【出窓のインテリア】「カーテン選び」で印象は決まる?出窓を生かした布選びのポイント
出窓のカーテン・ブラインド選びで、おしゃれなお部屋の印象に。付け方も、クリップを使用すればドレープが少なく、スッキリとした印象になります。出窓用カーテン以外を選ぶコツや、サイズ決めのポイントなども解説。
「出窓」をもっと生かしたいけれど……
お部屋選びのとき、出会うとなんだか嬉しい「出窓」。出窓があると、光もたっぷり入るし、部屋に奥行きも生まれます。だけど実際に出窓を使いこなせているかというと、自信がない。
そこで、この特集では「出窓」のあるお部屋のインテリアを楽しむコツを、スタイリストの四分一亜紀(しぶいちあき)さんにお伺いしました。
窓の大きな面積を一番占めるカーテン。だからこそ、カーテン選び一つで、お部屋の印象は大きく変わるのだそう。
そこで、まずは出窓に合ったカーテン選びのポイントや、取り入れるコツを聞いていきます。
光が差し込む出窓には、リネンや刺繍入りの生地がおすすめ
四分一さん:
「出窓は普通の窓よりも光をたくさん取り込むので、光に透けたときの生地の質感が面白いものを選ぶと、布の表情を生かすことができます。
刺繍がはいった生地は、光に透かすと、刺繍の模様と糸の質感が浮き出て、空間にちょっとしたリズムが生まれるのでおすすめです」
四分一さん:
「またシンプルなリネンの生地でも、織りムラのような表情があるものだと、光にあたったときにニュアンスがあって素敵。
インテリアをより自分の好みに仕上げるなら、こんな風に好きな布地を買って、カーテンとして使うと、選択肢がぐんと広がりますよ」
100円均一のクリップで、取り付けも簡単
四分一さん:
「生地を決めたら窓にサイズを合わせてカットします。下に隙間が1cmほど開くくらいの、引きずらない長さが理想的。
100円均一のカーテンクリップで挟めば、手軽に取り付けが可能です」
▲今回は簡易的に、カーテンを折りたたむだけにしました。
四分一さん:
「生地を取り付けるときには、ドレープがあまりできないようにピンと張ると、お部屋をすっきりと見せてくれる効果も期待できます」
スッキリ引き締めたいときには「ブラインド」
四分一さん:
「すっきりとしたインテリアがお好みの場合は、ブラインドを取り入れるのもいいですよ。横線が入ることで空間がより引き締まった印象に。
木のブラインドは、さらに温かみも加えてくれます。白などを選ぶと、より空間に溶け込んで見えると思います。
色選びに迷ったら、床や壁、家具の色など、部屋の中の大きな部分を占める色に合わせて選ぶと、部屋の中もごちゃつかず、インテリアに自然と馴染んでくれますよ」
いまいち決め手がわからなかった、カーテン選びのコツ。
機能はもちろん大切。だけどそこに加えて、光に透けた布の表情をよくみたり、どんな空間にしたいのかを改めて考えてみたりすることで、よりインテリアを楽しむことができそうですね。
次回は出窓を上手にディスプレイする方法を伺います。センスがないとダメだと思っていたけれど、誰でもすぐに真似できる3つのポイントを聞いてきましたよ。
👉次の記事はこちら
出窓をおしゃれに飾る3つのコツ
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四分一亜紀(しぶいちあき)
東京都出身。スタイリスト小澤典代氏のアシスタントを経て独立。インテリアや雑貨、手芸、料理など、暮らし周りの書籍や雑貨を中心に活動。最近スタイリングを手がけたのは「開くたびにワクワクする和気文具の手帳アイデア」(著者:今井里美)など。好きなものは写真とサッカーとおいしいもの。インスタグラム:@osib_japan
▽四分一亜紀さんがスタイリングをてがけた書籍は、こちらからご覧いただけます。
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