【ここから始める多肉ライフ】第5話:大きくなりすぎた多肉を、元のかわいいサイズに戻すには?
聞き手・文・写真 スタッフ二本柳
多肉植物専門ストア「solxsol(ソルバイソル)」の松山美紗さんに教わり、初心者でもはじめられる基本的な多肉の育て方をお届けしています。
第5話となる本日は、順調に育ったのはいいけれど少し大きくなりすぎたかな…?という方に朗報!
挿し木(さしき)という方法で、もとの小さな姿で楽しむことができますよ。多肉の数を殖やしたいという方にもオススメです。
挿し木のステップ。

用意するもの
・多肉植物
・乾いた土
・カッターまたは園芸用ハサミ
・小さめの容器(切り口を乾かすときに使います)
手順
[1] 苗の頭の部分を持ち、株元の少し下あたりからカットする。
[2] カットした子供は、土に挿しやすいよう下方の葉を取り除く。
[3] カットした部分の切り口を、立てた状態で乾かす。
[4] 数日経ち発根したら鉢に植えて完成!親株からも子供がでてきます。

ポイント1:発根するまでは、「立てた」状態で日陰に置く。

松山美紗さん(以下、敬称略):
「カットした切り口を乾かす時は、小さな容器などを利用して立てて置いておきます。寝かせた状態で放置すると、植物の体がぐるっと歪んでしまい、土に植えにくくなってしまうんです。
また、発根するまでの間は風通しの良い日陰に置いていてください。お水は一切あげなくて大丈夫ですよ」
ポイント2:親株からも子供が出てきます!
(左の状態が数日経つと右のように子供をつけます)
松山:
「カットした後の親株も捨てないでくださいね。通常の多肉植物を育てるのと同じ方法で水やりし、日光をたっぷり当てていると、数日でちゃんと子供が出てくるんです」
ポイント3:カットする場所は、株元の少し下あたり。

松山:
「カットする場所は、株元の少し下あたりを目安にします。また、木立ち種以外の多肉の場合は下の葉3枚くらいを残した上の部分をカットしてくださいね」
特に屋外で多肉を育てている方は、元気に育ちすぎていつの間にか大きくなりすぎた!というケースがあるかもしれません。
そんな時は、本日ご紹介した「挿し木」をためしてみてくださいね♪
(つづく)

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