「半歩、向こうへ」hopeと名付けた真っ白なブラウス / with ERIKO YAMAGUCHI(M・Lサイズ)
ERIKO YAMAGUCHI と当店がコラボして、真っ白なブラウスができました。
あたらしい自分に出会えるような、ここからさまざまな彩りを添えていくことに前向きになれるような、ささやかな希望を纏ったブラウスです。
hopeと名付けた真っ白なブラウス
もともと ERIKO YAMAGUCHI の洋服を着ていた当店の店長佐藤。大事な場面で、その洋服にそっと背中を押してもらっていたといいます。
この企画はそんな佐藤が、マザーハウスの代表であり ERIKO YAMAGUCHI のデザイナー・山口絵理子さんに出会ったところからスタートしました。
山口さんのものづくりに対するストイックさと、それ以外のどこか少女のような真っ直ぐで柔らかい部分。
同じ女性、近い世代にこんな人がいるんだと感じた、そのひと筋の希望から、真っ白なブラウスができました。
デザイナー・山口絵理子さんにお願いした6つのこと
昔から真っ白な服に強い憧れを抱きつつも、普段は黒い服を着ることも多いという佐藤。
山口さんへ依頼したのは、デザインはもちろん、着やすさも大切にした6つのことでした。
・「hope」を感じさせる浮遊感、立体的なディテールがあること
・洗いざらしで着られること
・白だからこそ透けを気にせず着られること
・着脱が楽なこと
・アクセサリーとの相性がいいこと
・パンツもスカートも自由な気分で合わせられること
こうして出来上がったのは、胸元にドレープをあしらった、ゆらぎのあるブラウスです。
着る人に合わせてふわりと揺れる柔らかさがありながら、どこか凛とした雰囲気が漂います。
そして白だからといって、透け感を気にせず着られるように前身頃は生地を二重に。洗いざらしで着られます。
一番こだわったのは、誰もが何も考えずに決まること。
さっとかぶりファスナーを閉めるだけで、ドレープの形がきれいに決まるので、いつでも気負わずに着られます。
着やすさも美しさも。試作を重ねて行き着いたファスナー
前身頃にはファスナーをあしらい着脱しやすく。
何度も試作を重ね採用したのは、コンシールファスナーという通常スカートやワンピースに使われる目立たないものです。
これによりドレープがひらりと動いても、縫い目や金具が目立たず、きれいな見た目に仕上がりました。
ファスナーが付いているのは前身頃の半分ほど。すぽっと頭からラクに着ていただけます。
※通常のファスナーよりやや開閉が硬く感じる場合がございます。特に最初の下げ始める部分が硬く感じる場合がございますが、使用しているうちに徐々に開閉はなめらかになります。ファスナーの下部に手を添えながら、やさしく開閉していただくようお願いいたします。
軽やかで柔らかい、手紡ぎ・手織りのインド産「カディ」
今回選んだ素材は、インド産の「カディ」です。
綿花からすべて手紡ぎ・手織りでつくられるカディは、着ていると浮遊感があるほど、とにかく軽くて、通気性がばつぐん。
くったりとした柔らかさがあり、一度袖を通せば、やみつきになる着心地に山口さんが惚れ込み、ERIKO YAMAGUCHI を代表する素材になっています。
150番手という極細の糸を密度高く織り込んでいるため、見た目もとっても上品。光が当たると程よくきらめく光沢感があります。
もうひとつ、ERIKO YAMAGUCHI、そして私たちが大切に考えたのは、カディがインドの誇る産業のひとつということ。
生産から加工まで、すべてインドだけで作られるこの生地は「Fabric of Freedom(自由をまとう布)」という哲学を持ち、インドが独立するときに生まれたものなんです。
そんな特別な思いが込められた布を、マザーハウスが構えるインド・コルカタの自社工房で、ライン作業ではなく、職人さん一人ひとりが、1着ずつ縫い上げて仕立てています。
同じ規格ではあるものの、現地の綿花農家さんや関わる職人さんたちの暮らしや夢がたっぷり詰まった、1点1点がまるでアートピースのような存在の洋服なんです。
袖にはカフスを。ピタッととまります
日常での使いやすさにも、こだわりをたっぷり詰め込みました。
袖は9分丈にし、手首がチラッと見えることで抜け感が出るようになっています。
