家の中に哲学がある

家の中に哲学がある

私たちは、毎日暮らしているだけでも、うつくしいもの、快いもの、そうじゃないものを、感じ取りながら生きています。日々の暮らしを支える活動やモノを通じて、美を捉える「日常美学」は、哲学の一分野である美学の中でもとりわけ新しい領域です。私たちの生活のなかでの感性のはたらきについて哲学的研究を行っている、美学者の青田麻未さんにお会いしてお話を聞いてきました。

ライフスタイル・生き方
【家の中に哲学がある】前編:根本にあるのはずっと、自分に関わることを丁寧に考えたいということ。(美学者・青田麻未さん)
2026/02/03
詩人の長田弘は、かつて「世界はうつくしいと」という詩を書きました。きらめく川辺の光、おおきな樹のある街の通り、なにげない挨拶、さらりと老いてゆく人の姿など、「うつくしいものの話をし...