【スタッフコラム】やりたい、に耳を傾けてみたら。3歳と5歳、平常心対策シーズン2が到来
編集スタッフ 齋藤
以前、平常心を保つためには「自分に甘々作戦」が有効だ、とコラムを書きました。
娘3歳、息子5歳になった今も、平常心を取り戻す策を探す日々……。その大きな要因は子どもたちの「自分で!」「やりたい!」コール。自分でやりたい思いが出てくるのは自然なことだし、歓迎しなくっちゃ。でも「今はだめ」「今はお母さんがやるわ〜(そのほうが絶対早い!)」とつい、言ってしまっていました。
そんなある金曜夜。
夕ご飯を作りながらちびちび飲んでいた冷たい白ワインのおかげだったか、週末が醸し出す解放感のおかげだったか「いいよーやってみ!」と、包丁仕事を一緒にやってみたのでした。
えー! こんなに真剣になるの?
▲その日をきっかけに後日、一緒に選んだ包丁。こんなかわいいものがあるんですね(上:マック キッズキッチンナイフ、下:正広 こども包丁)
最初にやってみ!となったのは「味噌汁用の茄子を切ること」でした。
やってみたいと言い始めるのは、大抵2人同時。まず息子と一緒に包丁を握って切り、そのあとは娘と交代。トントントン、と小気味よく切りたい子どもたちですが、最初にそれは怖いので、ゆっくりゆっくり……。と、その目の真剣なこと。
茄子は厚さ3cm近く(!)、豆腐は粉々になったけれど2人とも満足げ。その日の味噌汁はいつも以上にもりもりゴクゴクと食したのでした。
包丁体験を皮切りに。「やりたい」に耳を傾けてみたら
▲紙は丈夫でありったけ広げられるし、絵の具は筆や水入れのコップもセットになっていてお気に入りです。(水彩絵の具とロール紙:IKEA)
何が何でも私自身がやる必要なんてないんだなあと……と反省した日。かた〜くなっていた頭が、少しだけふわっと柔らかくなったのを感じました。やってみたいことに気持ちのまま挑戦できるのって、心地良いこと。それは私自身も同じではないか!と。
赤ちゃん期はとうに過ぎて、もう、あらゆることを吸収しつつ、自分の色も出てくる。そんな個として、接することができていたかな?と振り返るきっかけにも。
▲描きたいと言ったのはバタバタの平日夜。そんな余裕ないのは私の都合。お風呂後のまったり時間に、描いてみたら大盛り上がり。翌朝まで乾かしてから、和室にマスキングテープでペタリ。
時間がかかって夕食がちょいと寂しげな品数でも、みんなで作った味噌汁があれば嬉しい。
「洗えた!」と振り向く横の食器にまだ泡がたんまり残っていても、それをもう一度ざっと流すなんて数秒で終わる。(洗い物は、簡単なものを中心に残しておいて、息子流に洗ってもらっています。横にいると手を出したくてモゾモゾしちゃうので、少し離れたところで洗濯物を干していることが多いです……)
やりたい、の声に耳を傾けてみたら、その日まで当たり前のように見ていた日常が、少しずつ変化の色を見せるように。今まで緑に見えていたものが、黄緑や黄色に見える。そのくらいの変化だけれど、色にザラつきが出たのが嬉しいです。
心にスキマを作るアイテムは欠かせません
▲コーヒーは、平日休日問わずドリップしておきたい。コーヒーがあると上機嫌なのを知ってか、息子が積極的に淹れてくれるように……薄味がまた美味しいです。
平常心かつ受け入れ心情を保つことを、簡単にはできない私……。
だから、お気に入りのものを使ってコーヒーを淹れたり、好きな食器を使ってご飯やお酒を飲んだり、気持ちを上げてくれるメイクアイテムを探すのがほんとうに楽しく、重要です。
▲公開中の参鶏湯特集。第二話のレシピに、我が家も挑戦。簡単で美味しい! アレンジしつつ、ヘビロテレシピになる予感。
暮らしが好き。だから一緒に過ごす家族にも、家って楽しいな、面白いな、好きだなってどこかで思ってもらえたらいいなあ。
そんな風に思ったこの数週間の変化でした。
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