連載エッセイ『生活と読書』

連載エッセイ『生活と読書』

夏葉社・島田潤一郎さんによる、「読書」がテーマのエッセイ。ページをめくるたび、自由や静けさ、ここではない別の世界を感じたり、もしくは物語の断片に人生を重ねたり、忘れられない記憶を呼び起こしたり。そんなたいせつな本や、言葉について綴ります。月一更新でお届け予定です

エッセイ・コラム
【連載|生活と読書】最終回:魅力的なひとになりたいから
2026/01/15
すくなくないひとは、本を読むと知識が増えるといいます。それは嘘ではないでしょう。でも、いまはむかしと違って、スマートフォン一台で、驚くほど手軽にいろんなことを調べることができます。...
エッセイ・コラム
【連載|生活と読書】第十一回:だれかの話に耳を傾けること
2025/12/26
我が家の娘は小学校三年生ですが、去年の夏休み明けからは毎日1コマしか授業に出ていません。あまり学校には行きたくないそうです。一年生のころからそうした傾向はあったのですが、当時は彼女...
エッセイ・コラム
【連載|生活と読書】第十回:テレビと読書
2025/11/19
子どものころからテレビが好きで、49歳になったいまも、家に帰ってくるととりあえずリモコンに手を伸ばし、テレビをつけっぱなしにして、家事をしています。好きなのはドキュメンタリーとお笑...
エッセイ・コラム
【連載|生活と読書】第九回:独立系書店の旅
2025/10/28
「独立系書店」という言葉を知っていますか?いつからこんな呼び方が一般的になったのか、はっきりとした記憶はないのですが、インターネットで調べてみると、本が好きなひとたちのあいだで、2...
エッセイ・コラム
【連載|生活と読書】第八回:続・本屋さんはすばらしい
2025/09/30
CDやレコードを紹介するときに「名盤」という言葉がよくつかわれますが、文庫の棚はまさに「名盤」だらけです。100年以上前、200年以上前に書かれた作品でさえ、しれっと、そのなかに並...
エッセイ・コラム
【連載|生活と読書】第七回:本屋さんはすばらしい
2025/08/25
SNSを眺めていると、おもしろそうな本の情報が流れてきて、毎日のように、「ああこの本、読んでみたいな」と思います。すぐにインターネットで調べ、これは間違いなくぼくが好きな本だぞ、と...
エッセイ・コラム
【連載|生活と読書】第六回:作家がつくった書店
2025/07/24
今回も韓国旅行の話から。ぼくがソウルに滞在したのは2024年12月25日から27日までの3日間。そのうちの一日はまるまる書店巡りにあてました。日本でいうところの蔦屋書店にあたるであ...
エッセイ・コラム
【連載|生活と読書】第五回:韓国の旅
2025/06/20
昨年のクリスマスに、韓国を旅してきました。いちばんの目的はリトルプレス専門書店「セゴ書林」の店主であり、日本文学に造詣が深いチェ・スミンさんに会いに行くことでしたが、「セゴ書林」以...
エッセイ・コラム
【連載|生活と読書】第四回:たいせつな本
2025/05/07
2009年に出版社を立ち上げたぼくに大きな影響を与えた本があります。それは関口良雄さんが書いた『昔日の客』という随筆集です。会社を立ち上げるまでは、その本の存在すら知りませんでした...
エッセイ・コラム
【連載|生活と読書】第三回:出版社をつくったわけ
2025/04/25
一冊の本が人生を救ってくれるということがあるのか、ぼくにはわかりません。ぼくはそうした経験をしたことがありませんし、ぼくのまわりにも、そのようなひとはいません。でも、ヒントを与えて...
エッセイ・コラム
【連載|生活と読書】第二回:かなしい出来事
2025/03/19
31歳のとき、大好きだった従兄が事故で急逝しました。それはぼくの人生を大きく変えました。その2008年4月6日を境に、ぼくは従兄が笑い、ごはんを食べ、車を運転している世界に二度と戻...
カルチャー
【新連載|生活と読書】本を読んだほうがいいのだろうか。
2025/02/19
はたして、本は読んだほうがいいのでしょうか?いまでも、ときどき、そのことについて考えます。ぼくはなぜか、ずっと本を買い、本を読んできました。20歳ぐらいのころから、ずっと。近所の本...