【あの人のバッグ】日々の持ち物には、差し色で遊び心を携えて。身軽さ重視のバッグの中身(久保利彩さん)
編集スタッフ 岡本
リップに手帳、お財布、ポーチ。名前をみるだけで心おどる、そんなアイテムたちが一堂にあつめられた「バッグの中身」には、そこかしこに 「その人らしさ」 が詰まっているのかもしれません。
特集「あの人のバッグ」は、気になるあの人のバッグやポーチの中身を、あれこれ聞いてみる連載シリーズ。
今回のバッグの持ち主は、ファッションECサイトの広報を務める久保利彩さんです。
洗練されたインテリアやこだわりの洋服、おいしそうな食事などの写真が並ぶ、久保利さんのインスタグラム。それらももちろん魅力的ですが、ときおり発信される芯の通った言葉たちからは、私自身、刺激を受けることが多々あります。
シンプルな中に “らしさ” が光る久保利さんのバッグの中身を、さっそくご紹介します。
差し色がきいた「バッグの中身」
(左上から時計回りに)
・名刺入れ / Pettinaroli(ペティーナローリ)
・リング / MONICA CASTIGLIONI(モニカ・カスティリオーニ)
・インド綿の木版ハンカチ
・ネックレス
・ハンドジェル / Aesop(イソップ)
・バーム / AOTEA(アオテア)
・サングラス / OLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)
・文庫本
・万年筆 / LAMY(ラミー)
・レザー財布 / RHYTHMOS(リュトモス)
・クロシェ編みバッグ / 兄からもらったインド土産
・傘 / OCAILLE(オカイユ)
久保利さん:
「名刺入れは1881年から続く、イタリアの老舗文房具店ペティーナローリのもの。知人からいただいたもので、明るいイエローを見るたび気分があがります。仕事柄、人とのつながりを大切にしたいので名刺は常に持ち歩いています。
リングやネックレスは、ここ数年で少しずつ増やしているお気に入りたち。リングは重ね付けしたり、ワンポイントとしてつけたりと洋服に合わせてコーディネートしています。
2本持っているOCAILLEの傘は、晴雨兼用でとにかく軽くコンパクトなのが特徴です。カラーバリエーションが絶妙で、新しくこのグレーを追加しました」
バッグ選びで最優先するのは「軽さ」
(左から順に)
・黒の巾着バッグ / _fot
・クロシェ編みバッグ / 兄からもらったインド土産
・リーバシブルトートバッグ /miiThaaii(ミーターイー)
久保利さん:
「一軍のバッグを並べたら、軽くてくたっとした素材のバッグばかりでした。モノの重みで形が変わる様子が好きなんです。
_fotの巾着は、見た目以上に物が入るうえに、肩掛けもできるのが優秀なポイント。
クロシェ編みバッグは兄のインド土産でもらったもの。裏側にカラフルでチープなビーズが付いていて少し気の抜けた感じが気に入り、スタメンになりました」
ポーチ代わりの巾着で、ざっくり収納
(左から)
・ハンドジェル / Aesop(イソップ)
・バーム /AOTEA(アオテア)
・日焼け止め / Dr.Jart+(ドクタージャルト)
・リップ / celvoke(セルヴォーク)
・アイブロウ
久保利さん:
「ばらつきやすいアイテムをまとめて、コットンの巾着にざっくりと入れています。巾着はイラストがデザインされた昔のAesopのもの。素朴な雰囲気がかわいくて、今でも大事にとってあります。
あまり化粧直しをすることがないので、中身はリップや日焼け止めなど最低限のものだけに」
最近の、お気に入り買い物スポットは?
久保利さん:
「オーナーの色とセンスがでるセレクトショップへ行くと、納得したお買い物ができることが多いですね。OCAILLE(オカイユ)はまさにそんな場所で、他のお店では出合えないアイテムがあるので訪れるたびにとても楽しい。
バッグの中身は、出先や旅行の時に見つけたもので構成されていることが多く、その時々で変わっていきます。
モノに思い出があると、愛着がわいて見るたびに懐かしさを感じられる……きっとそういう集め方が好きなんだと思います」
インスタグラムで流れてくるたくさんの写真のなかでふと目にとまり、その切り取った瞬間にぐっと引き込まれる。久保利さんから発信されるものにはそんな力を感じていました。
それはバッグの中身にも共通していて、ひとつひとつのアイテムからはこだわって選んだモノならではのパワーが伝わってきます。
涼やかでどこか余裕を感じる魅力的な女性。バッグの中身を見つめてみたら、久保利さんを形づくる一端を知ることができたような気がしました。
(つづく)
【写真】久保利彩
久保利彩
ファッションECサイトのPR・広報担当。インテリアから雑貨、ファッション小物まで幅広くInstagramで発信中。アカウントは@_ca8nから。
感想を送る
本日の編集部recommends!
エイジングケア、どうしてる?
50代の柿崎こうこさんと始める、髪や頭皮の年齢対策 [SPONSORED]
お買い物をしてくださった方全員に「クラシ手帳2025」をプレゼント!
今年のデザインは、鮮やかなグリーンカラー。ささやかに元気をくれるカモミールを描きました。
【発売記念の送料無料・お得なセットも】当店初の基礎スキンケアシリーズが誕生です!
肌も心も暮らしも「ゆらいでいい」と思えるように。私たちが自信を持ってお届けする、化粧水と美容乳液
【動画】ゆらいだって、大丈夫。日常に訪れる「自分のためだけの時間」
オリジナルスキンケアアイテムの感想を伺ってみました(フォトグラファー/写真家・髙田久美子さん)