【インテリア特集】第3話:キッチンのしつらい – オルネ ド フォイユ店主 谷卓さん宅
編集スタッフ 津田
写真 木村文平
オルネ ド フォイユのオーナー谷卓さんのお宅を訪ねました
インテリア雑貨店『Orne de Feuilles(オルネ ド フォイユ)』のオーナー谷卓(たにあきら)さんの自宅インテリアをご紹介しています。
第3話ではキッチンにフォーカスしてお届けします。
14年間パリで暮らした谷さんの、アンティーク家具やDIYを楽しむアイデアなど、たっぷりの写真とともにお楽しみください。
(※登場するアイテムは、全て私物です。過去に購入したものを紹介しているので、現在手に入らないものもございます。どうぞご理解、ご了承いただけると幸いです)
見せて収納するコンロ周りのキッチン道具。
谷さんのお宅ではリビングダイニングから続くスペースにキッチンがあります。
もともとのシステムキッチンを活用しつつ、戸棚やシンク下の扉はDIYで造りかえたとのこと。
そのほかにも、窓辺のしつらえやキッチン道具など、気になるポイントをあちこちに見つけてしましました。
早速コンロ周りのキッチン道具から拝見していきましょう。
↑やかんはHARIO(左)と野田琺瑯(右)。フライパンは大きめの中華鍋(金物屋さんで購入)と鉄製のもの(Turk)を愛用。
↑ザル類と鍋敷きをコンロ横にかけてスタンバイ。ステンレスで取手が木製のザル(右)はフランスで購入(ブランド不明)。竹製の取手付きザル(中)と鍋敷き(左)は雑貨屋で購入(ともにブランド不明)。
↑コンロ上に大きめの鍋類を収納。表情が印象的な犬のオブジェに心が和む。
コンロに向かうと印象的なデザインのタイルが目に留まります。
こちらはフランスで購入したもの。谷さんがパリのご自宅をリノベーションする際に購入したけど余っていたタイルを、こちらの家でも活用したそうです。
ステンレスのバー(IKEA)やザル類を下げているフック(フランスのアンティークのもの)も、ご自身で設置したものだとか。
調理中に出番の多いアイテムに、さっと手を伸ばすことができる、使い勝手の良さが伺えます。
システムキッチンをDIYで心地よい空間に
谷さんがDIYで造りかえた吊り戸棚の扉とシンク下の扉も見せていただきました。
吊り戸棚には古材を使用しているそう。ひとつひとつ表情が違う木材は、キッチン全体にどこか味わいや温もりを感じられる印象です。
↑マスタードの空き瓶はデザインが気に入り、キッチンツールスタンドに。
調理台下やコンロ下の扉はダークグレーをベースにゴールドの取手を設置して大人っぽい印象に。でもシンク下の扉だけは、ビビッドなブルーに塗り替えたそうです。
第1話のリビング編でも、アンティーク家具や古材でDIYした棚のなかに、オブジェや電気コードで鮮やかな色合いを効かせていた谷さん。
パリのエッセンスを感じるシックなインテリアでも、色やアイテムでどこか抜け感を作っておく。それが心地よさにも繋がっているように感じます。
↑水性塗料を使って塗り替えたシンク下の扉。
キッチンの窓辺のしつらい
↑花器はオルネ ド フォイユのオリジナル商品。
キッチンの作業台の前には、細長い窓がありました。その窓辺には、お花や鳥のオブジェなど蚤の市で出会った雑貨たちが飾られています。
調理に使うものではないけれど、目に留まるだけで気分の上がる雑貨があると、キッチンに立つ時間がすこしだけ楽しくなりそう。
毎日の食事の支度と片付け。ときに億劫に思えてしまうこともあるので、自分のお気に入りを飾っておくのは、私も真似したいアイデアだと思いました。
↑陶器の白い鳥のオブジェはアスティ
↑ガラスのオブジェは蚤の市で購入。
『Orne de Feuilles(オルネ ド フォイユ)』オーナー谷卓さんのキッチンのインテリアをお届けしました。
リビングに引き続き、扉の塗り替えやツールバーの設置などDIYのアイデアがたっぷり詰まっていたインテリアコーディネートでした。
次回は玄関&洗面所編となります。こちらもどうぞお楽しみに。
(つづく)
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