佐藤のオーダーで袖にはカフスを。きゅっとたくし上げればピタッと止まりやすく、ボタンを外せばくるっと折り返すことも。
仕事や洗い物をするときにも気になりません。
ミリ単位で調整した裾。腕を上げても屈んでも大丈夫
シルエットは横から見ると前下がり。
パンツでもスカートでも決まりやすい、すっきりとした丈感です。
アシンメトリーでほどよいモード感を残しながら譲れなかったのは、日常の動作でインナーが見えないこと。
手を上げたり、屈んだりしても中が見えないようにミリ単位で何度も調整を重ねました。
何もせずに決まるネックライン。アクセサリーも好相性
ネックラインは開けすぎず、詰めすぎず。
首周りがきれいに見えるラインに。
そのままでももちろん、ネックレスなどアクセサリーとも相性がいいように仕立てました。
山口絵理子さんと店長佐藤が着てみました
デザインが効いたブラウスですが、パンツやスカートはもちろん、色のあるアイテムとも相性ばつぐん。
ここからは山口絵理子さんと店長佐藤の、こんな風に着たいという4つの着こなしをご紹介します。
今回、山口さんは ERIKO YAMAGUCHI の新作アイテムを合わせてくれましたよ。
おふたりの身長は、山口さんは156cm 、佐藤は160cm。どちらもMサイズを着用しています。
ぜひコーディネートの参考になるとうれしいです。
PANTS STYLE 01.
山口さんが合わせたのは、ゆったりとしたデニムのような風合いのあるボトムスです。
ドレッシーな見た目のブラウスですが、カジュアルなデニムとも相性ばつぐん。
コンパクトな丈感なので、ゆったりとしたボトムスに重ねても、バランスよく決まります。
上から羽織りを合わせても◎
アウターやジャケットを合わせてもドレープがきれいに見えるように作られています。
PANTS STYLE 02.
佐藤が合わせているのは、今年発売の春いちボトムス。
腕をまくって、デザインのあるカジュアルなボトムスと軽やかに合わせるのもおすすめです。
白いブラウスなので、ジャケットを羽織れば、きちんと感のある印象に。
「白だからこそ」のワントーンコーデも楽しめますよ。
SKIRT STYLE 01.
モノトーンを合わせてもかっこよく決まります。
デザインやボリューム感のあるスカートを合わせるのも◎
SKIRT STYLE 02.
真っ白なブラウスだからこそ、色合わせが楽しいんです。
ペールトーンと合わせればまさに春色。
「こういう色合わせは真っ白なトップスだからこそやれること」と今まで試したことのないものにワクワクするのだそう。
きっとこれまでの自分の、半歩先のおしゃれを楽しくしてくれますよ。
【ERIKO YAMAGUCHI】
服やバッグ、ジュエリーなどを通じて、デザイナー・山口絵理子自身の世界観を表現するブランド。東洋的な「布をまとう」感覚と、「揺れ」や「弛み(たわみ)」といった天然素材が持つ独特の遊び感を大事にしながら、アジア各国の職人の技術と世界各地の素材を活かし、天然素材の新しい可能性を引き出しています。
サイズはMとL。身長別6名が着てみました
このブラウスはM・Lの2サイズ展開。下記の推奨身長は、着丈に合わせてのご案内となります。
M:160cm以下
L
:161cm
以上
詳細はページの下にあるサイズ表をご覧ください。
また実際の丈感などは「スタッフの着用レビュー」でさまざまな身長のスタッフが試着していますのでそちらを参考にご覧くださいね。
長い旅路を追いかけたドキュメンタリー動画も公開しました
今回、この企画に関わったさまざまな方の温度や眼差しをすこしでも届けられたらと、商品開発の始まりからカメラを回し続けていました。
密着期間は405日。それをぎゅっと20分程度にまとめたドキュメンタリー番組もつくりました。
動画の中ではインドの街並みや工房での様子もご覧いただけます。ぜひ合わせて見ていただけるとうれしいです。
店長佐藤の隣を走り続けた、商品プランナーの開発秘話も公開
はじまりから今日まで、企画の発案者である店長佐藤の隣に並び、その想いに応える山口さんやマザーハウス社の方々、そして当店のスタッフがそれぞれの持ち場でそれぞれに奮闘する姿をみてきた、当店の商品プランナーの開発秘話も同時公開しました。
1年と2ヶ月、長い長い旅のようだったこの期間、一番近くで見ていた景色をみなさんにもお届けします。
