連載|socukaの、花日和。 第7回『初夏の風 / ドウダンツツジ』
socuka
日に日に暑くなってきましたね。
日差しも強くなってきて、夏が近いと感じます。
徐々にお花の保ちも悪くなって来る頃ですが、
そんな季節の強い味方、ドウダンツツジのお話。
ドウダンツツジは枝ものなので、
知っているけど家には飾ったことがない、
という方も多いかもしれませんね。
実際、私も生け込みの仕事をするまでは
あまり興味がなかったのですが、
夏の、どんなお花も、枝ものさえもたない時期に
抜群のもちの良さを発揮するドウダンツツジが
今では欠かせない存在になっています。
ドウダンツツジの魅力は何と言ってももちの良さ。
暑い時期でも平気で1ヶ月くらいもちます。
毎日お水を変えなくてもいいし、切花のように
茎が溶け出すようなこともありません。
そして涼しげなグリーンが
気分的にも暑さを和らげてくれます。
ドウダンツツジも長いまま売られているので、
ミモザ同様、大きい花瓶がない、などの理由で
買ったことがない方もいるかもしれませんが、
今年はそんな方にぜひ試して頂きたいです。
広がる空間
うちでは仕事で余った花材を飾っているので、
よく使う大きめの花瓶はひとつだけ。
高さ50cmほどですが、そこまで大きくなくても
少し背の高い花瓶が1つあると
飾れるものの幅が広がって便利です。
良いドウダンツツジは
枝が先までなるべく太めでまっすぐなもの。
そして葉はなるべく大きめで色が濃く
ハリのあるものを。
枝振りの良いものだと一本でも家に飾るには十分。
長すぎてバランスが悪い場合は
葉を落としたり節で切り、切り口を割ります。
ドウダンは枝の広がり方も縦ではなく横なので、
横への広がりを生かして飾ると奥行きが出て素敵。
秋には紅葉したドウダンツツジが出てくるのですが、
そちらも風情があっていいんですよね。
もちろん、長持ちします。
枝ものを飾るようになると、
飾るお花の幅もぐっと広がります。
買わず嫌いの方にはぜひこの時期に
ドウダンツツジをおすすめします。
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