【失敗しないごちそう】第2話:具材を変えるだけで立派なごちそうに!「骨つきチキンのホワイトシチュー」
編集スタッフ 小林
誰かと食卓を囲む、そんな日は特別な日。
「おいしいね!」って喜んでほしい、けれどいざつくるとなると、誰だってドキドキと気負ってしまうもの。そんなときに初めてでもおいしくつくれる「失敗しない」レシピを知っていたなら。
『失敗しないごちそう』では、料理家のワタナベマキさんに、誰でも作れるごちそうレシピを教えていただきます。
第2話では、家庭料理のシチューが材料しだいでごちそうに? 旨味たっぷりの「骨つきチキンのホワイトシチュー」をご紹介します。
どうして失敗しないの?
出汁のでる骨つきチキンで失敗しらずのおいしさに。
骨つきのお肉を使うことで旨味がしっかり出て、ルーを使わなくても、きちんと味わい深くなります。
そして具材が大きくなることで、ごちそう感もアップ! 見慣れたシチューも特別感が出て、喜ばれること間違いなしですよ。
骨つきチキンとごろごろ野菜で
ごちそうホワイトシチュー
【材料(3〜4人分)】
・鶏もも骨つき肉…2本(500g)
・玉ねぎ…1個
・人参…1本
・じゃがいも(メークイン)…3個
・ローズマリー…2本
・パセリみじん切り…少々
・薄力粉…大さじ2
・オリーブオイル…小さじ2
【シチューの仕上げ用】
・白ワイン…80ml
・水…300ml
・バター…20g
・牛乳…300ml
・塩…小さじ2/3
・こしょう…少々
※お肉は骨つきのものであれば、いい出汁が出るので、手羽元などで代用することもできます。
(1)とり肉に薄力粉をまぶしておく
くさみの原因になる、とり肉に付いている余計な脂をとり、薄力粉を全体にまぶします。
(2)野菜を大きめに切る
人参は皮付きのまま縦に4〜6等分、玉ねぎは繊維に沿って2cm幅に切ります。
じゃがいもは皮を向き2等分にし、面取りをし、水にさらします。
【point】
このとき面取りででた、小さなかけらは煮込むときに入れるのでとっておきます。
(3)とり肉に焼き目をつける
鍋を中火で熱しオリーブオイル(小さじ2)を入れ、とり肉を焦がさないように、弱火でじっくり焼きます。
(4)野菜をいれて煮込む
人参、玉ねぎ、ローズマリーを加えてさっと炒めます。
油が回ったら白ワイン(80ml)、水(300ml)を加えて一煮立ちさせ、アクをとります。
蓋をして20分したら、じゃがいも、面取りででたかけらを入れ、さらに10分煮込みます。
(5)味付けをしたら火を止め、器によそい完成!
バター(20g)を加えて溶かし、牛乳(300ml)と塩(小さじ2/3)を加えて、煮立つ直前で火を止めます。
器によそい、お好みでパセリとこしょうを振り、完成です!
バターライスでおいしいアレンジ
お子様はバターライスにかけて、大人はお好みでゴルゴンゾーラチーズを溶かしながら、食べてみると、ごちそう感がより増してオススメです。
見慣れた料理も、ごちそうになる?
ただ具材をいつもより大きくしただけなのに、見慣れたシチューも、りっぱな「ごちそう」に変身。子どもから大人まで、楽しめるメニューになりました。
工程もいたってシンプルで、焼いて、煮るだけ。難しいホワイトソースづくりもなく、余計な旨味を足さずともおいしい、簡単なレシピです。
試しにゴルゴンゾーラを加えると、ぐっと大人っぽく、ワインを飲みたくなる味わいに。
寒い季節に心もからだも温まる、とっておきの一皿です。ぜひチャレンジしてみてくださいね。
最終話は、素材の相性を知ることは、失敗しない秘訣になる!? 香り豊かな「鯛とホタテの柚子ちらし」をお届けします。
(つづく)
【写真】濱津和貴
もくじ
ワタナベマキ
料理家。雑誌、広告などで旬の食材を使用した季節感ある料理を提案している。祖母から受け継いだ保存食を元に、今の時代にも作りやすさとやさしい味付けで何度も作りたくなる味が人気。
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