【特集|その働きかたが知りたい】神楽坂・かもめブックス 第2話:”あの人がいる本屋さん”を作りたい。

編集スタッフ 田中 編集スタッフ 田中

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4日間にわたって、特集「その『働きかた』が知りたい」かもめブックス編をお届けしています。
街の本屋さんになる決意をした柳下さんとその仲間の本屋さんづくりのお話、どうぞ楽しんでご覧ください。

(書き手:スタッフ田中、撮影:小野田陽一)


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第1話(2月23日)
街の本屋さんになる決意をした僕ら

第2話(2月24日)
"あの人がいる本屋さん"を作りたい。

第3話(2月25日)
ここで本と出会ってもらうために。

第4話(2月26日)
僕らがオススメする本。


 

どんな本屋にしよう!?

2日目は、いよいよ本屋さん開業にむけた準備編です。柳下さん達の熱い気持ちをどう実現していくのか、これから本屋さんを開きたいひとにも後押しになるようなことが詰まっているかもしれません。それではまいりましょう!

kamomebooks_2day_018▲改装工事が入る前(写真提供:かもめブックス)

– 編集チーム・田中(以下、田中):
かもめブックス立ち上げのとき、どんな構想があったかお聞かせください。

柳下さん(以下敬称略):
「まず井上と決めていたのが、カフェとギャラリーを併設したいということでした。流行と捉えられるかもしれないけれど、”お客様を迎える間口”を広げるためにどんな舞台装置が必要なのか?と考えて決めたんです。

実はここ、前の本屋・文鳥堂さんの前も本屋だった場所なんですよね。つまり僕らは三代目にあたるわけです。その場所にまた本屋ができるということで、同じ切り口では通用しないと思ってのことでもありました」

kamomebooks_2day_005▲現在の店内。まずカフェが目の前に。コーヒーを注文し待っていると、豆を挽くいい香りが漂って丁寧にドリップしてくれる様子が見れます。

kamomebooks_2day_003_1▲奥のギャラリー。光が差し込み、気持ちのよい空間。ここにいるときもコーヒー豆の香りが漂ってきます。

 

「あの人がいる本屋さん」に
したかった。

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柳下:
「もうひとつ思いとしてあったのが『誰が営んでいる本屋さん』なのかを分かるようにすること。本屋ではたらく書店員さんは、みんなが『書店員』であって、その人と話すために行くなんてことはないに等しいと思うんですね。

僕らは、誰がいる本屋さんなのかをはっきりして、お店だけれど人格を持っているような存在を目指したかったんです」

そこにきて柳下さんは最適のキャラクターだったのではないでしょうか。風貌といい、人柄といい、表に出すべき人はこの人だ!と井上さんに半ばのせられ(?)、開店の予告サイトに登場したのでした。

いまは、神楽坂の街で声をかけられることもあるとか。そのチャーミングな風貌は井上さんの予想通り、かもめブックスの顔となっていましたよ。

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洋服屋さん、飲食店、、、なじみの店員さんと話すのを楽しみにでかけることもありますよね。本屋さんもそうであってほしい、その気持ちが伝わってきました。

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カフェ、ギャラリーを一緒に
作った人々との出会い。

kamomebooks_2day_016▲WEEKENDERS COFFEEでの焙煎の様子(写真提供:かもめブックス)

-田中:
カフェとギャラリーは、関西の書店などを視察しているときに出会いがあったそうですね。

柳下:
「関西で面白いなと思っていた書店があって井上と実際に見に行きました。その合間に入ったWEEKENDERS COFFEEさんで、『ここ、すごくいい!』と一目惚れみたいになったんです。朴訥としたお二人の雰囲気も良いし、何より美味しいコーヒー!

お客として入ったのに、すぐに本屋のことや焙煎の話を始めてしまいました(笑)」

WEEKENDERS COFFEEのオーナー・金子さんご夫婦は、元々コーヒー豆の焙煎と販売、カフェを営んでいらっしゃいました。しかしもっとコーヒー豆のことに真剣になりたい!とちょうど一ヶ月前、焙煎とスタンドだけの形に変えたばかりだったそうです。こうして焙煎をお願いする方が決まりました。

kamomebooks_2day_015_1▲かもめブックスでの金子さんご夫婦。コーヒを提供するときの研修もしていただいたそうです。(写真提供:かもめブックス)

さらに、悩んでいたギャラリー、そのご縁もまた関西にありました。

お店を運営する上でさまざまなデザインワークをお願いする方を探していたときのこと。かもめのイラストを描いてもらいたいと探していたイラストレーターさんの多くが共通して展示経験のあった場所が大阪の「gallery ondo」でした。

よくよく調べてみると、デザイン会社「G_GRAPHICS INC.(ジーグラフィックス)」が運営するギャラリーだと分かりました。

kamomebooks_2day_017_2▲G_GRAPHICS INC.が手がけるondo tosabori(写真提供:かもめブックス)

柳下:
「4人で運営されている事務所で、デザインをしている手前のスペースが全部ギャラリーになっていたんです。それはお客様、つまりデザインを受け取る側の方の近くにいたいからという思いだったそうです。

彼らは『デザインで人と人をつなげる』というコンセプトを持って活動していました。本屋で人と人をつなげたり、本と出会う場にしたいと思っていた僕らは、とても共感したんです」

kamomebooks_2day_014▲G_GRAPHICS INC.の方々(写真提供:かもめブックス)

デザイン事務所というと、おしゃれなものを生み出す集団という印象がつよいかもしれません。そして、ちょっぴり縁遠いイメージも。

けれどもG_GRAPHICS INC.さんの思いに触れ、共感した柳下さん達はロゴデザインなどのお仕事を依頼。さらに大阪と東京でギャラリーを共同で運営していく事になったのです。

夢だったカフェとギャラリーは、協力者を得て実現へと動きはじめました。そして、自分たちがここでお届けする本を集めはじめます。いよいよオープンが迫ってきました。

明日は、オープンしたかもめブックスを、より楽しんでもらうためのお店の様子をお見せします。どうぞお楽しみに!

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もくじ

第1話(2月23日)
街の本屋さんになる決意をした僕ら

第2話(2月24日)
"あの人がいる本屋さん"を作りたい。

第3話(2月25日)
ここで本と出会ってもらうために。

第4話(2月26日)
僕らがオススメする本。


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