【スタッフコラム】「出し惜しみしない」って、ずーっと続けるのは大変だから。
編集スタッフ 田中
ずーっと全力で、毎日出し惜しみせず、走り続ける。
仕事中も、終わってからも、家事にプライベートに。たまには先回りして効率よく動き、ときには「まあ、いっか」と笑いながら友人とグラスを傾ける。そんなふうに生きられたならなあ…….。
しかし正直に言って、わたしはできてないなあと思うのです。そうして何やら謎のフラストレーションがたまります(苦笑)。
でも、最近気づきました。ずーっと切れ目なく、全力で走り続けられないなら、ときどき「出し惜しみしないタイム」を作ればいいと!
▲高尾山4号路での吊り橋。あんまり人が多くなくて落ち着いて歩けるルートです。
最近は、ときどき週末に山歩きをします。
その日は前夜からリュックに必要なものをいれ、朝は早めに起きておにぎりを作ったり、水筒を用意したり。わたしは軽いハイキングが好きなので、午後3時すぎには駅につけるように帰っちゃいます。
だから、その時間までは出し惜しみしないタイム! 歩いて、息切れしつつも、体がほくほくとあたたまり、急な階段や木の根っこと格闘しながらも「全力だしてるな」と感じます。
▲山頂のお店にはもうラムネが出ていました。暑い日に飲んだら美味しそう!
あと、5年続けている茶道の時間も、出し惜しみしないタイムのひとつです。覚えてる限りの作法を、体を動かして体現。きれいな所作ができたときは、達成感があるんですよね。
それから、料理や掃除もほんのわずかな時間だけど、同じように達成感があるなあ。
…….と、ここまで書いてみて気づいたのですが、わたしの場合、頭ばっかり働かせてもいけないのかもしれません。体も動かさないと、頭のなかではやり終えてない気がしていたのだと。
自分のクセを知るって、おもしろいですね。小さく細切れではあるけれど、全力で何かを終えると、心は風の通りがよくなって、なんだかいい香りがして、胸いっぱいに空気を吸える。
そういう瞬間に「ああ、いまとても豊かだなあ」って感じられます。たとえ一人のときであっても、自然と口角があがって、にんまり。苦しいことを成し遂げて筋トレする必要もあるけれど、幸福感のひとときを重ねていくこともきっと、心の筋トレだなあと。
仕事にももちろん生かしてみようと、こちらはただいま絶賛模索中です(汗)。
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