【夫婦とコーヒー】ご機嫌でいたい、優しくしたい。簡単ではない毎日に「一杯のコーヒー」がくれたもの

編集スタッフ 小林

夫婦のコミュニケーションって、難しい

結婚して、夫婦になって。「この先をこの人と一緒に過ごしたい」という選択をした。

けれど実際は余裕のなさから言葉足らずになってしまったり、素直になれなかったり、そもそも忙しくて会話が減っていたり。

お互いにとって良きパートナーでいたい、なんて理想は思い描くけど、日々の暮らしの中で「上手な夫婦のコミュニケーション」は意外と難しいもの。

けれど、そんなとき一杯のコーヒーがきっかけになって、お互いに少し優しい気持ちになれることってありませんか?

もしかしたら今回ご紹介する、UCCのカプセル式コーヒーマシン「DRIP POD(ドリップポッド)」も、実は夫婦のコミュニケーションを支えてくれる味方になるかもしれない。

そこで、イラストエッセイストの犬山紙子(いぬやま・かみこ)さんと、ベーシストであり漫画家の劔樹人(つるぎ・みきと)さん夫婦に、ドリップポッドを試していただくことにしました。

どちらかといえば、正反対の性格のふたり。

だからこそコミュニケーションに悩み、日頃から意識して「相手に真摯に向き合いたい」と工夫している、そんな夫婦です。

使っていただいたのは、新機能が搭載され、男女問わず使えるシンプルなデザインの「DP3」。コーヒーひとすじ約90年のUCCが、いつでも・誰が淹れても「最高の一杯」を楽しめるようにという思いから生まれた「ドリップポッド」から出た、最新モデルです。

実際に夫婦のコミュニケーションに何か変化はあったのか、伺いました。

(この記事は、クライアント企業さまのご依頼で制作する「BRAND NOTE」という記事広告コンテンツです)

 

正反対の性格だからこそ、悩むこと

普段は犬山さんが大黒柱としてお金を稼ぎ、面倒見のよい劔さんが兼業主夫として家庭を支え、協力して3歳の娘さんの育児もしているおふたり。

どんなことに気をつけてコミュニケーションをとっているのでしょうか?

犬山さん:
「頻繁に話をするよう心がけていますが、余裕がなくなると伝え方が雑になって、もっと優しい言い方ができたのではないか、と自己嫌悪に陥ることも。

だから感情を爆発させないために、本を読んだり専門家に話を聞いたりしつつ、なるべく日頃から夫に対して甘えるよう意識しています」

劔さん:
「僕は気がついたことがあっても、余計なことを言っても仕方ないと思って飲み込んでしまうことがあります。

けれどあとで『言っておけばよかった』と後悔することが多いので、思いついたことはなるべく話すようにしています」

元々コーヒーが大好きだというふたり。仕事に育児に駆け抜ける夫婦の毎日にドリップポッドがあったら……?

似た者同士ではないふたりが模索しながらも生まれた、コミュニケーションの工夫も聞いてみました。

 

朝いちばんの報告会
「ひとまず、お疲れさま!」のコーヒー

犬山さん:
「朝はいつもとにかくバタバタで。なんとか気力を出してこどもの支度をしたら、つるちゃんが娘を保育園へ連れて行ってくれます。そして二人が家をでたら、私はしばらく放心状態になります(笑)。

彼が家に帰ってきたら一緒に、朝からおつかれさま!のコーヒータイム。『今日は保育園に送り出すとき、どうだった?』という会話になることが多いですね」

犬山さん:
「他にも今日1日の予定や、今仕事でどんな状態なのかを共有する時間にもなっていて。

娘が生まれてから、以前よりチームプレーを意識していることもあって、お互いのスケジュールをきちんと把握できるよう工夫したり、無理をしすぎていないかヒアリングしたり。

夫はいつも頑張りすぎてしまうので、ときにはもっと休んで欲しいと伝えることもありますね。

そのあと仕事が待っているので、お互いを労ったら『よ〜し、大人の時間だ!』と気持ちを切り替えて仕事にのぞみます」

▲新モデル(DP3)は従来と比較して、よりスタイリッシュに。

犬山さん:
「ドリップポッド(DP3)を見てまず最初に思ったのは、収納場所をとらないスリムさだなということ。ごちゃつきがちな台所まわりにもすっと馴染む、シンプルな見た目もいいと思いました。

