【ずっと本が好きだから】スマホで撮影して査定? 読書好きスタッフが体験した、本の手放し方

ライター 藤沢あかり

最近、本を読みましたか? どんな本に出会いましたか?

電源もWi-Fiも使わず、開いた瞬間に心を旅立たせてくれる。新しい場所に連れていってくれる。本がもたらす喜びはたくさんありますが、同時に悩ましいのは、増え続ける本の行方です。

手元に残すには限界があるのになかなか手をつけられず、本を読んだ楽しみの数だけ、ものが増えるジレンマ。できることなら処分ではなく、次の読み手へ引き継いで手放したいものです。そして身軽になったぶん、また新たな本との出会いにつながったら、読書好きとしてはこんなにうれしいことはありません。

古本の買い取りを通じて、次の本への出会いをサポートしてくれるサービス。それがバリューブックスです。

読書好きのスタッフ・中居の本棚をのぞきながら、その古本買取から始まる本との出会いや付き合い方について考えてみたいと思います。

(この記事は、クライアント企業さまのご依頼で製作する「BRAND NOTE」という記事広告コンテンツです)

 

本は、「未来への投資」のような存在

「家族全員、本が好き。雑食読みです」

そう話すのは、当店の商品プランナー、中居です。夫はもちろん、5歳の子どもも本が好きなのだとか。

中居:
「わたしは文芸やエッセイ、暮らしの本が多いですが、夫が読むビジネス書やノンフィクションも読みますし、漫画も大好き。夫婦で好みが違うので、お互いに『これおもしろかったよ』と、おすすめしあうこともあります」

▲食べ物の描写には特にひかれてしまうそう。「村上春樹さんの影響でレモンキャンディを買ってみたり、江國香織さんの本に出てくるお酒が気になったり(笑)」

書店やSNSで見かけたものや友人のおすすめなど、読みたい本に出会ったら迷わず買ってOKというのが中居家の暗黙のルールです。

「本にはお金を惜しまず、積極的に買うようにしています。自分と別の考えや世界を知ることができるし、読んでいると自分の日常と考えを切り離せるからか、頭の中がクリアになる気がするんです。本を買うことは、新しい世界に出会うための未来へ投資しているようなものですね。映画1本にお金を払う感覚に近いかもしれません」

 

本棚整理は「もう一度読み返したいか」と問いながら

夫婦揃って紙の本が好きだという中居家。それぞれに本を買うため、毎月10冊ほどのペースで増えていくといいますから、本棚が埋まるのもあっという間です。

中居:
「リビングの本棚には、頻繁に開きたいお気に入りや、今読みかけのもの、これから読みたい “積ん読” を置いています。ロフトスペースに置いた本棚は、この先も読み返したい、手元に残しておく本です」

▲ロフトに置いた本棚は、吉祥寺の家具店でオーダーしたお気に入り。おこもり感が、読書気分を盛り立てます。

中居:
「いつも1冊読み終えたら、『もう一回読み返したいかどうか』を考えて、置き場所を決めます。お気に入りはロフトの本棚におさめて、それ以外は本棚の脇に積んでおくことが多いですね。

手放したい本があふれてきたら、数ヶ月に一度、夫が自転車で隣駅にある古本屋まで持っていきます。でも重いしなかなか大変だからとフリマアプリも試してみましたが、思ったように売れず、本が増えて行くスピードに追いつきません。

増え続ける本をスムーズに手放しながら、本棚をベストな状態に維持するって難しいですね」

 


スマホで撮影、その場で査定。
新しい古本買取のかたちを体験しました


「バリューブックス」は、古本を買い取り、次の持ち主へと引き継ぐ会社です。段ボールに入れた本を自宅から送るだけの買取スタイルに加え、事前におおよその買取金額の査定ができる「本棚スキャン」というユニークな試みもしています。

本棚に入れたまま写真を撮るだけというそのサービスに、中居も興味津々。早速、試してもらいました。

 

売りたい本はいくらくらい?
本棚スキャンで売る本を決められる

1. ホームページを開き、ページ上部のカメラマークをタップ。
2. 本棚の背表紙の写真を撮影。このとき、約20冊程度に収まるように撮るのがコツ。
3. 撮影すると、自動的に査定がスタート。時間にしてわずか、20〜30秒程度です。
4. 合計金額とともに、1冊ごとの価格も表示されます。

中居:
「これおもしろい! ついつい、いろんな本を撮りたくなりますね。

手放す前に、おおよその価格がわかるのがうれしいです。納得して手放すことができますね。アプリも不要だし、本棚スキャンでの査定だけなら会員登録も不要で、手軽に試せるのもいいなと思いました」

