暮らしノオトvol.40「つくろい仕事で、豊かな暮らし」
vol.40「つくろい仕事で、豊かな暮らし」
暮らしノオトとは、当店が発行するリトルプレス。
お届けする荷物といっしょにわくわくをお届けしたい! そしてお客様と暮らしのことを共有できたら、とスタートしました。
今号のテーマは、「つくろい仕事で、豊かな暮らし」。
お気に入りの日用品を長く、大切に使いたい。今回は「裁縫」と「金継ぎ」に注目して、お二人の方に取材してきました。
直す前より、もっとお気に入りに「繕う」のが好き
ディスプレイデザイナーのミスミノリコさんは、ウィンドウや店頭を飾る仕事をしながら、好きが高じて始まったつくろい仕事についての著書も執筆しています。
服に穴があいたり、シミがついたりとアンラッキーなことも、自分の手でつくろうことでハッピーに変えられると気が付いたそう。
紙面では、簡単なおつくろいの手法をご紹介。スタッフが持っていた、シミがついたカットソーも可愛く変身しました!
大切な器に、より愛着がわく「金継ぎ」
次に伺ったのは、ブックカフェ「6次元」を運営するかたわら、書籍の執筆や金継ぎ教室を開催するナカムラクニオさん。
「労力や材料費を考えたら買い直した方が安い場合も多い。そこをあえて直すのは思い入れ」と語ります。
割れる前、欠ける前より、愛着をもった魅力的な器に生まれ変わることも。大切な器を再び使えるようになり、より愛着がわくようになるのがお直しの良さのようです。
今回は簡単な金継ぎの方法を教わり、スタッフも実際にチャレンジしてみました。
エッセイ&本紹介コラム
エッセイコーナーは、美術作家で、横顔のポートレートを描くのをライフワークにしている岡 美里(おか みさと)さんが、ご自身の住む街を見つめて、暮らしの中で気づいたことを綴ってくれています。イラストも岡さんが描かれているので、あわせてご覧ください。
隣のページ「あの本のこの言葉」では、本の一節に注目したレビューをお届け。
全国を旅する移動映画館「キノ・イグルー」を主宰する、有坂塁(ありさか るい)さんがコラムを担当してくださっています。普段は映画にまつわるお仕事が多いなかで、目に止まった一節はどんなものなのでしょう? 生き方や暮らしに影響する本の存在を大切にしたくなるコラムです。
ごはん屋ヒバリさんの「旬の野菜で一皿」
レシピ連載は、ごはん屋ヒバリの店主・田中聖子さんの「旬の野菜」をつかった一皿。
今回は「夏野菜のライタ」。インド料理のライタはさっぱりと爽やかな味で、カレーなどのお供にもおすすめです。
暮らしのそばで。
ちょっと空いた時間に、お茶時間のお供に、通勤時間のほんのひとときに。
小さな冊子ですのでお客さまの暮らしの隙間でそっと楽しんでいただけると嬉しいです。
暮らしノオトvol.40|もくじ
P2-11:
「つくろい仕事で、豊かな暮らし」
– P2-7:
ミスミノリコさん「直す前より、ハッピーになるおつくろい」
– P8-11:
ナカムラクニオさん「大切な器に、もっと愛着がわく金継ぎ」
P12:
岡美里さんのエッセイ&イラスト「私の町をさがして」
P13:
あの本のこの言葉 -キノ・イグルー 有坂塁さん-
P14:
スタッフコラム「お直しをしながら大事に使っているアイテムは?」
P15:
KURASHI&Trips PUBLISHING <マグツリー>のご紹介
P16:
ごはん屋ヒバリ「夏野菜のライタ」
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インフォメーション
発行 | KURASHI&Trips PUBLISHING(株式会社クラシコム) |
企画 | KURASHI&Trips PUBLISHING(株式会社クラシコム) |
編集協力 | 加藤郷子 |
発行年月日 | 2019年8月1日発行 |
サイズmm | 横幅148x高さ210/全カラー16ページ |
撮影 | 小野田陽一(P.1〜P.11)、清水奈緒(P.16) ※写真著作権についてはカメラマン本人とクラシコムが保有しております。無断でのコピー、転載、転用は固くお断りいたします。 |
備考 | ※13号より右綴じへ仕様変更しております。それ以前の暮らしノオトは左綴じです。 ※冊子でご紹介した商品は掲載当時に発売されていたものとなり、取り扱いを終了する場合もございます。ご了承ください。 |