【お茶の間会議】悩んだときは、自分の「根っこ」に立ち返る。あなたの座右の銘はなんですか?

編集スタッフ 塩川


お茶の間会議のテーマ
「座右の銘はなんですか?」


 

いい大人だからこそ周りに聞きづらいテーマについて、ときに真面目にときに楽しく語り合う、クラシコムのお茶の間会議。

突然ですが「あなたの座右の銘はなんですか?」と尋ねられたとき、パッと答えられる方は少ないのではないでしょうか(わたしもその一人です)。

けれど、モヤモヤと悩んでしまったり、苦手な課題が降ってきたとき、自分の心の中に「言葉」を留めておけば、一歩前に進むきっかけを掴めるのかもしれません。

本日のお茶の間会議では、ふだんあえては口にはしない「座右の銘」をスタッフ3人に聞いてみました。

 

本日の参加者はこちら

今回、アンケート回答率が低かったのですが……、「座右の銘アリ」と答えたスタッフを、左から順にご紹介します。

【参加者1:編集スタッフ 岡本】
入社2年目。東京都出身。座右の銘は、就活をきっかけに考えた「清く、正しく、私らしく」。

【参加者2:コーポレートスタッフ 瀬田】
入社2年目。埼玉県出身。2児の娘をもつパパスタッフ。クラシコムでは主に経理・財務を担当。座右の銘は「慣れてしまえば普通」。

【参加者3:お客さま係 上山】
入社6年目。北海道出身。お客さま係のマネージャーを務める。座右の銘は「実るほど頭を垂れる稲穂かな」。

 

座右の銘にひとこと加えて、なりたい自分に

新年最初のお茶の間会議ということで、短冊に筆ペンで座右の銘を書いてもらいました。清書をすると、背中がしゃんと伸びますね。

そんな岡本の座右の銘は「清く、正しく、私らしく」なのだとか。

編集スタッフ 岡本:
「就活のタイミングで、周りの友人から『準備しておいたほうがいいよ』という声に押されて考えることにしました。

真面目すぎる自分にほんの少し遊びを足したくて、『私らしく』という言葉を加えています。

こうありたいという願望が強めですが、なにか選択する場面で迷ったときに心の中で唱えると、腑に落ちる答えが見つかるような気がしています」

編集スタッフ 岡本:
「実はクラシコムに転職するときの課題にも、自己紹介代わりにこの言葉を書いたんです。

清く … 何事もまっすぐ真面目に
正しく … 人の道をそれず、真摯に
私らしく … 『あなたで良かった』と思ってもらえる何かを諦めない

この3つの言葉は、就活時代に自分のために掲げたもの。

今は結婚や家族の変化を経て、周りの人をもっと大切にしたいと思うようになり、4つめに『丁寧に』という言葉を加えて、クラシコムで実現したいと書きました。

4つめの言葉は、その時々の暮らしに合わせて、フィットするものを当てはめたいと思っています」

 

苦手なことでも、やってみる。そのきっかけは?

コーポレートスタッフ 瀬田:
「僕の座右の銘は『慣れてしまえば普通』です。

そう考えるようになったのは、大学受験のとき。国公立大を受けたかったのですが、純文系の僕はとにかく数学が苦手で、嫌々ながら勉強していました。

けれどやっていくうちに、得意とはいえませんが、ある程度できるようになるんですよね。

結果として、第一志望の国公立大は落ちてしまいましたが、第二志望の大学は数学と社会が必須という変わったところで、運良く受かることができました。

それからは仕事でも家の中のことでも、苦手だったり、人が嫌がるようなことを逃げずにやってみると、自分自身の強みになったり、希少性に繋がるのではないかと感じています。

クラシコムのことで言うと、総務系の仕事も兼任しているので、ちょっとした棚を作る大工仕事がたまにありますが、慣れれば普通にできるようになりました(笑)」

 

祖母から受け継いだ、家訓のような言葉

お客さま係 上山:
「子供のころに祖母がよく言っていた言葉を、そのまま受け継いじゃいました。うちの母もよく言っていて、もはや家訓のようになっています。

座右の銘の『実るほど頭を垂れる稲穂かな』は、お米は実りはじめると、その重みで稲の穂先が下がってくるように、多くの知恵や経験を身につけて歳を重ねて生きてきた人ほど、まわりの人の気持ちを汲んで、謙虚な姿勢でいなさいという意味だと思っています。

きっと祖母自身がそうありたいと願って、私たち孫や母に伝えていたのではないかなと感じる今日この頃です。

わたしは会社の中では年長者ということもあり、謙虚な姿勢で歳を重ねていきたいと、いつもこの言葉を念頭に置くようにしています」

 

言葉にしてみると「心がけ」が変わるのかも?

恥ずかしがるスタッフ3人から、座右の銘を聞き出してみました。どれも人となりを感じる言葉のように思えます。

座右の銘とは、抱負や目標と少し違い、いつも自分の座る場所のそばに書き記しておいて、戒めとする言葉です。

そんなふうに心のよりどころになる言葉があるだけで、日々の暮らしや行動が変わっていくのかもしれません。

新しい年を迎えたタイミングということもあり、改めて自分の心がけとしてぴったり当てはまる座右の銘を考えて、まずは1年過ごしてみたいと思いました。

さて、本日のお茶の間会議はこれにて終了。次回もどうぞお楽しみに!

お茶の間会議のテーマも、引き続き募集しております。

 

▼思いつきから始まった「お茶の間」プロローグ
chanoma_prologue

 


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