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【スタッフコラム】依存が大切

【スタッフコラム】依存が大切

編集スタッフ 野村

「自立とは、依存先を増やすこと」

この言葉を見た時、目から鱗だと感じました。

小児科医で自身が脳性まひ患者でもある熊谷晋一郎さんが、とある記事に書いていた言葉です。

自立の対極にあると考えられがちな「依存」こそが、実は自立には大事なんだというその考え方に感銘を受け、大事にしたい言葉だなと感じました。

頼ることができるたくさんの人やものがあって、依存先が増えていくということは、それだけ問題に対して、自分で判断して対処していけるということであって、結果的に自立につながっている。そう書かれています。

ちゃんと何でも自分でできるようにならなきゃと焦っていた自分は、「頼ることって悪いことじゃないのか」と肩の力がすっと抜けていくのを感じました。

そういえばクラシコムに入社して、「チームみんなで助け合おう」という力強い雰囲気が、どんな場面であっても溢れているなと感じます。

たとえば、想定していた成果があげられなかった仕事について。その原因を個人に押し付けるのではなくて、チーム全体に帰属して、改善点はどんなところにあったかをみんなで研究することもしばしば。

そんな研究を通して、また新しい発見や学びが出てくるので、次に向けて頑張ろうと感じられます。

もうひとつ、「会社」について特集したとある雑誌で見た文章も好きで、自分のメモに残しています。

そこには、「会社って何のためにあるのかという質問に対して、『一人一人が平凡で小さな存在でも、みんなで集まってやれば大きいことができるじゃないですか』という答えが最も腑に落ちた」と書かれています。

どんなことでも、どんな規模でも、誰かと協力して作り上げたものや仕事は、「大きいこと」なんだと捉えられると、仕事に対する気持ちも少し上向きそうです。

前職でも、尊敬する人たちが口を揃えて「1人では仕事はできないよ」と教えてくれました。

誰にも得意なこと、苦手なことがあって、万能な人はいない。平凡だったとしても、みんなで助け合っていければ大丈夫なんだと伝えてもらっていたのかもと思い返しました。

今週もあと少し。そんな言葉たちに励まされながら、頑張りたいと思います。

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