チャポンと行こう!番外編♪ 店長佐藤と編集スタッフの開発裏話
インターネットラジオ「チャポンと行こう!」の番外編が公開です。
商品ページの制作を担当したスタッフ栗村をゲストに招いて、今回のプロジェクトについてお喋りしました。
いつものようなゆるい空気も漂いつつ、でも普段とはまた違った沸騰気味のチャポ行こをどうぞお楽しみください。
【透け感について】
前身頃は生地が二重になっているため、トップスはほとんど透けません。
背中側は、肌の色に近いインナーを着用するとほとんど透け感はありません。
△モデルはベージュのタンクトップを着用しています
【生地の風合いについて】
手織りの生地を使用しているため、写真のような織キズや、他の糸の飛び込みがあります。生地の持つ風合いとしてご理解くださいませ。
▽織キズの例
▽他の糸の飛び込みの例
【コンシールファスナーについて】
通常のファスナーよりやや開閉が硬く感じる場合がございます。特に最初の下げ始める部分が硬く感じる場合がございますが、使用しているうちに徐々に開閉はなめらかになります。ファスナーの下部に手を添えながら、やさしく開閉していただくようお願いいたします。
【ご注文の前に、一度ご確認ください】
◎以下の場合は、お客さまのご都合による返品は基本的に承りかねます。ご理解いただけますようお願い申し上げます。
・一度ご使用になられた場合、またその形跡のある商品。
・お客様の責任で、商品が破損しているもの。
・クリーニングに出されたり、洗濯された商品。
・返品のご連絡がないまま返送された商品。
・商品到着より1週間後にご連絡をいただいた商品。
・返品受付後(当店よりご連絡後)1週間をすぎての荷物が到着した場合
※なお、当店ではお客さまのご都合による交換は承っておりません。その場合は商品を返品の上、あらためてご希望の商品をご注文いただけますようお願い申し上げます。
梱包や配送の状況により、お届け時に商品にシワが目立つ場合がございます。気になる際は、あて布をしてアイロンを掛けてください。 また、生地に他繊維が混じっていたり、生地表面に縫製の糸の後始末などが残っている場合もございます。
こちらにつきましては、不良品対象外とさせていただきます。何卒ご了承くださいませ。
【サイズガイド】
サイズ | M | L |
身 丈 | 62.7cm | 65.8cm |
身 幅 | 56.5cm | 59.5cm |
裾 幅 | 75.5cm | 78.5cm |
肩 幅 | 37.5cm | 39cm |
袖まわり | 54cm | 56cm |
袖 丈 | 53cm | 55.5cm |
袖口幅 | 10.5cm | 11cm |
推奨身長 | 160cm以下 | 161cm以上 |
※手作業による採寸のため、多少の誤差が生じる場合がございます。
※モデル身長:175cm(モデルサイズを着用しています)。
インフォメーション
ブランド | KURASHI&Trips PUBLISHING(株式会社クラシコム) ERIKO YAMAGUCHI(株式会社マザーハウス) |
材質 | 綿:90% 再生繊維(セルロース):10% |
重量g(約) | M:160 L:170 |
生産国 | made in India |
お手入れ方法 | ・ご家庭の洗濯機でお洗濯できます。 ・洗濯の際はネットをご使用の上、同系色の物と洗ってください。 ・蛍光漂白剤が入っていない洗剤をご使用ください。 ・ファスナーを閉じて洗ってください。 ・洗濯後は長時間水に浸けず、すぐに脱水し形を整えて干してください。 ・アイロンはあて布を使用し、附属部分へのアイロン掛けはお避けください。 |
注意事項 | ※この製品は素材の特性上、ネップ(糸が部分的に太くなっている部分)やスラブなどの糸ムラが見られます。 ※お使いのPCモニター、スマートフォンの機種によって、実際の色味と見え方が異なる場合がございます。予めご了承ください。 ※そのほか詳細は、製品に添付された品質表示タグをご確認ください。 |
- staff -
model:Hesui(AMAZONE)
photo & movie:砺波周平
styling:野崎未菜美
hair & make:宇津木明子
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