【ひと味違う、夏そうめん】第2話:サバ缶があればOK?冷えた身体を温める「ひっぱりうどん風そうめん」
編集スタッフ 小林
暑い暑い、夏。
キッチンに立ちたくない、食欲がない、そんな季節に台所にあると大助かりなものと言えば、やっぱり「そうめん」。
ということで、この特集では常にストックしておきたい「そうめん」を、いつもとはひと味違う味わいにしてくれる、お助けレシピをご紹介。
東京・国立にて、ご夫婦で「food common」を営む戸村沙絵さんに、全4回にわたってレシピを教えていただいています。
マンネリは避けたいけれど、やはりそうめんの魅力は、その手軽さにありますよね。
そこで今回はどのレシピも、普段のスーパーで買える食材で、とびきり簡単に作れるものを教えていただきましたよ。
この第2回目でご紹介するのは「ひっぱりうどん風そうめん」。実際に私も自宅で作ってみたところ、5分ほどで完成。しっかりと満足感のあるレシピです。
冷房で疲れた身体にも嬉しい
「ひっぱりうどん風そうめん」
沙絵さん:
「ひっぱりうどんは、山形の郷土料理。茹でたうどんを、お鍋から直接、具材の入ったタレにひっぱり入れながら食べるものです。
このレシピはそのひっぱりうどんを、アレンジ。熱々のそうめんを、サバの入ったタレにつけながら食べる、つけ麺風のレシピです。
とにかく素早くできて、材料も少ないので、我が家では困った日に大活躍のメニュー。熱々を食べるので、クーラーで冷えてしまった身体にもおすすめですよ」
材料(2人前)
そうめん…200g(おおよそ2把程度)
<つけダレ>
サバ水煮缶…1缶
お好きな薬味…好きなだけ
めんつゆ(希釈タイプ)…大さじ2程度
今回は薬味に一押しの、万能ねぎ、あおさのり、白ごまを使用しています。他にもミョウガや大葉など、お好みのものを、好きなだけ入れて楽しんでくださいね。
作り方
1. 鍋でそうめんを茹でる
鍋に湯を沸かし、パッケージの表示通りの時間で、そうめんを茹でる。
2. つけダレを用意する
お湯を沸かしている間、蕎麦ちょこに、めんつゆ(大さじ1程度)を原液のまま入れる。
そこに水気を切ったサバ缶、お好きな薬味を加える。
薬味を入れることで水気がなくなってしまうようであれば、めんつゆを少し足す。このときつゆを入れすぎるとしょっぱくなるので、注意すること。
3. 食べながら、お好みの味に調整する
茹であがったそうめんは、茹で汁ごと食卓へ。(お鍋のままでもOK)
お鍋から直接そうめんをひっぱり、タレにつけながら食べる。
茹で汁が入ることで、少しずつタレの味が薄まるので、濃くしたい場合は麺つゆを足したり、薬味を入れたりしながら、調整してください。
つゆが飲みたくなったら、
沙絵さん:
「いろいろなものを足しながら、その変化も楽しみつつ、ラフに食べられるのがこのレシピのいいところ。
人数が多い時などは卓上コンロで、テーブルの上で調理しても、楽でいいと思います。ものすごく簡単にできるので、家族のお腹すいたコール対策にも助かります。
結構するっと食べ終わるのですが、たくさん食べたければ追加でそうめんを茹でて、簡単におかわりができますよ」
実はこのレシピを教えていただいてから、すでに5回は作って食べているほど、我が家では大ヒット。
材料も手順もシンプルだから、というのもあるのですが、何よりも、すごくおいしい。
忙しいときほど、この簡単さで!?と感動するので、ぜひたくさんの方にお試しいただきたいです。
次回は食欲がないときでも、これなら食べたい「豆乳おだしの胡麻そうめん」をご紹介します。
【写真】food common
もくじ
food common
みんなそれぞれに異なる「普通」があるけれど、自分たちの「普通」を表現するなら何だろう。そんな想いから、シンプルさを基幹に置き、夫婦2人で東京・国立にてお店を営んでいる。出来るだけ、目の届く範囲でつくられた食材を使用し、 昼は定食とデザート・夜は餃子とビールと日本酒を提供。現在はオリジナルのグラノーラやエプロンなども、オンラインストアで販売中。
東京都国立市中1-9-37 KKビル3階
※現在のお店の営業状況はinstagramなどでも適宜情報を更新していますので、ご確認ください。
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