特集│料理家フルタヨウコさんのアトリエ訪問『そこは、宝の山でした。』その2

編集スタッフ 齋藤 編集スタッフ 齋藤

色々なものが混ざり合って、
見れば見るほど、ワクワクしてしまうフルタさんのアトリエ。
今日も、たっぷりとお見せします。

料理のお仕事のほかにも、
建築や編集に関わるお仕事もされているフルタさん。
そのあたりのお話もうかがってきましたよ。
店長佐藤との対談も、引き続きどうぞお楽しみ下さい。

キッチンの窓際には、DIYで取り付けたパンチングメタルが。

佐藤:
ケータリングって、テーマが決まっている場合も多いですよね。
料理のテイストとか、どんなものでも大丈夫なんですか?そのアイデアの源泉も気になります。

フルタ:
基本的にどんなテイストも大丈夫ですよ。以前、カッティングシート屋さんで錆シートの発表会があって、そこでは錆をテーマに料理をお出ししました。(笑)
うちは父親の実家が果樹園農家で、母は東京生まれなんですね。母はいろいろな凝った料理を作っていたこともあって、私自身料理のバリエーションを知る機会が小さい頃から多くあったんだと思います。あと、建築学科の課題で(※フルタさんは建築学科の出身なんです。)ゼロから考えることを鍛えられたのも大きいかもしれません。出された課題から、いかに自分の設計をしていくか。

佐藤:
構築していくっていう思考回路は、料理と建築って似ているんですか?そしてそれって、編集のお仕事にも繋がっていくんでしょうか。

フルタ:
そうそう、似てるんですよ。出来上がるものが建築なのか、料理なのかってぐらいに。
バランス良く、色々な工程の段取りをしながら作り上げていくというのも共通だと思います。何の仕事をしているの?と聞かれることが多いんですけど、全て『編集』で繋がっているんじゃないかな、と思っています。そうだ、社食だって、「クラシコム的な食の編集」なんです。

園芸用ラックにズラリと並ぶ調味料。

佐藤:
フルタさんが初めて作った料理ってなんですか?

フルタ:
多分、朝ごはんなんです。家族の。
小学生の頃、休日の早朝に観たいテレビがあって早く起きた時、見終わった後も両親がまだ寝ていたのでふと作ってみたのが始まりだったかな?うちは朝ごはんが定型化していて、決まって「パン・両親は紅茶・牛乳・果物・卵料理」でした。だから、何を作ったらいいか分からない!というのが無かったんですね。それで、母が起きてきてすごーく喜んでくれたのが嬉しかったっていうのを覚えてます。それがきっかけで、毎週末朝ごはんを担当するようになりました。あ、でも初めてやった作業は果物を剥くことだったかな?

フルタさんのお仕事前の朝ごはん特等席は、この縁側だそう。

連載2日目はここまでです。

明日はいよいよ最終回!
どうぞお楽しみに。

 

もくじ

料理家フルタヨウコさんのアトリエ訪問1 (10月22日更新)

料理家フルタヨウコさんのアトリエ訪問2 (10月23日更新)

料理家フルタヨウコさんのアトリエ訪問3 (10月24日更新)


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