連載|柳沢小実の、わたしが出合ったとっておき。 第4回『鞄の中身。』
柳沢 小実
「やっぱり、随分とすっきりしているのね」。
こう言われるたびに、
鞄の中って目につきやすいのだと実感します。
私の荷物は多すぎることもなければ、
極端に少なくもありません。
本が数冊と、手帳や仕事ノート、ペンケース
も必ず入っています。
その代わりメイク道具は極力減らして、
たった数時間の外出であれば
リップクリームとグロスだけということも
しばしばです。
物心ついた頃から、
ポーチというものに妙な愛着があって、
そもそも分類するのが好きなのだと思います。
マリメッコのがま口ポーチは
薄手でポケットのように使えるから、
いくつあってもかさばりません。
カラフルな色や柄を取り入れられるのも、
ちいさなポーチだからこそ。
バッグは、身軽に動きたいときはショルダー、
荷物が多い&重くなりそうなときは
リュックサック。
それでも、いくつになっても、
いちばん好きなのは布製のトートバッグです。
友達の北欧土産のマリメッコ
ドイツの本屋さんのエコバッグ
キャス・キッドソン
Bookと大きくロゴが入ったもの
ホームスパンの茄子紺は色が気に入っていて、
デンマークのスーパーirmaのトートも
大容量で使いやすい。
布製のトートバッグは、
本体が軽いのと、汚れたら洗えるところも
うれしいですね。中には、洗いすぎてかなり
縮んだものもあったりします。
バッグの中をすっきりさせたければ、
じつはバッグ選びがとても大事です。
縦長トートは雑誌や書類を縦に入れるのに
適していて、荷物が少ない人や
整理が上手な人向け。
横長トートは口が大きく開くから
中身が探しやすく、持ち物が多い人向け。
書類や本を体に近い側に入れて、
その向こう側にポーチ類やお財布を
立てて入れるときちんと収まります。
また、バッグの内側の生地は
明るい色のほうが、中身が探しやすいです。
バッグの中がいつもごちゃごちゃで
探しものばかり……という方は、
バッグの形状を見直してみてください。
かくいう私も底が丸みのあるボールのような
形のバッグを使っていたことがあり、
そのときは、常にごそごそ探していました。
(それがストレスで、そのバッグはじきに
出番が減っていきました)
このように、毎日の動作でひっかかる部分が
見つかったら、そこを気にして改善すると
いろいろなことがスムーズになりますよ。
バッグだけはたくさん使ってきて、
それが今関わっている商品開発などに
つながっていると思えば、
それもまた無駄ではなかったのでしょうね。
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