【ご機嫌をつくるもの】家での時間がもっと好きになる。モデル香菜子さんの小さな工夫って?
ライター 小野民
家で過ごすことがぐんと増えたここ数ヶ月。さまざまな「気持ちよく家時間を過ごす方法」を探したり、試したりしてきました。
ともすれば簡単にしぼんでしまう気持ちは一方で、小さな工夫でぱっと上向くもの。たとえば、のんびりしたい休日の映画や読書タイム、しゃんとしたい在宅ワークも、手元においしい飲み物があればご機嫌に過ごせるかもしれません。
今回お取り組みするのは、保温性と保冷性に優れた水筒、象印の「ステンレスマグ」(SM-ZA)。見た目も使い勝手もシンプルが好きな私たちにとって、デザインはもちろん、蓋とパッキンが一体化したお手入れのしやすさも魅力に感じました。
▲蓋は、分解しなくても洗える業界初の「シームレスせん」。洗う手間だけでなく、パーツを探したり付け忘れたりすることもありません
これまで通勤やお出かけに便利と思っていたステンレスマグですが、「蓋があるから持ち運ベる」「保温保冷に優れている」のは、じつは家で過ごす日にこそおすすめしたいもの。
そこで、20年来ステンレスマグを愛用してきたというモデルの香菜子さんに、新しいステンレスマグを使ってみてもらいました。
(この記事は、クライアント企業さまのご依頼で製作する「BRAND NOTE」という広告コンテンツです)
「温かい飲み物」があるだけでちょっと幸せ
モデルやイラストレーターなどさまざまな分野で活躍する香菜子さん。子育てもしながらの多忙な日々のはずですが、著書『毎日、無理なく、機嫌よく』(すばる舎)では、さまざまな経験を経てたどり着いた自分のご機嫌をつくる小さな工夫を知ることができます。
そんな香菜子さんの、家時間を心地よく過ごす工夫のひとつに、飲み物を使った気持ちの切り替えがあるそう。そのときに大事なのが、「温かいこと」。
香菜子さん:
「家事や仕事の息抜きに、温かい飲み物を飲むとほっとできます。ぬるくなっていると、気持ちもしぼんでしまいがち。でも、その都度お湯を沸かすのは手間だし、時間もかかりますよね。だから、家ではいつでも温かいものを飲めるように、ステンレスマグに飲み物を入れていて、手放せない存在です。
ただ、見た目が自分好みのものにはなかなか出合えなくて。今回紹介してもらったステンレスマグは、マットな質感とシックな色が好みですごく気に入りました」
香菜子さんがどんなシーンでステンレスマグを使っているのか、おいしい飲み物で一息いれつつ、上手にご機嫌を保つ工夫を教えてもらいました。
お気に入りのお茶を用意して、「ほっと一息」のスイッチに
香菜子さんが自宅で過ごす日は、頭がクリアな午前中にデスクワークをすることが多いそう。ただし根を詰めすぎてしまうこともあるそうで、あえて「ゆるめる」ことを意識しているといいます。
香菜子さん:
「頭がパンパンになってしまうといいアイデアも出てこない。だからデスクに向かう前に、温かくてほっとする飲み物を用意しておきます」
▲昨年から定番のシナモンティー(右)か、最近お気に入りの野菜だし(左)をその日の気分によって選びます
香菜子さん:
「マグカップだとすぐに冷めてしまって、集中したいのに途切れてしまったり、入れ直しに立たなくてはいけないのが面倒です。ステレンスマグならその必要はないし、ずっと温かいまま。
気分が上がる飲み物を選ぶようにしているけれど、茶葉から淹れる手間はかけません。ティーバッグを入れるだけの手軽さがいいんです」
▲広口タイプなので、ティーバッグを直接入れることもできる
最近猫を飼い始めた香菜子さんにとっては、「蓋がある」というのは保温以外のポイントも。猫は急にデスクに飛び乗ってくることもあるので、こぼれたり割れたりする心配がないステンレスボトルの必然性がさらに増しているそうです。
大きめサイズでたっぷり保温できるから、家族のお茶はセルフサービス
一番大きいサイズ、600mlが入るステンレスマグも愛用中の香菜子さん。自分用にたっぷり1日分を入れておくこともあれば、家族でシェアする目的に使うこともあるそうです。
香菜子さん:
「息子も中学3年生になり、近頃は家事のいろいろをセルフサービスでできるように工夫しています。
