商品プランナー　斉木

何度も「なくす」という選択肢を考えたけれど、どうしてもなくせないものってありませんか？

私にとってはまさに、リビングのゴミ箱がその悩みのタネでした。

たとえばこれがキッチンのゴミ箱なら、蓋が閉まるとか、分別がいくつ以上あるとか、具体的な制約がたくさんあるから、取捨選択がしやすいのです。しかし、ことリビングに関しては、選ぶための制約もはっきりしませんでした。

・ないよりは、あった方がいい（花粉症だから）
・そんなに大きくなくていい
・とにかく目立たない方がいい

試しにいくつか項目をあげてみても、形も色も大きさも頭の中で像を結ばずボヤ〜っとしたまま。そんな長年のゴミ箱迷子生活に、先日ついにさよならを告げることができました！

 

色も大きさも絶妙だった、「ペーパー素材」の収納バッグ

それは、イタリア生まれのブランド「UASHMAMA（ウォッシュママ）」のペーパー収納バッグ Mサイズ。

紙（ペーパー）といっても、植物由来の「セルロース」という素材を使っており、見た目はマットな革っぽいし、生地にも厚みがあり、しっかり自立します。

Mサイズは横17cm、高さ30cm（折り返さない状態で）、マチ11cmほどあり、10リットルのゴミ袋を入れるのにちょうどいいサイズ。小さすぎず大きすぎない。色も、オフホワイトといえど柔らかなグレージュのような雰囲気で、家具にも壁にもすっと溶け込みます。

▲もしや雑誌も入るサイズでは……？と、積ん読の雑誌を5冊ほど入れてみました。ぴったり！

 

紙なのに洗える＝水回りでも活躍するのでは…!?

これぞ理想のゴミ箱！と思うに至った決め手は、この見た目で「洗える」ということでした。

実は以前もデザインが気に入り同じようなペーパー素材のものをゴミ箱代わりにしていたのですが、使ううちに薄汚れていき泣く泣く処分した苦い思い出が……。これならたまに拭いたり洗ったりしながら長く愛用できそうです。

洗えるくらい水に強いならば、洗面所脇でスキンケアアイテムをひとまとめにしたり、観葉植物の鉢カバーにするのもよさそう。使い道がどんどん浮かび、使い勝手のよさそうなSサイズも追加で買うことにしました。

 

高さを調整できるから、使い道がどんどん広がる！

Sサイズは横11cm、高さ（折り返しを伸ばした状態）22cm、マチ11cmというサイズ感。

マチのおかげでしっかり自立し、中のものが見えやすいので、何を入れるか迷った結果、つい収集してしまうマニキュア30本ほどを入れることにしました。

30本というとちょっとした重さになりますが、生地がしっかり厚いので片手で持ち歩いてもくたっとなることはありません。何色にしようかな〜とゴソゴソしても、間口が広くて探しやすいのと、素材が柔らかいので中の物を傷つける心配がないのがうれしいポイントです。

▲キッチンで使うなら、Mは布巾入れに、Sは茶葉のストック入れに

この収納バッグは、置く場所や入れるものによって折りたたんで高さを調整できます。

たとえば私の場合、ゴミ箱にする時は容量が増えるようMサイズを1回折り、布巾を入れたりスキンケアアイテムをまとめたりと細々した物を入れる時は3回折りにしています。ここまで見えていた方が取り出しやすい、逆にここまでは隠したい、そんなわがままな要望に応えてくれるんです。

▲軽いのでこんなふうに引っ掛けることもできました。レジ袋を入れたり洗濯機横でネットを入れたりしたい…！

 

使わないときは畳んでおけば邪魔にならない

▲ちょっと大きめのタグがぴょこっと出ていて可愛いんです。

使わないときは紙袋の要領でペタッと畳めます。

収納アイテムとして使っているときはシャンとした様子なので紙であることを一瞬忘れてしまうほどなのですが、この時ばかりは「やっぱり紙なのね〜」と実感しました。

 

次買い足すなら、何色にしよう？

▲前から天然素材の収納アイテムに目がなくて、こちらは以前から文具立てに使っているキャンバス地のもの

使ってみて、その汎用性の高さに驚かされたペーパー収納バッグ。早速もう数枚買い足してもいいかも……なんて考え始めています。

そうなると悩むのが色。今回買ったオフホワイトに加え、落ち着いたオリーブとライトグレーの3色。どれもインテリアになじむ色ばかりだから、和室にはオリーブがいいなとか、汚れが気になる物に使うときはグレーも良さそうだなんて妄想が止まりません。

頼もしい収納アイテムがまたひとつ見つかって、家の中のごちゃつきが気になるスペースを点検して回っている今日この頃です。

 

▼今回紹介したアイテム

その他のサイズや色はこちらから

 

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