【特集|お花と上手に暮らすコツ】第6回:枝ものを飾って、お家に季節感をプラスしよう。
編集スタッフ 二本柳
(聞き手・文:スタッフ二本柳)
フラワー&グリーンスタイリストのさとうゆみこさんに教わる、お花と上手に暮らすコツ。
第6回の本日は、季節感のあるすてきなお家にするにはどうしたらいいか?そのための1番の近道を教えていただきました。
その秘訣は「枝もの」にあるようです・・・。それではさっそくまいりましょう!
枝もので季節感をたのしむ。
1. 枝ものを選べば、
おのずと季節感のある部屋になる。
※使ったお花:ヤマブキ
「ハウス栽培をしない国産の枝物は、季節のものしか市場や店にも出回らないんです。だから枝物を部屋に飾るということは、季節をそのままタイムリーに楽しめる、とても贅沢なことなんですよ。わたしも、枝がしつらえてあるお家に行くと『ああ、風情のある方なのだなあ』と感じます」
2. 枝は数本さすだけでカッコイイ。
「枝ものの嬉しいところは、数本を無造作に生けてあるだけで雰囲気がでるところ。細い器なら1本だけでもすてきですから、花屋に行ったらぜひ枝ものを選んでみていただきたいです」
3. 細長い器を選ぶと大人っぽい。
「写真のような細長いシンプルな花器は、1つあると重宝するのでオススメです。枝ものはもちろん似合いますし、お花も短くカットしすぎずに、長めに活けると大人っぽくて素敵ですよね」
4. 枯れ枝などは取り除く。
「第1回で紹介した『水に浸かっている余分な葉っぱを取り除く』と同じで、枝ものの場合は枯れ枝もていねいに切ってあげてくださいね。」
今日のまとめ。
1. 枝ものを選ぶと、おのずと季節感がでる。
2. 細長い器に数本さすと大人っぽい雰囲気に。
3. 枯れ枝はていねいに取り除いてから活ける。
枝ものというと、ハードルが高いような印象がありましたが、今回教えていただいたように数本を生けるだけでとても存在感があり、意外にも草花よりも気楽にしつらえることができるのかもしれません。
そしてなにより、季節をたのしむという風情を、枝ものでたのしめるところが嬉しいですね。
それでは次回もどうぞお楽しみに!
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