【暮らしの手入れ】 第3話:鉄のフライパンは最初が肝心!基本のお手入れとサビの落とし方
鉄のフライパンは使い始めが肝心!きちんと油ならしをして、くっつかないよう手入れしましょう。ここでは当店で人気の「柳宗理/南部鉄器ミニパン」を例に、最初の使い方から焦げ付きや錆が出てしまった時の洗い方をご紹介します。肉やオムレツなど材料がくっつくと、焦げの原因になります。洗うときは洗剤は使わず、お湯とタワシで汚れを落とします。IH対応で便利な鉄のお鍋、洗った後は十分乾燥させるのもポイント。
編集スタッフ 塩川
不定期連載で、鍋やフライパンの手入れ方法をお届けします。
3話目は当店で人気の柳宗理・南部鉄器ミニパンを使い、鉄のフライパンを永く大切に使うポイントを、卸元に伺いました。
使いこなしたいなぁと憧れつつ「お手入れが大変かも……」となかなか購入のきっかけがつかめない、鉄製のフライパン。
かわいい見た目と使い勝手の良さが魅力の柳宗理のミニパンは、初めての鉄フライパンにおすすめですよ。
鉄のフライパンは最初が肝心!
油ならしの方法
鉄のフライパンは、使いはじめのひと手間が重要です。しっかりと「油ならし」をすれば、焦げ付きを防ぎ、お肉などの材料がくっつきにくくなります。
それでは、早速試してみましょう。
焦げつきを防ぐ「油ならし」の方法
[1]フライパンをお湯でよく洗う。
[2]フライパンを火にかけ、軽く空焚きし水分を蒸発させる。
[3]フライパンに食用油を塗る。(油の種類はどれでもOK)
[4]中火で2〜3分加熱し、油を十分染み込ませる。この時、野菜くずなどを炒めるとより良く油がなじむ。
※油ならしの後、すぐ調理する場合はそのままで。フライパンを保管する際、油が気になる場合はキッチンペーパーなどで軽く拭きとってください。
洗剤は使わないで!永く使うためのコツ
鉄のフライパンは中性洗剤を使うと、せっかくなじんだ油が洗い流されてしまいます。調理後はお湯を使い、タワシやナイロンブラシで洗うのがおすすめです。
その後は水分をふきんで拭き取り、遠火にかけてよく乾かしてから油を薄く塗って収納しましょう。
焦げ付いてしまった時は、お湯に浸しておくと汚れが取れやすくなります。
サビ止めのため特殊焼き付け塗装を施してありますが、サビや焦げ付きがなかなか取れないときは「お湯を使いタワシで洗う→乾かす→野菜くずを油で炒めてなじませる」3つの手順を繰り返してくださいね。
美味しさを引き立てる南部鉄器は、IHやオーブンもOK!
柳宗理ミニパンの素材は南部鉄器。厚みがあるのでフライパン全体に熱が素早く行き渡り、外はカリッ中はジュワッと素材の美味しさを引き立てます。
そのまま食卓にサーブできるサイズなので、アツアツのまま料理を楽しめますよ。直火はもちろん、IHやオーブンもOK!蓋も付属しており、蒸し焼きにも便利です。
鉄のフライパンやお鍋は、きちんとお手入れすれば一生モノと呼ばれています。油がなじむほどに使いやすさを実感できる柳宗理のミニパンを、永く大切に使いたいですね。
(つづく)
本日登場したお鍋
・柳宗理 南部鉄器ミニパン16cm(ステンレスふた付)
※近日再入荷予定
※ご紹介したお手入れ方法やコツは、卸元に確認の上お届けしています。
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