わたしは朝、仕事に向けて、少し濃いめに淹れたコーヒーを飲んで気合いを入れたいので、ドリップポッド(DP3)の『ストロングモード』(※)はとても重宝しています」

※新機能の「ストロングモード」はボタン一つで、蒸らし時間と抽出スピードを自動で調整し、同じカプセルでもより香り高く濃厚な味わいに淹れてくれる機能。

劔さん:
「僕もカフェオレが好きなので、ストロングモードは嬉しい機能ですね。濃厚な味わいになるから、牛乳を淹れてもコーヒーの味がしっかり感じられて、リッチな気分になります。

まだ寒いので試していないのですが、その下にある『アイスモード』(※)も気になっています。夏になったら氷をたっぷり入れたアイスコーヒーを飲みたいなぁ」

※「アイスモード」はアイスコーヒーに適した湯量を自動で調整し、抽出してくれる機能。

▲操作パネルの矢印で抽出モードや湯量を選択可能。多機能でもスマートに使用できます。

 

仕事の合間にささっとひと息
「しょうもない話でもしようか」のコーヒー

劔さん:
「ふたりとも家で仕事をする日は、お互い根を詰めると仕事部屋にこもりきりに。なので途中コーヒーを入れて、仕事部屋の妻に声をかけ、ふたりでひと息つくようにしています。

こういうときはいつも大体、9割くらいは本当にしょうもない話ばかりしていますね。ふざけたり、モノマネをしながら会話をしたり……」

犬山さん:
「しょうもない話をするために生きてる、みたいなところがあるよね。それが楽しくて、ほっとする」

▲カプセルをセットしボタンを押せば、約1分で抽出完了。「僕はお湯を自分で沸かさなくていいのが一番嬉しいかも」と劔さん

劔さん:
「けれど、あくまでも仕事の合間の休憩なので。スピーディーに淹れられる、手軽さは大事ですね。僕は切り替えが苦手なので、準備や片付けが大変だと、それだけでちょっと疲れてしまう。

でもドリップポッドは、カプセルをセットしてボタンを押すだけ。何も考えずにできるのがありがたい。

だから妻の分もコーヒーを淹れようって自然と思えるし、自分から声をかける頻度もあがったような。

前よりもだいぶ気軽に、妻とコーヒーを囲む時間が取れている気がします」

犬山さん:
「それに、音も全然しないよね。すごい静か。よく考えたら仕事中にどちらかがコーヒーを淹れていても、全く気づいていなかったかも。相手の集中を妨げずに、自然にコーヒー時間に誘えていますね」

 

耳に痛い話をするときに
「味方だよ、寄り添いたいよ」のコーヒー

犬山さん:
「そこそこ深い話し合いになるときや、お互いにとって耳に痛い話をするとき、まずはコーヒーを淹れて空気を変えるようにしています。

ふわっと部屋に広がる香りや水が落ちる音で、思い詰めている自分自身も少し冷静になって、空気も和らぐ気がして。

こういう大事なときほど、戦うのではなく『お互い味方で、お互いを思いやるために話し合う』という前提で話をしたい。少しでもハートフルな会話にしたい。相手に寄り添って話をしたい。

