【がんばらないお弁当】その2. 2日目以降も、シャキッがつづく!葉ものは「茹でて保存」が便利
編集スタッフ 松浦
「がんばらないから続けられる」
新生活がはじまる春。心新たに、色々なことに挑戦してみたくなる時期でもあります。
「今日からお弁当生活だ!」そう意気込んだ事が何度あったことでしょう。曲げわっぱのお弁当箱を買って、常備菜を作って…… でも頑張れるのは、たいてい最初の3日間。続けるのって難しいものです(笑)
でもせっかくなら、日々の習慣にしたい。だからこそ、ちょっと肩の力を抜いて、自分のペースではじめるのもいいかもしれません。この特集では、そんな「がんばらないお弁当」レシピを全4話でご紹介します。
作りかたを教わるのは、料理家・たくまたまえさん。これまでも、グレープフルーツシロップや梅シロップなど、おいしいアイデアをたくさん教えてくださいました。
写真:鈴木静華
2回目は、アレンジ自由自在な小松菜を使ったお弁当レシピです。和えるもの次第で味変わりするので、飽きのこない一品です。
2日目以降もシャキシャキ!
お弁当の彩り役、小松菜の常備法
材料
小松菜 … 3株
作り方
【1】小松菜は洗って、根を切ります。ざっくり3cmほどに切り、沸騰した湯で、さっと茹でます。
【2】火が通ったら、ぎゅっと絞って水気をしっかりとります。
たくまさん
「水分の多い葉物は、しっかり水気を取ることがポイントです。ぎゅっと絞っておけば、2日目もシャキシャキの食感も残りますよ。」
茹でておけば、朝にひと手間加えるだけで「ごま和え」に。すりごま、醤油、砂糖と合わせれば完成です。
材料
すりごま … 小さじ2
砂糖 … ひとつまみ
醬油 … 少々
ただお弁当とはいえ、何日も同じメニューだと飽きてしまうもの。2日目以降は、「小松菜のナムル」に変身です!塩少々と、ごま油で和えれば出来上がり。海苔をちぎって加えると香りもいいですね。
材料
ごま油 … 小さじ1/2
塩 … ひとつまみ
海苔 … 少々
お弁当がぐんと生き生きする葉物野菜。水気を気にしてあまり使っていなかったですが、これなら心配なさそうです!
次回は、ボリューム満点、肉団子の甘酢和えをご紹介します。
もくじ
料理家 たくまたまえ
地元産を中心に、旬の野菜や果物を使った保存食をイベント等で発売する。主な著書に、保存食のレシピをまとめた「たまちゃんの保存食」(株式会社マイナビ)、夫のお弁当作りをまとめた「たまちゃんの夫弁当」(主婦と生活社)がある。
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