【BRAND NOTE】前編:新生活で疲れていませんか?無理なくつづく、毎日のコンディションケア
ライター 嶌陽子
慣れない環境でも、自分らしく穏やかでいたい。
昨年BRAND NOTEでお取り組みした、ライオン株式会社の鎮痛薬 「バファリン」 。
前回の記事をお届けした際、「今まで知らなかった痛みのメカニズムや、鎮痛薬のことがわかった」「自分の不調や、薬とのつき合い方を見直すきっかけになった」 といった、多くの声が寄せられました。
家事や仕事、育児に日々忙しくしている女性たちの多くが、さまざまな不調や痛みと向き合っているという事実を、あらためて実感したのです。
そこで私たちは「バファリン」と一緒に、どんな時もいつもの自分らしくいられるためのセルフケア、そして痛みとのつき合い方について、これから1年間かけてじっくり考えていくことにしました。
特にGW明けのこの季節は、「五月病」という言葉が聞えてくる時期。
春から新しい環境での仕事や生活を始めた人は、ちょうどこの頃になると、心身ともにストレスや疲れがたまっているのではないでしょうか。
今回は、そんな時だからこそ知っておきたいコンディションケアのヒントや、薬とのつき合い方について、2回にわたってお届けします。
(この記事は、クライアント企業さまのご依頼で制作する「BRAND NOTE」という記事広告コンテンツです)
2児の母、モデルのAYUMIさんを訪ねました。
前編にご登場いただくのは、モデルのAYUMIさん。10代の頃に女性ファッション誌 『non-no』 でデビュー。結婚、出産を経た今も、雑誌やテレビなど、さまざまなメディアで活躍されています。
5年生の息子と2年生の娘、夫と4人で暮らす都内のご自宅にお邪魔すると、飾らない、おおらかな笑顔で、私たち取材スタッフを迎えてくださいました。
仕事、家事、育児で大忙しのはずなのに、私たちが見るAYUMIさんは、いつだって穏やかなオーラをまとっています。その秘訣はどこにあるのでしょう? 体と気持ち、両方の面から聞いてみました!
頑張り過ぎないから続く。
健やかな体をつくるセルフケア習慣
AYUMI さんの1日は、朝、家の窓を開けて空気を入れ替えることからスタートします。これは結婚して以来、毎日続けている習慣なのだそう。
AYUMIさん:
「リビングや寝室の窓を開けて、新鮮な空気を部屋に入れながら、自分も深呼吸をします。そうすることで、体が目覚めて、一日を調子よくスタートできるんです」
そんなAYUMIさんが、日々行なっているという、気軽にできるセルフケアをご紹介します。
三年番茶を持ち歩く
▲三年番茶は、オーガニック食品店などで無農薬のものをかっているそう。
三年番茶とは、3年以上育てた茶葉や茎を長期熟成させたもの。AYUMIさんは、朝、出かける前に作って保温ボトルに入れ、撮影現場に持って行くのだそうです。
AYUMIさん:
「三年番茶はカフェインやタンニンが少ないため、体を冷やさず、むしろ温めてくれる効果があるといわれています。体を冷やさないように気をつけている私にはぴったりです。
家族用にも、朝たっぷり沸かして保温ボトルに入れ、それぞれが好きな時に飲めるようにしておくんですよ」
すきま時間で「肩甲骨」をほぐす
1年ほど前から、ジムでトレーニングも始めたというAYUMIさん。そこで教えてもらったストレッチを自宅でも行なっています。
AYUMIさん:
「夜のお風呂上がりや、夕食の支度の合間など、5分くらいのすきま時間を使って、肩甲骨のストレッチをしています。トレーナーの方によると、代謝をよくするためには肩甲骨が肝だとか。よくほぐすことで、肩こりも軽くなりました。
私は息子の空手の帯がちょうどいいので使っていますが(笑)、タオルがあれば十分。
まず、あぐらをかいて背筋を伸ばします。タオルをぴんと張って持ち、腕をのばしたまま頭の上に上げます。そのまま、後ろへゆっくりとまわしていきます。この時、肘を曲げないことがポイント」
「最初は肩幅より広めに持ち、慣れて肩甲骨まわりが柔らかくなってきたら、だんだん持つ幅を狭くしていくといいですよ。気持ちがいいし、続けているうちに可動域が広がり、姿勢も改善された気がします」
麹で作った甘酒を食べる
風邪気味の時や、お腹の調子が悪いときにAYUMIさんが取り入れるのが、麹から手作りした甘酒。消化が良く栄養価も高いので、お粥の代わりに食べる感覚だそう。
AYUMIさん:
「私は、ヨーグルトメーカーを使っています。玄米麹と普通の麹をあわせて合計1カップくらいに倍量のお水を入れて、60〜61度で8時間くらい寝かせたらできあがり。雑穀を混ぜることも多くて、この甘酒にはアマランサスを小さじ2杯くらい入れました。
