【特集|お花と上手に暮らすコツ】第8回:ドライフラワーの飾り方アイデア。
フラワー&グリーンスタイリストのさとうゆみこさんに教わる、上手なお花との付き合い方。
最終回の本日は、ドライフラワーを上手に飾るにはどうしたらいいか?そのコツを教えていただきました。
ドライフラワーを上手に飾るには?
飾り方アイデアその1.
ガラスの中に入れてみる
◎清潔感を大切にする
「ドライフラワーは放っておくと、埃をかぶったような雰囲気になってしまいますよね。飾るときは “清潔感” を意識することがとくに大切なんです」
◎空間との調和を考慮する
「お家のインテリアのなかでドライフラワーだけが浮いてしまう、ということがないように空間全体を眺めてみてくださいね。たとえば、インテリアが全体的にモダンで新しい雰囲気のなかで、色あせたドライフラワーが無造作に飾ってあるとやはりミスマッチ。飾る部分だけでなく、空間としてとらえてあげることが大切ですよ」
◎お気に入りを少しだけ
「ガラスの中に入れると清潔感もでて、空間とのバランスも取りやすくなります。そしてそのときに、余白を残してあげることもポイント。ドライとして残った植物のうち、お気に入りを少しだけディスプレイしてあげるんです」
飾り方アイデアその2.
ボックスの中にしまっておく
◎ずっと飾っておかない
「ドライフラワーっていつまで飾っておくか分かりにくいですよね。でもやはりドライも時間をかけるとだんだんと色が抜けてきます。生花と同じように、飾っておく期間を区切ると清潔感がありますよ」
◎その日の気分でチョイス
「たまたま綺麗にドライになったお花やお気に入りのものをいくつかピックアップして、箱のなかにしまっておくのもオススメです。その日の気分で箱からいくつか取り出してガラスの中に入れてみたりして…。私は箱をそっと開けて、中をのぞきながら幸せな気分になったりもするんです」
今日のまとめ
1. ガラスの中に入れて飾ると清潔感がでる。
2. 飾る部分だけでなく、空間との調和を考慮する。
3. 生花と同じように、飾っておく期間を区切る。
4. お気に入りだけを箱にしまっておく。
8回にわたってお届けした連載、「お花と上手に暮らすコツ」はこれにて完結です。
フラワー&グリーンスタイリストのさとうゆみこさんご指導のもと、お花を長くたのしむための基本のことや、お家で飾るときのコツなどをお届けしてきました。お楽しみいただけましたでしょうか?
今回さとうさんから話を伺うなかで、「お花をたのしむということは、イコール季節をたのしむことだと思う」と仰っていたことが印象的でした。
日々うつりかわっていく季節の変化を、忙しい生活を送るなかで見過ごしてしまわぬように一つ一つ感じとっていけたなら、暮らしはちょっぴり豊かになるような気がしますよね。
そしてお花をたのしむ(季節をたのしむ)ということは、そんなに大仰なことでもなく、とても身近なことなのだということを、こちらの連載で感じていただけていれば嬉しいです。
皆さまのお花のある暮らしが、より親しみ深く、よりたのしいものとなりますように!
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