バリューブックスが大切にしているのは、価値のある本を、適正価格で買い取るという姿勢です。

古本に価格がつくということは、再び市場で必要とする人がいる本だということ。では、それってどういう本? その手がかりとなる査定を、手軽に、自宅にいながらできるサービスが、この本棚スキャンというわけです。

※まとめてチェックする本棚スキャンのほかに、1冊ずつバーコードを読み取って調べたり、キーワードで検索することも可能です。

 

「重い段ボールは自宅から発送。
想像以上にお手軽でした」

▲バリューブックスでは、本についた帯の有無が査定に響くことはないとのこと。スムーズな査定のために、ブックカバーや付箋ははずしておくのがベターです。

売りたい本が決まったら、箱に詰めて配送の準備です。登録後は自宅まで集荷に来てもらえるので、重いダンボールを運ぶ必要はありません。

中居:
「今回は、発送から2日くらいで本査定の結果がメールで届きました。思ったよりも早い印象ですね。直接持ち込みの買い取りだと、苦労して運ぶうえに、その場でしばらく待つ必要もあったので、これはありがたいです。ちなみに37冊買い取ってもらって、査定は3,799円でした」

本査定の結果に納得したら、そのまま買い取りへ。後日、指定の口座へ振り込んでもらいます。万が一、キャンセルしたい場合は送料無料で返送も可能です。

 

理由があるから、送料を負担して送ります

▲買い取りは、文芸書や料理本、絵本、コミックなど、裏面にバーコードがついているものであればジャンルを問いません。発売から間もない本や専門書は、特に査定額が高い傾向に。コミックはセットで売ると査定額がアップするそう。

実は、バリューブックスの買い取りサービスでは送料が売主の負担。冊数によらず、一箱500円の送料がかかります。これには、大きな理由がありました。

一般的に、世の中で買い取られている古本の多くは値段がつかず、古紙として回収されます。そうなると、赤字になる本が増え、全体としての査定額も下がってしまうというのが避けられない流れ。

そこでバリューブックスでは、先に買取価格の目安を伝えることで、価値のある本だけを手放してもらうというサイクルを目指しました。結果、市場価格の1.5倍という買取価格を実現し、売り手にも買い手にもうれしい循環のしくみを生み出しています。

さらに、古紙回収となる本もできるだけ減らし、価値ある再生の場へつなぐ取り組みも。保育園や小学校、介護施設などへの本の無償プレゼント「ブックギフト」もそのひとつです。

▲写真提供:バリューブックス

中居:
「迷った末に手放した本が古紙回収となるのはさみしいですよね。それなら、手元に置いておこうという目安にもなりますし、反対に、もう読まないかもしれないけれど、まだちょっと迷うという本も、次に引き継げるなら早めに手放そうかな、という後押しにもなる気がします」

ほかにも、買い取った本をたくさん積んだ『BOOK BUS』を走らせ、全国の書店がない地域を訪問する試みも。「本を直接手にとり選ぶ楽しさ」をあちこちへ届けているのです。

▲写真提供:バリューブックス

 

「本の楽しさをつなぐ」ことが、次の本との出会いになる

中居:
「本棚が一段空いてすっきりしました。整理すると、今のお気に入りだけが詰まった本棚になるうれしさがあります。

今まで、本を選ぶのも読むのも大好きなのに、本棚がどんどんあふれてくるのは、少し心苦しかったんです。だから、本がきちんと循環できる場があって、ここにお願いしたら安心だと思える存在に出会えたのは心強いです。

これからは、物が増えるモヤモヤを気にすることなく本を選べそうです」

本を読む楽しさ、豊かさを知る機会はたくさんあっても、その本を手放す方法はあまり知られていないかもしれません。古紙回収として捨てるか、古本屋にまとめて買い取ってもらうか。

でも、せっかく手に取った本だからこそ、手放すときには「その先」も少し想像してみるのはどうでしょう。気持ちよく本を引き継げる方法を知ることは、「今度はなにを読もう」「どんな本と出会えるだろう」という、次のわくわくへの入り口になりそうです。

▼バリューブックス の詳しいサービスはこちら

【写真】神ノ川智早(10・11枚目/バリューブックス)

ライター 藤沢あかり

編集者、ライター。大学卒業後、文房具や雑貨の商品企画を経て、雑貨・インテリア誌の編集者に。出産を機にフリーとなり、現在はインテリアや雑貨、子育てや食など暮らしまわりの記事やインタビューを中心に編集・執筆を手がける。


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