たとえば、温かいほうじ茶を用意しておく。それぞれが好きなタイミングで飲めば私も楽ちんだし、思春期の息子は息子で今はそれが気楽みたい(笑)。休みの日ならいろいろな種類のパンを並べて一緒に置いておいたり、夜ならちょっとしたおやつを添えたりもします。
それができるのも、お茶の温かさがずっと続くからですよね」
蓋とパッキンが一体になっているので、分解して洗う必要がなくお手入れが楽なのも、家族みんなで使い続けやすい理由のひとつ。
香菜子さん:
「パッキンだけどこかにいってしまったり、子どもに持たせた水筒のパッキンが緩んでいて『漏れちゃったよ!』と小言を言われたりしたことも。シームレスせんは地味だけど助かるポイント。家事のもやもやは、小さなことこそ解消していきたいものだから、ありがたいですね」
「お気に入り」の一員になるモノトーン
▲ヨガのレッスンに出かけるときは、ステンレスマグに水や適温の白湯を入れて
香菜子さんの家で大活躍してくれるステンレスマグですが、ヨガのレッスンに出かけるときには、必ずバッグの中に。
香菜子さん:
「モノトーンで見た目も好みなので、持ち歩くのが嬉しくなりますね。白湯を適温に保てるのが便利で、家で運動するときにも水分補給はステンレスマグを使っています。お気に入りを使うと運動へのモチベーションも上げてくれる気がします。
マットな触り心地も他にはあまりない質感で、滑りにくいところも気に入っています」
もやもや解消のお菓子作りは、コーヒーブレイクも兼ねて
思い立ったらすぐにできる息抜きを大切にしている香菜子さん。それでもストレスが溜まってしまったときの解消法は、お菓子作りだそう。
香菜子さん:
「仕事や子育てのことを悶々と考えてしまうときは、切り替えるために簡単な焼き菓子を作ります。手を動かす時間は15分くらいなんですが、無心になって悩むことをストップできる。
悩みごとの答えはなかなか出ないけど、お菓子作りならすぐに成果が見えるからいいんです」
マフィンを焼いている間の待ち時間には、お楽しみのコーヒーを淹れて。香菜子さんちの定番は、カルディコーヒーのリッチブレンド。いろいろなコーヒーも試したけれど、濃い味が好みでいつでも買える、この銘柄に落ち着いたそうです。
あらかじめコーヒーを入れておけば、焼き上がったお菓子の味見をしつつ、湯気の上がるコーヒーを飲むお楽しみも。
香菜子さん:
「できたお菓子は家族で分けたり、翌日の自分のおやつとしてとっておいたりします。
日々のなかでストレスをためこまないためには、小出しにしていくのがいいかなと思っているんです。ほんの少しの時間でも散歩に出かけたり、無理をしないで家族に家事をやってもらう仕掛けを作ったり。好きな飲み物をステンレスマグに入れておくのもそう。
『あれしなくちゃ』、『これしなくちゃ』を、『楽しい』、『嬉しい』が上回るように、暮らしのなかに散りばめておきたいんです」
小さな工夫の積み重ねで、ご機嫌な時間を増やしていく
香菜子さんの暮らしを覗かせてもらうと、そこには確かに心地良さやご機嫌をつくる要素があちこちに見てとれました。
しかもそれらはみんな大げさなことじゃなく、自分の暮らしのなかでも、少しの時間や工夫があれば取り入れられそうなものばかり。
たとえば温かい飲み物はそれだけで、ひととき自分を満たしてくれるもの。手軽でささやかな自分のご機嫌のとり方があることに、あらためて気づくことができました。ステンレスマグにお気に入りの飲み物を入れて過ごしてみたら、きっとこれまでより心地いい家時間が待っているはずです。
(おわり)
▼商品サイズ・カラーラインナップはこちらよりご確認いただけます
【写真】佐々木孝憲
香菜子(かなこ)
1975年、栃木県足利市生まれ。女子美術大学工芸家陶芸専攻卒業。在学中にモデルを始め、現在2児の母。母の立場から「こんなものがほしい」をかたちにした雑貨ブランド“LOTA PRODUCT(ロタ プロダクト)”を設立する。2008年よりイラストレーターとしての活動もスタート。著書に『毎日、無理なく、機嫌よく』(すばる舎)など。
ライター 小野民
編集者、ライター。大学卒業後、出版社にて農山村を行脚する営業ののち、編集業務に携わる。2012年よりフリーランスになり、主に地方・農業・食などの分野で、雑誌や書籍の編集・執筆を行う。現在、夫、子、猫4匹と山梨県在住。
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