【うんともすんとも日和】77歳、最後の冒険? 長く続いた介護生活から考えたこと。カフェ店主・横尾光子さん
75歳でカフェを再オープン
長く続いた介護生活を経て
私たちが大好きな「あの人」のいまの生き方に迫る、ドキュメンタリー番組『うんともすんとも日和』、第56弾をお届けします。
今回は、東京・吉祥寺の喫茶店「お茶とお菓子 横尾」の店主、横尾光子さんにご登場いただきました!
開店から3度の移転を経て、今年で20周年を迎えた「お茶とお菓子 横尾」。そんな節目の年に横尾さんがノートに書いた「77歳、最後の冒険」という言葉の意味とは-。
数年前に股関節の手術を受け、杖が手放せない暮らしになったこともあったと振り返る横尾さん。
「もうこのまま静かに暮らすのかな」と思っていた頃、偶然出会ったのが現在の店舗となる物件でした。
「たまたま、ぴったりの物件が空いていて。“呼ばれてるかも”って思ったんですよね。そんな直感で決めてしまうのは、昔からの悪い癖なんですけど」と、笑って話します。
横尾さんは、ご自身の両親、夫の両親、そして夫と、あわせて5人の介護と看取りを、20年近くにわたって担ってきました。
「そのまま家に帰るのが、どうしてもつらいときがあって。気持ちを切り替えるために、喫茶店に寄っていたんです」
病院の帰り道に、目線が合わず、ひとりになれる静かな席。ほんのひとときでも、自分を取り戻せるような場所が欲しかった。
けれど、そうした喫茶店は少なく、「それなら自分でつくってみよう」と思い立ったことが「お茶とお菓子 横尾」のはじまりでした。
横尾さん :
「介護を通して、人間ってだんだんいろんなところが動かなくなっていくんだなって、見ていて思ったんです。
それに自分も少しずつ差し掛かってきているな、という不安もあって。
でも、痛みをこらえているだけでは仕方がないから、心のままに好きなことをやろうって思うようになりました。
自分の好きなことをやっていれば、自分自身を癒すことができるんですよね」
そう朗らかに話す横尾さんの1日に密着しました。年齢を重ねてもなお、冒険を続けるその姿を、ぜひ本編でご覧ください。
オリジナルドキュメンタリー、いかがでしたか?
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撮影協力 : 金井米穀店、リベスト 中道通り店

横尾光子
「お菓子とお茶 横尾」店主、大人服ブランド「クロロ」デザイナー。銀行員、専業主婦、整体師などを経て、2005年より吉祥寺でカフェを11年営む。2008年「クロロ」設立、2024年2月にカフェを再オープン。インスタグラム@yokoomitsuko
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