【今日のクラシコム】変わり続ける「仕事」との向き合い方を、コミュニケーショングループに聞きました
編集スタッフ 奥村
オフィスの様子など、当店の舞台裏をお届けしている「今日のクラシコム」。
ただいまクラシコムでは、2019年春のスタッフ採用を行っています。
そこで今回は番外編として、ちょっとまじめに「仕事」の話をしてみることに。クラシコムスタッフが普段向き合う仕事の内容と、そこに対する想いをインタビューしました。
新しい仕事に挑戦する、コミュニケーショングループに聞きました
▲左から市原、中川、今野、西野
話を聞いたのは、カスタマーサービスを担当するコミュニケーショングループのスタッフ4人。
いままではお客さまとのやりとりや受注対応が主な仕事でしたが、ここ1年ほどで、お客様との交流イベントの企画運営や、メールマガジンの企画運営、SNSの運用など……担当業務が広がりつつあります。
そんな新しい風が吹くチームの現状は、もしかしたら変わり続けるクラシコムの姿にも近いのでは? そう思い、現場のリアルな声を聞いてみました。
知識もノウハウも「ゼロ」から始めたイベント運営
マネージャーの西野は、2017年、2018年に開催された、当店ではじめての試みとなるお客さま交流イベントの運営に挑戦しました。
西野:
「北欧、暮らしの道具店の10周年を記念して『お客さまと交流できるリアルイベントをやってみたい』という案が出て、じゃあお願い!と任されたのが2017年のことでした。
会場探しから、イベントの内容決め、オペレーションの仕方などなど、どれも未知のことばかりで、もう何がわからないかもわからない状態。しばらく悶々としていましたね(笑)。
でも、とにかく動いてみないとなにもわからないと、チームに背中を押してもらいながら、ひとつひとつ手探りで進めていきました」
▲2017年に東京・清澄白河で開催した10周年記念イベント。司会は人事の筒井が務めました
翌年の2018年には、今度は400名規模のお客さまを招待するトークイベント「FIKA NIGHT」の運営責任者を務めることに。
西野:
「イベントの運営自体は2回目。前回の経験を活かせる一方で、規模が違う分、新たに考えなければならないことも多々ありました。
どちらのイベントにも共通していたのは、運営のメインはすべてクラシコムスタッフの手で行ったこと。大変なこともあったけれど、チームを横断して、一丸となって運営できたのはみんなの協力のおかげ。本当にいい経験でした」
▲イベント当日、現場で裏方として走り回った西野
▲会場には、たくさんのお客さまが足を運んで下さいました
変わり続けるクラシコムで、「新しい仕事」にどう向き合う?
創業以来、ずっと変化し続けてきたクラシコム。その中で経験のない新しい仕事を任されたとき、スタッフはどう捉えているのでしょうか? 昨年、はじめて読み物の取材と執筆を担当したスタッフ中川に聞きました。
中川:
「最初は、エディトリアルチームではない自分が本当にできるのかな……?と、正直なところ不安でした。でも、わたしが所属するのは『コミュニケーショングループ』。お客さまに届けたいものを形にするという意味で、この仕事もコミュニケーションの一部なんだと腑に落ちました。
『編集経験がない』とか『スキルが見合わない』とか、尻込みする理由はいくらでも出せたんですけど、そうやって言い訳を並べているのもちょっとカッコ悪いなぁと思う自分がいて。せっかく任せてもらった仕事なら、楽しんでやってみなきゃもったいないと思ったんです」
▲昨年、はじめての取材で佐賀の茶畑を訪ねた時のひとコマ
中川:
「それから少しずつ編集の仕事に携わるようになって、いまはメルマガエッセイの企画や編集を担当しています。
毎日が新鮮な気づきの連続で、まだまだ慣れないけれど、仕事の幅が広がったことで楽しみも増えました」
今野:
「言い訳を並べるのはカッコ悪いかもっていう気持ち、わかります。
わたしも昨年、はじめて読み物の連載の制作を担当したのですが、カメラの撮影も記事を書くことも初心者だったので不安がありました。でも同時に、チャレンジさせてもらえるってありがたいことだなと思って。
そうやって未知のことに前向きに挑戦できるようになったのは、クラシコムで働き始めてからかもしれません。自分だけじゃなくみんなが新しいことに挑戦しているから、背中を押してもらっているのでしょうか」
▲慣れないカメラや記事の執筆にも、日々奮闘中です
職種にとらわれず、やってみるのが『クラシコムらしさ』
市原:
「職種にとらわれず、なんでもやってみようと思うのは、クラシコムらしいスタンスかもしれないですね。
この会社に入ってすごく感じたのは、チームの垣根を超えて、全員がひとつの同じ目的に向かって仕事をしていること。
わたしたちはコミュニケーショングループだから、基本の業務はお客さまとのやりとりや受注対応です。でもたとえ別分野の仕事をすることがあっても、めざす方向は同じだと思えば、納得して挑戦できる気がしています」
▲台湾でのイベント出店のようす
市原:
「昨年わたしは台湾でのイベント出店に関わって、エディトリアルグループやMDグループのスタッフと一緒に仕事をしました。
普段の職種はバラバラでも、みんなが同じ目的を共有しているから、違和感なく仕事ができたんだと思います」
せっかくなら、ポジティブに捉えて楽しみたいから。
西野:
「こうして話してみると、クラシコムでは、新しい仕事や変化がつきものかもしれないですね。何年経っても挑戦があるから、気が抜けることはないかも(笑)。
でも、大変なときでも大変だなぁ、辛いなぁという悲壮感があまり漂わないのも、クラシコムらしいところかもしれません。
わたし、最初は必死な顔で仕事をしていたと思うんです。でも同じくらい大変なはずなのに、なぜかいつも笑顔で楽しそうな先輩の姿を見ていたら、ちょっと心が軽くなって。暗くなるより、できるだけポジティブに楽しみたいと思うようになったんですね。
イベントの仕事を終えた後、上司になんだかひと皮むけたねって言われて。振り返れば、あの仕事は自分の転機になっていたのかもしれません」
市原:
「でも、楽しむ=仕事で弱音を吐かない、というわけでもなくて。悲壮感は確かにないけれど、みんな大変な時は『大変だ〜!』って、明るく、ちゃんと弱音も吐いている(笑)。そこが健全ですよね。
困った時は悩みを開示して、頼れる部分は周りに頼る。でも、ひとりひとりが自立もしているから、馴れ合いや甘えにはならない。そんな関係性がスタッフ間にある気がします。
仕事の内容以前に、ここで働くことが楽しい、刺激的だなと思えるのが、一番のモチベーションなのかもしれません」
それぞれに仕事の内容は異なっても、きっとどのグループにも共通する想いのようなものが、インタビューを通じて伝わってきた気がしました。
今回、採用募集を行なっているのは全6種。当店で働くことにご興味をお持ちの方は、ぜひ採用ページをご覧になってみてくださいね。
採用募集の締め切りは、2/22 (金)AM9:30まで。みなさまのご応募を、心からお待ちしています!
▽今日のクラシコム一覧はこちら
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