【春の水餃子】02:黒酢だれでさっぱり。菜の花とツナの水餃子
まだまだ寒い日は続きますが、気持ちは次第に次の季節へ。いろどり明るい軽やかな餃子で春を待ちましょう。今月は料理家の長谷川あかりさんに、春野菜を使った水餃子と小さなおかず4種を教わっています。
2品目は旬の菜の花が主役の餃子。ほろ苦い菜の花、軽やかな豆腐とツナ。ヘルシーでも食べごたえはばつぐんです。
ヘルシーだけど、食べごたえ満点
菜の花とツナの水餃子
材料(12個・2人分)
餃子の皮(大判)…12枚
絹豆腐…1/4丁(75g)
菜の花…80g
ツナフレーク(ノンオイル)…1缶( 70g)
片栗粉…大さじ1と1/2
塩…小さじ2/3(4g)
おろしにんにく…小さじ1/4
【玉ねぎ黒酢だれ】
紫玉ねぎ…80g
ごま油…大さじ1と1/2
黒酢…大さじ1
塩…小さじ1(2g)
【仕上げ】
あらびき黒胡椒…適量
作り方
1.タネと玉ねぎ黒酢を作る
菜の花は粗みじん切りにする。豆腐、ツナ缶を汁ごと、片栗粉、塩、おろしにんにくを深さのある深さのあるフライパンまたはボウルに入れて、手で揉みながら混ぜ合わせる。玉ねぎ黒酢だれは材料すべてを混ぜておく。
長谷川さん:
「手で揉むことで菜の花が塩揉みされ、水分が出てきます。豆腐、ツナは水切りしないでそのまま使ってOK。菜の花の水分も含めて片栗粉が吸収し、うまみを中に閉じ込めます。
タネは餃子を茹でるフライパン(または鍋)の中で作ると洗い物の節約になります。包み終わったらこのままお湯を沸かせば、同時に煮沸消毒もできて一石二鳥です」
2.包む
皮の中央に10等分にした1をのせ、水(分量外)を皮のふちにつけて端からひだを作りながら包む。残りの餃子も同様に包んでいく。
長谷川さん:
「水分が出やすいタネなので、包んだあとは時間をおかず早めに茹でるのをおすすめします」
3.茹でる
タネを入れていたフライパンでたっぷりの湯を沸かし、2の餃子を入れて4分茹でる。餃子が浮いてきたら、湯を切って皿に盛り、玉ねぎ黒酢だれをたっぷりのせ、黒胡椒をかける。
長谷川さん:
「肉を使っていないとは思えない、満足感のある味わいのひみつは菜の花とツナのコク。ここにさっぱりした玉ねぎだれがよく合います。
緑とピンクの春らしい色合いは特別感があり、おもてなしにもぴったりです」
付け合わせには「カシューナッツマヨきゃべつ」
材料と作り方(2人分)
1.きゃべつの葉200gをせん切りにして、塩小さじ2/3(4g・きゃべつの重さの2%)をふって10分おき、出てきた水気をしっかり絞る。
2.1にマヨネーズ、ごま油、砕いたカシューナッツを適量ずつ加えてよく混ぜる。
1の工程でできた『きほんの塩もみきゃべつ』に好みの調味料を加えれば、水餃子に合う副菜のできあがり。さっぱりしたツナの餃子には、カシューナッツとマヨネーズのコクが好相性。献立に食べごたえを足してくれます。
さっぱりした黒酢だれは万能選手。玉ねぎは普通のものでもいいですが、「あればぜひ紫玉ねぎを!」と長谷川さん。黒酢の酸が合わさることで、きれいなピンク色のたれに。辛味の少ない紫玉ねぎは、水にさらさず生のまま使えて楽ちんです。
ジューシーな餃子に、シャキシャキ玉ねぎ。食感の違いも楽しくて、食べ終わるのが惜しいようなひと皿です。
【写真】濱津和貴
もくじ
長谷川 あかり
料理家、管理栄養士。SNSでのレシピ発信が反響を呼び、雑誌やWEBで幅広くレシピ提案を行う。近著に『時間が足りない私たちの新定番「私、天才かも!」レシピ』(講談社)、『フライパンひとつで作る ゆるごちそう 煮込み・蒸し・スープ』(幻冬舎)など多数。Instagram:@akari_hasegawa0105 。
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