょう。
今回は料理家の長谷川あかりさんに、春野菜を使った水餃子と小さなおかず4種を教わりました。餃子は完全栄養食。これさえあれば、今日の献立は大満足です。
茹で汁もおいしいスープに。
春ごぼうのカレー餃子
材料(10個・2人分)
餃子の皮(大判)…10枚
鶏ももひき肉…70g
ごぼう…50g
玉ねぎ…1/8個(25g)
料理酒…大さじ1と1/2
カレー粉…小さじ1(2g)
塩…小さじ1/3(2g)
【仕上げ】
ナンプラー、パクチー(好みで)…適量
作り方
1.タネを作る
ごぼうは皮を包丁の刃で軽くこそぎ、1/3をすりおろし、残りはみじん切りにする。深さのあるフライパンまたはボウルに材料すべてを入れて、ヘラなどでよく混ぜ合わせる。
▲タネを包むのには「アンベラ」があると便利。
長谷川さん:
「タネは餃子を茹でるフライパンの中で作ると洗い物の節約になります。
包み終わったらこのままお湯を沸かせば、同時に煮沸消毒もできて一石二鳥です」
2.包む
皮の中央に10等分にした1をのせ、水(分量外)を皮のふちにつけて半分に折りたたむ。
三日月型になった皮の両端を手前に持ってきて重ね合わせ、同様に水を適量つけて留め、帽子型に包む。残りも同様に包む。
長谷川さん:
「帽子型は具材の量がパンパンになりすぎないようにすると、きれいに包めます。今回のタネの分量なら皮は大判を選ぶとちょうどいいと思います」
3.茹でる
タネを入れていたフライパンでたっぷりの湯を沸かし、2の餃子を入れて5分茹でる。餃子が浮いてきたら、茹で汁ごと器に盛り、ナンプラーをひとまわしかけ、お好みで細かく切ったパクチーを散らす。
長谷川さん:
「ごぼうと肉のうまみが染みたゆで汁は、とろみがあってスープのよう。ナンプラーをかけるだけでおいしく食べられます。ナンプラーが苦手なら、白だしもおすすめです」
付け合わせにおすすめ「ごまきゃべつ」
材料と作り方(2人分)
1.きゃべつの葉200gをせん切りにして、塩小さじ2/3(4g・きゃべつの重さの2%)をふって10分おき、出てきた水気をしっかり絞る。
2.1に白ごま、太白ごま油、酢を適量加えてよく和える。
1の工程でできた『きほんの塩もみきゃべつ』に好みの調味料を加えれば、水餃子に合う副菜ができあがります。今回はごぼうのコクに合わせて香ばしいごま。お酢の酸味でさっぱりと、口直しにもぴったりです。
ごぼうの餃子はひとくちかじると鼻に抜けるごぼうの香り。おろしごぼうのおかげで風味が増し、刻んだごぼうはシャキシャキした歯ごたえで、ごぼうが存分に堪能できます。
そこにカレー粉のパンチが加わって、より食欲をそそる味に。つるんと軽やかながら、ごはんにも合いそうな食べごたえです。
カレー粉は辛みを感じる量ではないので、辛いのが苦手な方でも大丈夫なはず。ただ、お子さんが食べるなら、カレー粉を半量に減らすとより食べやすいです。
「今の時期ならぜひ春ごぼうで」とあかりさん。みずみずしい食感は、水餃子にぴったりです。
【写真】濱津和貴
もくじ
長谷川 あかり
料理家、管理栄養士。SNSでのレシピ発信が反響を呼び、雑誌やWEBで幅広くレシピ提案を行う。近著に『時間が足りない私たちの新定番「私、天才かも!」レシピ』(講談社)、『フライパンひとつで作る ゆるごちそう 煮込み・蒸し・スープ』(幻冬舎)など多数。Instagram:@akari_hasegawa0105 。
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