「幾つになっても、ずっと好き」やわらかコットンのバンドカラーシャツ
幾つになっても、どんな自分も
等身大でいられる「日々の定番シャツ」
「仕立てのいいシャツを着ると、自然と背筋が伸びるんです。深呼吸をしたときのように、静かに、すっと。それは緊張とは少し違う、そのままの自分で良いのだと、何となく思えるような感覚で。私はシャツの、そういうところが好きです」
この企画を担当した当店プランナーの言葉に、込められた想い。
沢山ある魅力のひとつではあるけれど、それは確かに、私たちが「シャツ」を好きな理由、そのものであるのかもしれません。
今回お届けするのは「定番品としてのシャツ」。
日常に溶け込み、幾つになっても、等身大の自分そのままを柔らかく包む、優しい服。
身体にしっくりと馴染む上質な生地を厳選し、パターンから細部に至るまで、ひとつずつ丁寧に仕立てて。誰もが手に取れる、普遍的で、それでいて特別な着心地のシャツができました。
△カラーは3色、サイズは2種類ご用意しています
日常着として、考える。定番にしたいシャツ
作ったのは日常着としての、カジュアルシャツ。テーマは「幾つになっても、ずっと好き」でいられること。
流行り廃りなく、様々な世代で、長く着てもらえるように。テイストを選ばず、その時々の着こなしが楽しめるように。あえて個性的な部分は削ぎ落とし、極めてベーシックなデザインに仕上げました。
そして毎朝、自然と手を伸ばしたくなる心地良さを、目立たぬ部分の隅々に忍ばせています。
例えばシルエット。身幅には程よくゆとりを持たせ、着心地にリラックス感を出しました。
一方脇から裾にかけて緩やかな傾斜をつけることで、脇周りの余計なダボつきを軽減。さらりと、シャツならではのクリーンな印象が引き立ちます。
前身頃も、絶妙な丈感。一枚でそのまま着ても、裾をインしても。羽織として使っても、インナーとしてレイヤードしても。何だって決まります。
サイドから後ろにかけては長さを出し、美しい弧を描いた、後ろ下がりのシルエットに。
腰回りなどの気になる部分が目立たない、安心感を。パターンの美しさも引き立つようにしました。
小さすぎず、大きすぎず。どこにでもありそうで、それでいて特別丁寧に仕立てた一着には、「何も気にならない」良さがある。
まさに定番品と言えるシャツが出来たと思います。
仕立ての良さが、佇まいにも映るから。
些細な部分のつくりが、佇まいとして映る。シャツという洋服ならではの難しさは、一方で、仕立ての醍醐味でもありました。
襟元のバンドカラーは、あえて個性を強く出し過ぎないよう選んだもの。
顔立ちや流行に関係なく、優しげで、自然な装いに。着こなしの面でも懐の深さがあり、そのシンプルさ故に小物で遊べる点も魅力的です。
縫い方は、随所にダブルステッチを採用。ややカジュアル感を強め、多少シワがあっても様になるよう仕立てました。アイロンしなきゃ、という気持ちを、少しでも軽減する工夫です。
また縫い代が肌に当たらないよう、すべての端を折り伏せ、丁寧に縫いました。肌に直接触れるアイテムだからこそ、表に出ない部分もこだわっています。
袖口には立体的に映えるタックと、ドレスシャツのようなカッティングで、上品な雰囲気を纏わせて。カジュアルシャツの印象を引き締めるポイントに。
一方でヨーク下中心にはギャザーを入れ、メンズライクなシャツの中に、ほんの少し可愛いポイントを。
シックに、格好良く、ラフに。どんな塩梅も楽しんでいただける、良いバランス感です。
毎朝手を伸ばしたくなる、柔らかさ。
着るほどに馴染んでいく「コットン生地」
最も大事にした部分、といっても過言ではないほど、素材は選びに選びました。
実は無地とストライプ、それぞれで素材が異なりますが、どちらも驚くほど柔らか。自宅でのお洗濯も可能です。
シャツとは思えぬ心地の良さを、ぜひ皆様にも味わっていただけたら。
<オフホワイト・サックスブルー>
「オフホワイト」は定番シャツとして、まず最初にオススメしたい色。コーデが映える縁の下の力持ち的存在です。「 サックスブルー」の風合いを生かした色は、爽やかで、春気分にぴったり。
この2色では、日本の遠州織物の「オックスフォード生地」を採用しました。
シャツの定番素材として有名ですが、元来、ちょっとハリっぽく、メンズライクな質感。しかしこの生地は、こんな柔らかなオックスフォード生地は見たことない!と、当店プランナーも驚くほど、非常に柔らかく、ふんわりと仕上がっています。
原料はインド産のオーガニックコットン。上質な糸を使用し、職人の手作業を多く必要とする織機で、ゆっくりと時間を掛け、丁寧に織り上げました。
しなやかな肌触りの生地は、ふっくらと凹凸感があり、あたたかみのある風合い。
長く着用することで、くったりと柔らかくなり、身体に馴染んでいくことも特徴です。
<ストライプ>
「ストライプ」はコーデの主役になる柄。地色は生成りで、ストライプの色は濃い茶色。細い線のストライプで大人っぽく落ち着いた雰囲気のものを選びました。
上質なオーガニックコットンを用いた、兵庫県西脇産のブロード生地を使用し、他の2色より若干薄手なのが特徴。通年通して着られる、さらりとした質感で、非常に軽やかです。
