【料理家さんの定番レシピ】第1話:夏バテでも食べやすい!ネバネバそうめん
編集スタッフ 奥村
夏のはじめに食べる、そうめんやそばの味は、なんだか格別においしく感じるもの。
でも、次第に食べ飽きてきて……たくさん買い込んだ乾麺も、余らせてしまっていませんか?
今年こそ、おいしく食べきりたい!今回は全8話で、料理家のフルタヨウコさんに、乾麺のアレンジレシピを教わりました。
工夫次第で、そうめん・そばが和洋中に「七変化」。めん料理のレパートリーが、ぐっと広がりますよ♪
夏バテでも食べやすい♪ネバネバそうめん
初回は、夏バテした胃にもやさしい、栄養満点の「ネバネバそうめん」をご紹介。
調理に手間をかけたくないこの時期に嬉しい、とっても簡単なレシピです。早速、今日の夕飯にいかがですか?
材料(1人分)
そうめん…100g(1人分)
納豆…1パック
きゅうり…1/2本
オクラ…4本
梅干し…1/2粒
納豆のたれ(付属のもの)…1袋
めんつゆ(つけつゆ程度の濃さ)…大さじ2
下準備
・きゅうりは粗みじん切りにする
・梅干しはタネを除き、ペースト状になるよう刻む
・オクラは塩をまぶして板ずりをし、産毛をとる
フルタさん:
「『板ずり』とは文字通り、オクラをまな板にのせてこすること。
水洗いしたオクラに塩を適量まぶして、まな板にのせ、ごしごしと転がしながらこすります。表面の産毛がとれて、口当たりがなめらかになりますよ」
01:ネバネバたれを作る
フルタさん:
「ボウルに、納豆、きゅうり、梅干し、納豆のたれ、めんつゆを入れて混ぜます」
フルタさん:
「納豆の粒をはがすように意識しながら混ぜると、具材全体に味がしみて、めんにもからみやすくなりますよ」
02:そうめんとオクラを一緒に茹でる
フルタさん:
「たっぷりのお湯を沸騰させた鍋にそうめんとオクラを入れ、袋の指示時間通りに茹でます。
茹で時間の長いめんを使う場合は、茹で上がる3分前をめやすにオクラを加えましょう」
03:流水で洗い、水気を切る
フルタさん:
「茹で上がったらざるにあげて、流水で洗ってぬめりをとります。ここでオクラは取り除き、そうめんは両手でギュッとしぼって水気を切ってください。
水切りが不十分だと、食べる際に水っぽく感じてしまうので、しっかり水を切りましょう」
04:オクラを小口切りにし、1に加える
フルタさん:
「茹でたオクラはへたを取って小口切りにし、1のボウルに入れてよくかき混ぜておいてください」
05:器に盛りつけて、できあがり
フルタさん:
「器に3のそうめんを盛り、上から4のたれをかけたら、できあがり。
具が大きく存在感があるので、太めのそうめんやうどんによく合います。今回は『半田素麺』を使いました。細いめんの場合は、納豆をひきわりのタイプにするなど細かくすると食べやすくなります。
お好みで、とろろやモロヘイヤをたれに加えて、さらにネバネバにしたり、たくあんなどの漬け物を加えたり。仕上げに卵の黄身をトッピングして、コクを出してもおいしいですよ。
オクラとめんを一緒に茹でれば、火を使う時間も少なくなって楽ちん。これ一品で栄養満点の、頼もしいレシピです」
フルタヨウコ(料理家)
デザイン関係の企画編集、執筆、写真を手がける一方で、ケータリングを開始。オリジナルジャム制作の他に料理やイベント出店なども行う。現在はKURASHI&Trips JAM LABORATORYでのジャムプロデュースを務める。http://home-home.jp
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