子どもたちにあげる時は、食べやすいように果物と和えたり、ヨーグルトやスムージーに入れたりしていますよ」
ローフード(生の食材)をたくさん摂る
以前から、ローフード(生の食材)の健康や美容への効果に興味を持っていたAYUMIさん。数年前にきちんと勉強した末、「ローフードマイスター1級」を取得しました。
AYUMIさん:
「野菜やフルーツを生で食べると、栄養や酵素を効率よく摂れると言われているんです。体質にもよると思いますが、私はローフードを食べた後は消化もよく、体が喜んでいるという感覚があって。
しかも火を使わないので、調理が楽という利点もありますね」
▲数年前から毎朝続けているのが、季節の葉野菜と果物を使ったスムージー作り。この日の材料は、小松菜、ケール、シソ、りんご、みかんでした。
AYUMIさん:
「いつもの朝は、スムージーにして飲むことが多いです。ほぼ毎日、家族4人分を作っています。
子どもが『飲みたくなーい』と言ったり、少し残したりする日もありますが、『そんな日もあるよね』という気持ちで、あまり気にせずに。生の野菜や果物が食卓にある、ということが家族にとって日常になると良いなと思ってます」
今の方が元気かも。
慣れない環境に戸惑った20代を経て。
食生活やストレッチなど、AYUMIさんが実践している習慣を聞き、健やかな笑顔の素が少し分かった気がしました。
「若い頃よりも今が元気かも」 と笑うAYUMIさん、モデルの仕事をするため地元から上京してきた20代の頃は、辛い思いをしたそうです。
AYUMIさん:
「私は北海道の大自然の中で育ったので、人が多い東京に来て、環境の変化に戸惑いました。毎日違う撮影現場に1人で行くのにも慣れなかったし、看板やネオンに目がチカチカしてしまって。
仕事も忙しかったので、休みの日は一日中家にこもって、ぐったりしていました。気持ちも不安でいっぱいでしたね」
そうした辛さを、AYUMIさんはどうやって克服していったのでしょう?
一番大切なことでなければ「まあ、いっか」
AYUMIさん:
「少しずつですが、自分らしくいるために何が必要か、分かってきたんです。私の場合は『外に意識を向け過ぎない』ということ。
自分と向き合って深い深呼吸をしたり、情報量の多い場所は避けて、自然の中に行ったり。そうやってリラックスすることが自分には向いている、と気づき始めました」
結婚・出産を経験したことも、AYUMIさんにとっては大きな転機でした。
AYUMIさん:
「今、一番大切なのは、子育てと家族。『あれもこれも』 と欲張らず、家族がハッピーならそれでいいと思うようになりました。情報も取捨選択して、本当に必要だと思うものだけ取り入れるようにしています。
最近は、忙しくて多少家が散らかっていても、『まあいっか』 って思えます。食事もなるべく自然素材のものを選ぶようにしていますが、家族の味の好みはそれぞれ違うから、『これしかダメ!』 と押し付けることはしません。
たまに体調を崩した時も、『体とじっくり向き合うチャンス』 と、前向きにとらえられるようになりました。
仕事場でも、昔は人見知りしていたけれど、今は初対面の人でも平気です。悪く思われたかな? と心配になったときも、『自分が相手に対して失礼な気持ちを持っていないのだから、きっと大丈夫』 と。くよくよすることがなくなりましたね」
忙しい生活にもかかわらず、柔らかなオーラをまとっているAYUMIさん。その背景には、食事や飲み物、ストレッチ、うがいといった日々の習慣以外に、「頑張りすぎない」「欲張りすぎない」といった、おおらかな考え方がありました。
慣れない環境に疲れてしまった時、今日のAYUMIさんの言葉の数々が頭に浮かんできそうです。
後編では、それでも時として避けられない、体の不調や、そんな時の薬とのつき合い方を、スタッフの座談会形式でお届けします。
【写真】岩田貴樹
もくじ
AYUMI
ファッションモデル。短大卒業後、雑誌『non-no』でデビュー。5年生の男の子と2年生の女の子のママ。結婚を機にナチュラルなライフスタイルに目覚め、ローフードマイスターやスーパーフードマイスターの資格を取得。著書に『さいしょは、フルーツ』(主婦と生活社)などがある。
ライター 嶌陽子(しま ようこ)
編集者、ライター。大学卒業後、フリーランスでの映像翻訳や国際NGO職員を経た後、2007年から出版社での編集業務に携わる。2013年からフリーランスで活動を始め、現在は暮らしまわりの記事や人物インタビューなどを手がける。執筆媒体は『クロワッサン』(マガジンハウス)、『天然生活』(地球丸)など。プライベートでは1児の母として奮闘中。
AYUMIさんの著書はこちら。
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