【スタッフコラム】この仕事の魅力は「暮らしと仕事がひと続き」に感じられる瞬間かも。
編集スタッフ 長谷川
文・写真 スタッフ長谷川
高校1年生に「仕事の話」。どうすれば伝わるかな……。
数年ぶりに体育館へ足を踏み入れると、懐かしさがあふれました。高校時代は文化部だったくせに。
先日、母校の恩師にお話をいただき、高校1年生向けの「キャリアガイダンス」なる特別授業で、50分×2回の講演をしてきました。さまざまな職種の卒業生が呼ばれている中、僕は編集者やライターの仕事について、今現在で思っていること、考えていることを伝えてみました。
聞いてくれるのは、干支が一周近くも離れた高校1年生たち。青春まっただ中で、まだ「働く」というイメージもうまく持てないだろうに、さて何を話したものか……前日まで結構、悩んでしまいました。せっかくの50分間、聞いて損したと思われるのも、せつないですし。
そんな時に頭をよぎったのが、「はたらきかたシリーズ」のインタビューで田中千絵さんがおっしゃっていたこと。
「私は、楽しい大人と会わないと、子どもは『自分が何になりたいか』の目標が立てられないと思っているんです。」
そうか、それなら、僕がいま編集者やライターの仕事をしていた「何が楽しいか」を(緊張しているけれど、なるべく楽しそうに)伝えてあげたら、みんなが将来を考える時に思い出せるかもしれない。
iPhoneの写真フォルダを振り返ったら。
僕は、「暮らしと仕事がひと続きに感じられるのが楽しいよ」と、伝えました。
今日食べたもの、見たもの、聞いたもの、読んだもの、それから好きになったもの。毎日の暮らしで感じた「もの」が、どこかで仕事のタネになる。もちろん、編集者やライターに限ったことではないけれど、よりつながっているのかなって。
僕のiPhoneには、クラシコムでつくった読みものや、他のスタッフが書いたことに、影響を受けた写真がちらほらと。
先日、愛用品コラムで紹介した中尾アルミ製作所のハムエッグパンと、取材した「朝食フェス」で気に入ったエジプトのごはん「シャクシュカ」を楽しんだ食卓。この時つくったアヒージョを、愛用品コラムに載せていました。
商品ページの制作を担当した「フレディ・レック ウォッシュサロン」のランドリーバスケットを持って、コインランドリーに行った日のこと(そして、フレディ・レックシリーズは僕の家に着々と増えています)。
BRAND NOTEで無印良品の担当さんが常にストックしていると話していた「手づくりキットのパッタイ」は、すぐに店舗で買ってトライ。「僕はもう少しナンプラーがほしいかも」なんて味への感度も、心にメモします。
暮らしの中に仕事があって、仕事の中に暮らしがある。働き方はさまざまだけれど、僕はこれが好きだし、結構楽しいものですよ……などなど、高校生たちに伝えてみました。何かしら、みんなの糧になってくれたら、いいなぁ。
そして、伝えたからには気を引き締めなくては。学ばないといけないことだらけの僕自身にとっても、仕事や気持ちの棚卸しになる良い機会をいただけました。
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