この生地にはMUG WASHER(マグワッシャー)加工という、小さな窯で少量ずつ、丁寧に揉み洗いをする工程も。小皺が多く入り、生地の凸凹感が出るため、ドライタッチの中にふんわりとした質感が生まれます。身体に優しく馴染み、柔らかく、素肌にも心地良い生地です。
ベーシックな一枚で、できること。
信頼できるベーシックなシャツが、一枚ある。それだけで着こなしの幅も、毎日の安心感も、格段に違うように思います。
まず「一枚でさらりと着ても、物足りなくない」のが最大の魅力。誰が着ても、何と合わせても、カジュアルすぎないのは、シャツならではの良さ。
羽織としても優秀。アウターよりも気軽に手に取れて、装いにも雰囲気が出るのが嬉しい。
春秋だけでなく、意外と夏場も、涼やかに見えるから不思議です。
アクセサリー次第で、印象が変わる便利さも。
スカーフと合わせれば、一気におめかし度もアップ。お洒落していきたいお出かけの日も、ぜひ。
インナーに使えば、テクニック要らずで、一気に知的なムードが漂うのも、シャツの好きなところ。
例えばセーターやスウェットの下に、ラフに挟んで。カジュアル服にさりげなく効く、名脇役です。
幾つになっても。自然と残る「普通」が好き
クローゼットの中に色々あれど、毎日手に取るものは、自然と、自分にとって心地良いものばかり。
そんな無意識で選んでしまう「普通」を大切に、お作りしたシャツ。
幾つになっても、みなさまの側にこの一枚があったなら、私たちとしても嬉しいです。
S、Mサイズからお選びいただけます
こちらのシャツは、S、Mの2サイズ展開。推奨身長は以下の通りです。
Sサイズ:154cm以下
Mサイズ:155cm以上
身長の異なる6名が試着してみました。サイズ選びの参考に、ぜひご覧ください。
【商品について】
・透け感について
各色それぞれ、生地には若干の透け感があります。肌色に近い色のインナーを着用すると、より透け感は目立ちにくくなります。
【ご注文の前に、一度ご確認ください】
◎以下の場合は、お客さまのご都合による返品は基本的に承りかねます。ご理解いただけますようお願い申し上げます。
・一度ご使用になられた場合、またその形跡のある商品。
・お客様の責任で、商品が破損しているもの。
・クリーニングに出されたり、洗濯された商品。
・返品のご連絡がないまま返送された商品。
・商品到着より1週間後にご連絡をいただいた商品。
・返品受付後(当店よりご連絡後)1週間をすぎての荷物が到着した場合。
※なお、当店ではお客さまのご都合による交換は承っておりません。その場合は商品を返品の上、あらためてご希望の商品をご注文いただけますようお願い申し上げます。
【サイズガイド】単位:cm
S | M | |
身丈 | 62 | 64 |
身幅 | 55.5 | 57 |
裾幅 | 58 | 59.5 |
肩幅 | 44.5 | 46 |
袖まわり | 48.5 | 50 |
袖丈 | 52.5 | 54.5 |
袖口幅 | 10.4 | 10.7 |
推奨身長 | 154cm以下 | 155cm以上 |
※手作業による採寸のため、多少の誤差が生じる場合がございます。
インフォメーション
ブランド | KURASHI&Trips PUBLISHING(株式会社クラシコム) |
素材 | 綿100% |
サイズcm(約) | 上記サイズ表をご確認ください。 ※モデル身長:160cm、167cm 商品ページでは「Mサイズ」を着用しています。 |
重量g(約) | S:190 M:210 |
生産国 | made in Vietnam |
お手入れについて | ・ご家庭の洗濯機でお洗濯できます。
・洗濯の際はネットをご使用の上、同系色の物と洗ってください。 ・蛍光増白剤が入っていない洗剤をご使用ください。 ・ボタンを閉じて洗ってください。 ・洗濯の際は長時間水に浸けず、洗濯後はすぐに形を整えて干してください。 ・アイロンはあて布を使用し、附属部分へのアイロン掛けはお避けください。 |
備考 | ※洗濯またはクリーニングにより伸縮することがあります。
※日光や照明に長時間あたると変色の原因になりますので、着用及び保管の際はご注意ください。 ※お使いのPCモニター、スマートフォンの機種によって、実際の色味と見え方が異なる場合がございます。予めご了承ください。 ※そのほか詳細は、製品に添付された品質表示タグをご確認ください。 |
photo & movie:濱津和貴
model:青木沙織里
(The Six Sense)
、中山もゆか(u.m.i management)
styling:岡本さなみ
hair&make:吉川陽子
※このコンテンツの著作権は株式会社クラシコムが保有し、モデルの肖像権については所属事務所 (The Six Sense) (株式会社アオゾラと海) が保有しております。無断でのコピー、転載、転用は固くお断りいたします。
![](https://hokuohkurashi.imgix.net/shop/2023-11-13/0ddae78c1177efda559a4bb54fe272da.jpg)