【朝ごはん特集】第1話:「外はサクッ!中はふわっ♪」基本のトーストとアレンジレシピ
フルタヨウコ
みなさま、こんにちは。フルタヨウコです。
私は毎日かかさず朝ごはんを食べます。しかも、ほぼ毎日トーストしたパンを食べています。そしてジャムはもちろんですが、バターも大好きです。
なので、朝ごはんに美味しいバタートーストがあると、よい1日をスタートできるような気がします。
そんなことだけで気分がよくなるなら、といかに美味しく作るかと研究した結果、最近は失敗なくできるようになってきました。
そこでこちらの記事では、もっともシンプルなバタートーストを誰でも簡単に「外はサクッ!中はふわ♪」に焼くためのコツをご紹介したいと思います。
チーズやバナナなどの具材をのせたトーストについても、美味しく焼くコツをお届けしますので、どうぞお楽しみに。
トースターの「焼きムラ」を把握しよう。
朝ごはんの基本、バタートースト。シンプルゆえに、なかなか「きれいな焼き目」で「美味しく」って難しいですよね。
特に、山型食パンって山の部分を焦がしがちではありませんか?焦がさないようにすると、きれいな焼き色がつかないし、きれいな焼き色が全体についたと思ったら、山の部分が焦げていたり、、、
なぜだろう?と思ったある日「いつもトースターの奥のほうが焦げている!」と気づきました。
そんな”トースターの癖”を発見して、山型部分を手前にするように変えたところ、焼き色が安定してきれいに焼けるようになったんです。
フライパンや焼き網で焼く時も、きっと「焼きムラ」の特徴があると思います。いつも使っている道具の癖を把握しておくのも成功の秘訣!
上手に焼けるようになるとさらに美味しく焼ける方法を考え、いろいろな技(?)を見つけましたので、私なりのベストなトースト方法をご紹介します。
外はサクッ!中はふわっ♪
美味しいバタートーストの作り方
基本のバタートースト
「外はサク!中はふわ♪」なトーストは、トースターの焼きムラ位置を把握し、高温で短時間で焼くのが重要です。
このポイントは、トースターのほかフライパンや焼き網を使う場合も、食パン以外のパンを焼く場合も一緒。すべてのトーストに共通することです。
チーズトーストなど、上に具をのせて焼く場合はまた後ほど、ご紹介いたしますね。
作り方
[1]トースターを一番高いワット数にして余熱をはじめる。
[2]食パンの表面に切れ目をいれる。
[3]温まったトースターに食パンを入れる。山型食パンの場合、庫内の焼き色がつきにくい場所に山型を向けて置くとよい。切れ目に沿ってパンが盛り上がるまで、約2分トーストする。
[4]細かくきったバターをのせ、さらに1分くらいトーストし、焼き色をつける。バターを溶かし、パンの中にしみこませるイメージ。
[5]パンをトースターから取り出したら、風味づけに少々バターをのせて、できあがり!
トースターの「ワット数」を意識するだけで、理想のトーストに!
・高温で短時間で焼き色をつけ、パン内部の水分をとじこめることで、「外はサクッ!中はふわっ♪」という理想のトーストに仕上がります。
・そのために、トースターは一番高いワット数を使ってしっかり余熱しましょう。トースターのほかフライパンや焼き網、オーブンの場合でも余熱してから焼くのがおすすめです。
・表面に切れ目をいれるのは、バターをパンの中まで浸透させやすくするためです。加熱するとバターの風味が飛んでしまうので、食べる直前にもバターをのせると一層美味しくなります。
「冷凍保存&焼き直し」で美味しくトーストするコツは?
食パンはパン屋さんで買ってきたその日に食べるきるのが一番美味しいのですが、それもなかなか難しいことも。
そういう時は、1〜2日食べる分だけ常温で置いておき、他はすぐに冷凍保存して焼き直すのが美味しく食べる秘訣!
