連載|柳沢小実の、わたしが出合ったとっておき。 第6回『梅雨の季節の必需品』
柳沢 小実
雨の日の外出は、足元が濡れるから
好きではありませんでした。
大切な靴を気遣いながら歩いたり、
ボトムスや靴下にハネないように
注意するのも、ちょっと面倒。
だから、雨の日は基本、家に引きこもり。
週間天気予報を見て、雨の前には食料を
買い込んで、できるだけ予定も調整して、
出かけずに済むようにしていました。
今は、以前ほど雨の中を出かけるのが
億劫ではありません。
それは間違いなく、長靴のおかげ。
日本野鳥の会の長靴には、
どれだけ感謝してもしきれません。
もちろん、これまでも長靴は愛用して
いましたが、他の長靴との最大の違いは、
着脱の楽さと軽さ、そして何よりも持ち運び
しやすいことでしょう。
フェスのために購入して、その後も
キャンプや雨の日、旅など、事あるごとに
お世話になっています。
このように、性能のいい道具によって
不便さはかなりカバーできます。
肩にかけられるショルダータイプのバッグや
ザックもそう。雨の日は傘を持つために
片手がふさがるから、
バッグは両手があくものがいい。
肩にかけるトートももちろんいいですが、
斜めがけできるショルダーバッグや、
背中にしっかり背負えるザックは、
さらに動きが自由になります。
大雨の日はゴアテックスのジャケットも
使えます。元々登山の際の雨具として
選んだものですが、山ではほぼ防寒用途で、
それよりもむしろ、雨の日にレインコート
代わりに使っています。
ここ数年で、アウトドアウエアを街でも
着ている人がぐんと増えました。
悪天候時のウエアはアウトドアメーカーの
得意とするところなので、機会があれば
ぜひ見てみてくださいね。
そして、雨の日に最も大切なのが「傘」です。
私はビニール傘は持たず、
長傘を1本、折りたたみ傘を2本
常備しています。
外出先でお店に入るときは、折りたたんで
手元に持っていられる折りたたみ傘が安心。
店内でも滴が垂れないように、
共布の袋や巾着がついているものを
選んでいます。
服は暖色系はほとんど選ばないのに、
傘だけはなぜか両方とも赤系。
雨の日に明るい色を取り入れて、気分を
明るくという気持ちのあらわれに
思えますが、もしかしたら、
なにか別の心理も働いているのかも
しれませんね。気になります。
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