【今日のクラシコム】「インターン生」がやってきました。
編集スタッフ 田中
オフィスの様子など、当店の舞台裏をお届けしている「今日のクラシコム」。
先日、クラシコムのインターンシップ募集をしました。
*現在は募集を終了しています。
インターンの仕事内容は、『北欧、暮らしの道具店』の運営サポートやアシスタント業務が主です。さらに、募集のお知らせを読み進めていくと、求める素養には「世界観をリスペクトできること」「素直さ」といった項目が……
普段は学生さんと接する機会が少ないクラシコム。どんな方がやってくるんだろう?と、わたしたちもワクワクしながら待っていました。
▲矢沢さん(20)野球に熱中した少年時代を過ごし、国際的な環境で学べる高校を卒業後、オーストラリアでWEBデザインや映像制作を学ぶ学校へ。今回は冬休みの一時帰国期間中にインターンシップに参加。
こちらが今回インターンに来てくれた矢沢さん。今日は、インターン開始から10日程経った頃を見計らって、応募のきっかけや、始まる前と後の気持ちの変化まで聞いてみました。
『青葉家のテーブル』をYouTubeで発見して
▲左から、今回矢沢さんのメンターを担当した社長室の高尾、矢沢さん、人事の筒井
少しユニークな環境に身をおいて勉強中の矢沢さん。クラシコムにたどり着いたのは、意外にも商品やお店ではなく、YouTube上で短編ドラマ『青葉家のテーブル』を観たことがきっかけだったそうです。
矢沢さん:
「YouTubeで短編ドラマを観るのが好きで、関連動画で出てきた『青葉家のテーブル』を1〜4話一気に観ました。そこから『北欧、暮らしの道具店』のインスタグラムに飛んで、WEBサイトに飛んで……
はじめは映像を製作している会社だと思っていたのですが、調べていくと洋服や雑貨を売っているお店だということがわかって。『じゃあなんでドラマを作ってるの?』という疑問がクラシコムへの最初の興味だったかもしれません。
ちょうどその数日後、インターンシップ募集のお知らせを見つけて、インターン先を探していた自分のタイミングと合ったこともあり応募しました」
仕事の幅が広くて、学びはもう十分!なくらいたくさん(笑)
▲矢沢くんに「十分すぎるくらいいそがしいです」と言われ、頭を抱えるメンター高尾
インターン開始からの担当業務は以下の通り。
・VMD=トップページの更新(イチオシ商品や旬な情報の並び替え)
・お客さまアンケート集計
・動画編集
・撮影スタジオの整備
矢沢さん:
「インターン参加前のMTGでは、実際にやる業務は状況に応じて……といった感じで詳しく想像できていなかったので、データ分析から動画編集まで幅広く担当させてもらえると思っていませんでした。特に、代表の青木さんと店長の佐藤さんにインタビューができたこと、お客さまがいらっしゃる座談会に同席させてもらって、直接話を聞けたことが印象的でした。
僕のインターンの参加目的が業務に関するスキル習得ではなく、体験を通じて『会社で働くってどういうこと?』『社員の方はどんな風に働いてるの?』を知ることだったので、むしろやりたいことや見たいものは存分に見せていただいている気がします。
毎朝のVMD業務を通して、お客さまにどうやってお店や商品の魅力を伝えていくか?を日々考えていたところだったので、アンケート集計や座談会の同席で、お客さまのお店への率直な思いを肌で感じられ、考えを深めることができたように思います。
会社の様子を、社内でレクチャーを通じて教えられるよりも、自分の体感として得られたことは、かなり発見でした」
会社で働くことって、本当に自分にフィットしているの?という疑問
矢沢さん:
「中高生の頃から、なんとなく個人で仕事をする方がかっこいいと思っていたんです(笑)だから、会社で働くのって意味あるのかどうか確かめに来たところもあったのかもしれないですね。
でもまだ10日しか経っていないけど、クラシコムで人と人でやりとりしながら思考する日々を体感しているうちに、仲間と一緒に仕事をすることでお互いに成長し続けられる感じがしていて、誰かと働くのっていいなと思いはじめています。
学校を卒業した後の進路も悩んでいたのですが、一度会社に就職するのも選択肢のひとつに加えて、考えが変わりつつあります」
“自分のものさしで選びたい人” と一緒にもがきたい
最後に、メンターをしている社長室の高尾と、人事の筒井に、インターン生と一緒に過ごした感想を聞きました。
高尾:
「メンターとして隣で仕事して楽しかったです。クラシコムに入社してはじめて教えるという立場になったのですが、クラシコムで働く人にクラシコムのことを説明するという経験ができたことは、自分にとっても会社への理解を深めるいいインプットになりました。
矢沢さんは、ある選択肢に対して、自分が良いと思ったら直感で良いと言える人だと思いました。僕は他の選択肢とも比べた上で判断したいタイプだから、その違いが面白く感じたし、彼の強みだなとも思いましたね」
筒井:
「何かの意思決定をする時に、高尾さんのように選択肢を比べた上で自分の基準で選ぶときと、矢沢さんのように比べなくても自分の直感で選べるときと、 考えなしに誰かの基準で選んでしまうときがあって、案外誰かのものさしで選ぶことって多いです。でも大事なシーンほど、『自分のものさしで決めることを諦めたくない』とも思っていて。
いつもそうであろうとするのは難しいから、社内でも日々議論が尽きないですが、インターンで来てくれる方にも、“自分のものさしで選びたい” という気持ちで、一緒にもがくことに共感してもらえたらうれしいなと思います。
学生だからとか社会人だからとか関係なく、この『諦めたくない』という共通項が矢沢さんとクラシコムを引き合わせてくれた理由な気がします」
冬休みが終わったら矢沢さんはオーストラリアへ帰ってしまいますが、インターン生の受け入れは別の機会にも続くようです。またみなさんにご紹介できるそのときまで、お楽しみに〜
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