冷蔵保存は、パンが乾燥してしまうので不向きかなと思います。
作り方
[1]常温でトーストするのと同じように表面に切れ込みをいれる。
[2]ラップで包み、さらに密閉袋にいれて冷凍する。(冷凍庫の匂い移りと乾燥をなるべくを防ぐため)
[3]食パンを冷凍庫から出してラップをはずし、指先で食パンの両面に水を塗る。
[4]基本のトーストの焼き方と同じようにトーストする。
ポイントは「表面を水で湿らせて」から焼くこと
・パンは冷凍すると、ジップロックにいれていても少し乾燥するので、表面を水で濡らしてから焼いてください。食品用の霧吹きをお持ちのかたは霧吹きでも。
・冷凍パンは2週間くらいが保存の目安です。
トーストをもっと美味しく!
おすすめのアレンジレシピ
アレンジレシピ1.「ピザトースト」
ちょっと小腹がすいたときや、しっかり朝ごはんを食べたいときに、食べたくなるのがピザトースト。
チーズ以外の具は冷蔵庫にあるもの、ベーコンのかわりにツナ・サラミ・ソーセージにしても、ピーマンのかわりにほうれん草やアスパラガスなどにしてもOKです。お好みでアレンジしてみてください。
材料(ひとり分)
食パン(お好みの厚さで)…1枚
ピザ用チーズ…20g
玉ねぎ…1/4個
ピーマン…1/2個
プチトマト…1個
ベーコン…1/2枚
作り方
[1]玉ねぎ、ピーマン、プチトマトを2〜3mmにスライスする。ベーコンは食べやすい大きさにカットする。
[2]食パンの上にチーズ、玉ねぎの順でのせ、残りの食材をバランスよくトッピングし、トースターの2番目にワット数が高いダイヤルで5〜7分、焼き色がつくまで焼く。途中、焼きむらがあったらパンの位置を変える。
「パンだけ焦げちゃった!」を避けるために…
・トースターを高温にしすぎると、具材に火が通ってチーズが溶けるよりも先に、パンの耳や裏側が焦げてしまいます。それを避けるため、基本のトーストと異なり2番目に高いワット数でトーストしましょう。
アレンジレシピ2.「バナナトースト」
パンにスライスしたバナナをのせてトーストすると、バナナがより甘くジューシーになります。
バナナは食パンはもちろんのこと、フランスパン、カンパーニュ、ベーグルなど合いますが、今回は、イングリッシュマフィンにはさみ、ジャムをトッピングするアレンジでご紹介しますね。
材料(ひとり分)
イングリッシュマフィン…1個
バナナ…1本
ジャム(今回はキウイ)…適量
バター…適量
作り方
[1]イングリッシュマフィンをフォークで半分にわける。バナナの皮をむき、食べやすい大きさにスライスする。
[2]マフィンの下半分にスライスしたバナナをのせる。上半分の断面にバターをのせる。
[3]マフィンを2つともトースターの2番目にワット数が高いダイヤルで5〜7分、バターが溶けてパンに焼き色がつくまで焼く。
[4]バナナがのっているパンを皿にうつし、ジャムをかけてもう半分のパンをのせてサンドする。
パン切りナイフではなく「フォーク」を使うのがコツ
・イングリッシュマフィンは、フォークで半分にわけるとカットしやすくておすすめです。断面がざくざくと粗くなり、そこにバターをのせてトーストするとカリッとした食感になり、さらに美味しくなります。
・ピザトーストと同様、具材に火が通るまえにパンが焦げてしまわないよう、基本のトーストと異なり2番目に高いワット数でトーストしましょう。
いかがでしたか?基本のバタートーストも、具材をのせたピザトーストやバナナトーストも、トースターの焼きムラの癖と温度に注意しておくのがポイントです。みなさま、ぜひ試してみてください!
明日更新の第2話では、トーストとともに朝ごはんに欠かせない定番アイテム「ジャム」についてお届けします。
(つづく)
もくじ
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