【わが家の朝支度】自分の朝ごはんは後でゆっくり。頼れるアイテムと仕組みで乗り切る朝支度(holonさん)
編集スタッフ 齋藤
1日を気持ちよく始めるための朝の支度を、さまざまな方に伺う連載「わが家の朝支度」。その人らしく「朝支度」を進める工夫や、こだわりについてお聞きしています。
今回ご紹介するのは、holon(ホロン)さん。毎日の家事や、日々のルーティンを、どうしたらもっと楽になるか、手間が減らせるか……ということを考えながら、実践する様子をインスタグラムやブログを通して発信しています。
機能に無駄がなくて、さらにワクワクすることも重視……というもの選びや暮らし方に、私自身興味津々! 以前、悩める子ども服の選び方についてアドバイスをいただいたこともありました。(記事はこちらから)
現在、夫と子ども2人と暮らしているholonさんの、スムーズに家族を送り出し、気持ちよくスタートを切るための仕掛けが隠れる朝支度を覗いてみました。
気持ちよく送り出すために
やる気スイッチを散りばめた朝
6:00 起床・身支度
6:30 朝食・お弁当づくり
7:30 洗濯開始・朝食の食器洗い
8:00 娘が小学校へ。朝食後の片付け・時間があれば軽く掃除
8:30 息子を幼稚園へ送り、帰宅後ひとり朝食・食器片付け・洗濯物を干す・掃除など
深呼吸で、朝に切り替える
holonさん:
「今住んでいるところは、窓を開けると遠くの広場でラジオ体操をしている人や、田んぼが見えるんです。
起きてからまずは窓を開けて部屋の換気・深呼吸をするなか、そういった風景を眺めるのも楽しみで。
朝の澄んだ空気で深呼吸すると、体全体もスッキリ目覚め、ゆるやかにスイッチを切り替えられるように思います」
▲なるべく気持ちよく目覚めたいから、部屋の片付けは前日の夜のうちにざっくりと済ませておくそう。ソファーの上には何も置かない、など簡単なことを決めておくだけでも、ぐんとスッキリするのだとか。
寝起きの悪さはマスクでカバー
▲「サボリーノ 目ざまシート」を愛用
holonさん:
「朝起きたらまずは、洗顔、スキンケア、化粧下地までできるオールインワンマスクを顔にペタリと貼っています。
昔から寝起きがとても悪く……家族を持った今でも起床してしばらくはボーッとしてしまうんです。どうにかならないかなと最近取り入れた救世主が、このアイテムです。
起きたらすぐにパックを貼って、しばらく過ごすように。はがす頃には心身共にシャンとした気分に切り替わっています。ほんの2〜3分のことですが、今の私には欠かせません」
家族が出発した後の、1人ごはん
▲この日は前の晩に残ったラタトゥイユをプラス。「こんな風に、冷蔵庫から取り出してそのまま食べられるものは便利ですね」とholonさん。
holonさん:
「以前フルタイムで働いていたころ、子どもの朝食や身支度を手伝ったり、家事をこなしたり……朝の時間は限られている上に、とてもバタバタしていました。
そこで、引越しをしてライフスタイルが変化したのをきっかけに、自分の朝食は家族が出発してから食べてみようかと考えました。
平日の朝ごはんは私も家族も、パンやスープ、フルーツが主なメニューです。
食材はなるべく手間のかからないものを。たとえば、ハムはカットするだけ、ヨーグルトは器には取り分けず個包装のものを開封するだけ、スープは昨晩の残りや粉末タイプを溶かすだけ……のような具合です」
▲チーズやヨーグルトなどの乳製品は切らさないようにしているそう。
holonさん:
「子どもたちも好きなフルーツは、糖分・水分も取れるので必須ですが、ナイフで皮を剥く手間がないものを意識的に選んでいます。
これらは以前働いていた頃、朝からコンロ前に立つハードルが高くて、調理や片付けが簡単なメニューを試行錯誤して落ち着いた方法で。
今でも、私以外の家族の出発時間は変わっていないので、火をなるべく使わず、ほぼ1工程でできるこの仕組みが我が家には合っているなあと続けています。
食後は、スマートフォンでスケジュールや天気をチェックして、今日の予定を立てます。毎朝録画している朝ドラを、オンエアより少し遅く観るのも楽しみの一つですね」
支度完了!お出かけバッグ、何が入ってる?
【バッグの中身(左から時計回りに)】
・サコッシュ(PORTER)
・財布(エムピウ)
・ポーチ(mont-bell)
・ハンカチ(フェイラー)
・スマホ
holonさん:
「サコッシュは、開口部がボタン留めで、物へのアクセスが簡単。ナイロン製だから丈夫で、家での洗濯も可能です。細かく別れている内ポケットや、外側のファスナーポケットなどの機能性も心地良いんです。
昔は重さよりもデザインや素材を優先していたことがありましたが、今は軽さや手入れのしやすさがバッグ選びのポイントに。
電子マネーや交通系ICカードのおかげで、外出先で現金を使うことも少なくなってきたので、お財布は小さなものに変えました。中身は、クレジットカード1枚、少量の現金だけと、最低限にしています。
mont-bellのポーチには、家族で使えるものも入れています(ワセリン、小さなハサミ、絆創膏、常備薬など)」
▲壁につけたこの棚(ウーテンシロ)には、文具、掃除ブラシや爪切り、ワセリンなど家族がよく使う日用品全般をざっくりと収納。壁には他に、エコバッグなど普段の買い物時の必需品を掛けている。
苦手を受け入れて、仕組みを作る朝支度
holonさん:
「朝が苦手だからこそ、自分を助けてくれる便利なアイテムや、手間のいらない仕組みが必要でした。
もともとズボラということもあって、便利な道具に頼ってみたり、当たり前と思っていた習慣を取り払って、自分や家族にちょうどいい具合に改善することが好き。
頑張るための切り替えスイッチは、今の自分に最適なものを、小さくていいから複数持ちたいです。大きなものをひとつよりも、小さいものが沢山あった方が、嬉しい。朝の深呼吸も、オールインワンのパックも、ハードルの低い朝食も、そんな思いから続けています」
(つづく)
【写真】holon
holon
インスタグラマー、ブロガー。夫、娘(8歳)、息子(4歳)の4人家族。実際に使ってみて、本当に選んでよかったものをSNSで紹介することも多く、現在はInstagram(@holon_)の他、ブログやYouTubeでものんびりと情報発信をしている。好きなことは、家で過ごす時間と睡眠。先日、長年勤めていた会社を退職し、現在は専業主婦を満喫中。blog→http://holonno.com/
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