そうして話し合いが上手くいったと思える『成功体験』を、ちょっとずつ積み重ねたいな、と思っています」

劔さん:
「以前は、怒っているのかな? なんて不安に思うこともありました。

でも、そんな彼女の姿から、味方でいたいんだという意志を感じるし、決して言い争いをしようとしているわけではないんだと、伝わってきて。

彼女は話をきちんと聞いてくれる。それを信じて、僕も感じたことをもっと話そう、と思うようになりました」

犬山さん:
「実際に使ってみて感じた、こういう場面に発揮されるドリップポッドの良いところは、味のよさですね。

本当においしい。ふたりで、これはお店の味だ!って話していたほど。プロのハンドドリップの技を再現することに力を注いだ、と聞いて納得です。

こういった重めの話し合いこそ、おいしいものを片手にするのがいちばん。やっぱりおいしいものを前にしたら、人はいじわるになれないですから。

だからこのコーヒーと何かちょっとした甘いおやつがあれば、もうそれだけでうまくいく気がする(笑)」

▲カプセルは世界中のコーヒー農園から、UCCが厳選したコーヒー豆を使用。カフェインレスや緑茶、紅茶など全部で14種類。

犬山さん:
「カプセルの種類もコーヒーからお茶まで、たくさんあるので、気分に合わせて選べるのもいいと思います。

『どれにする?』なんて、会話を始めるきっかけにもなりますよね。

わたしはなるべく夜にカフェインをとらないようにしているので、カフェインレスがあるのもお気に入りのポイント。時間を気にせずおいしいコーヒーを楽しめるので、非常に助かります」

 

夫婦の関係だって、自分たちだけで頑張らない

劔さん:
「元々コミュニケーションはとるほうですが、コーヒーをいれるハードルが下がったことで、コーヒー入れようか?と話しかける頻度があがり、そこから自然と会話の量も増えたと思います。

ドリップポッドは本当にずっと稼働していて、気がつけば日常生活の一部になっていました。

僕はコーヒーを外で買うことも多かったのですが、最近は家でお気に入りのカプセルを選んでタンブラーに淹れて、持ち出しているほどです」

▲受け皿は高さの調節が可能。外してしまえば、高さ14cmのタンブラーがすっぽり入ります。

犬山さん:
「ともすればドリップポッドを買うことって、日常に何かをプラスするための贅沢だ、と考えることもできると思うんです。極論、なくても生きていけるかもしれない。

でも『きちんと美味しいコーヒーを、いつでも好きなときに、そっと差し出してくれる』というシンプルな便利さが、『自分たちでなんとかしなくちゃ』と行き詰まってしまう夫婦の間に立って、ふたりの関係を繋げる手助けをしてくれる。

それは心からありがたいと思いますね」

犬山さん:
「きっと食器洗浄器とか洗濯乾燥機とか、そういう便利な道具を駆使しながら、家事やストレスを減らしていくことと考え方は同じで。夫婦の関係だって、自分たちだけでできることには、限界があると思うんです。

これから長い時間を過ごしていく相手と良い関係を築いていけるかは、切実な問題。

だからこうやってドリップポッドのように頼れるものを上手に頼って、その分浮いた時間や、生まれた心の余裕を、わたしは娘や夫のために使いたいなと感じています。

いろいろあっても『生きてくれているだけで、こんなに嬉しいんだ〜』と思える、柔らかな心でいたいなって」

 

相手を想い、自分に向き合うために、できること

夫婦のコミュニケーションって、難しい。なんだかんだ言っても、それはきっとずっと、変わらない気がします。

でももし、一杯のおいしいコーヒーがそこにあったなら。いつだって好きなときに、何も気にせずに、豊かな香りと風味が心をふわっとほどいてくれたなら。

もちろんコーヒーだけで全てがうまくいくわけではないけれど、ドリップポッドはわたしたちの決して簡単とは言えない毎日を、そっと支えてくれる。

忙しい毎日でも、めげそうになっても。小さくて頼れる、心強い味方になってくれるのではと、期待しています。

 
▼公式通販ドリップポッドストアでは、限定カラーや特別なセットを用意しております。
ドリップポッドは楽天amazonでもご購入いただけます。

【写真】佐々木孝憲


もくじ

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犬山紙子(いぬやま・かみこ)、劔樹人(つるぎ・みきと)

妻・犬山紙子はイラストエッセイスト、コラムニスト。雑誌、テレビ、ラジオなどで幅広く活躍中。主著に、『負け美女 ルックスが仇になる』(マガジンハウス)、『女は笑顔で殴りあう マウンティング女子の実態』(瀧波ユカリとの共著・筑摩書房)などがある。

夫・劔樹人はベーシスト、漫画家。著書に「今日も妻のくつ下は、片方ない。」(双葉社)、「高校生のブルース」(太田出版)。「小説推理」、「MEETIA」などで連載中。コミックエッセイ 「あの頃。〜男子かしまし物語〜」(イースト・プレス) は、松坂桃李主演で映画化が決定し、話題に。


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