【特集|店長佐藤の、暮らしとしごと】第2話:リビング・ダイニングの植物編
編集スタッフ 田中
聞き手・文 スタッフ田中、写真 鍵岡龍門
5日間の連載で、当店店長・佐藤に密着。
「暮らしとしごと」としてお宅訪問し、暮らしを楽しくする当店のアイテム使いや、仕事に対する思いなど、日々のヒトコマを紐解いた特集です。
植物たちが、部屋のなかで持つ役割。
佐藤宅でとにかく目にするのが、たくさんのグリーンたちです。
上に、下に、目の前に。。あちこちに配置されて、目に彩りを運んでくれています。けど、増え過ぎ?
佐藤:
「はたから見ると、ただ増えていってるようにしか見えないかもしれません(笑)
でも実は自分なりに植物の置き方には意味や役割を持たせているんです」
役割その1:窓の外と中の風景をつなげて、広々と
ベランダとの境にひしめく緑。ひょいっと窓の外へ目をむけるとそこにもグリーンがあります。
夜もカーテンを閉めないこの部屋だけは外と中の風景をつなげることで広々とみせたいのだそう。
役割その2:リビングとダイニングのゆるやかな仕切り
リビングとダイニングの間に片方には大きなウンベラータ、もう片方にはソファ横にベンガレンシスという大きな観葉植物やプランツロープで吊るしたアイビー、小さな鉢植えたちが集います。
これは二つのスペースをゆるやかに区切る意味をもたせているのだそう。
最近買い足したというデンマークのマガジンラックは、ソファー横に小さな鉢植えを並べるためにジャストサイズのものを長年探していたみたいです。
(マガジンラック:デンマーク製ヴィンテージ)
役割その3:どんなときもグリーンが視界に入るように
上から植物が吊るされていたり、いろんな高さや位置に植物があるのはどんなシーン、どんな姿勢のときもグリーンが目に飛び込んでくるようにしたいから。
これは自分や家族の目をうるおして癒せるようにというのが、やはり目的だそう。
電気レールに吊るしたドライフラワーは雑誌などで見て、すぐに真似をしたとか。
佐藤:
「皆さんにはいつも植物が元気ですねと言っていただくんですが、これまでにたくさん失敗して育てられなかったものもあります。
今あるものは、自分でも育てられると分かっているものに厳選していて、水やりも少なめで埃とりくらいで済む手入れが楽なものを選んでいます」
植物の選びかた・置きかた
私が驚いたのが、この部屋にある植物たちに一つとして同じ物がないことでした。
どうやら佐藤は、好きが故なのかすべて把握していて買う時にはだぶらないようにしているそう。
それにしてもどんなところで買っているんでしょう?
佐藤:
「大きな観葉植物はネットショップ、鉢植えや多肉植物は近所の花屋さんや雑貨屋さんで買っています。
ソファ横に並ぶ鉢植えは、マガジンラックがきてから揃えたものです。
鉢の色も、大きさも違うものにして並んだかんじもデコボコにしたいんですよね」
そうすると小さなジャングルみたいになる、と楽しそうに語っていました。
そういえば、窓辺もそうです。
高さのあるもの、小さな鉢、蔓の長いもの、いろんなタイプが入り交じることで動きのある風景ができていました。
(花台にしているもの:イギリス製ヴィンテージのソリ)
家のなかで、いちばん好きな景色
みなさんにもあるでしょうか?家のなかでいちばん好きな景色。佐藤の場合は、上の風景なんだとか。
玄関をあがって、すぐ左が上の風景。奥に見通せるグリーンに癒されるからそのためにリビングへの扉を開けて家を出るんだそう。
佐藤の、家に対する愛着が一番よく出ているな〜と思った出来事で、思わず書いてしまいました。
明日はキッチンの様子をお届けします。いろんなエピソードが出て来たので張り切ってお届けしますね!
(つづく)
店長宅でみつけた暮らしの道具
① REDECKER/赤い柄のほうき②PLASTEX/スプレーボトル(黒) PLASTEX/ジョーロ(黒)/0.75L
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