【晩ごはんで体リセット】第1話:ここから始めたい。「根菜と鶏肉のクミンジンジャー炒め」

ライター 嶌陽子

クリスマスやお正月などの行事が続き、ついつい食べすぎてしまった年末年始。なんだか体が重たく感じる……という人も多いのではないでしょうか。

再び日常に戻るこの時期、元気な心身で1年のスタートを切りたいもの。

そこで今回は体を整え、リセットする晩ごはんのメニューを料理研究家の三原寛子(みはら・ひろこ)さんに教わりました。

アーユルヴェーダや中医学薬膳を本格的に学び、知識を豊富に持つ三原さん。今回も、それぞれの考え方に基づいた “体を整える” レシピを教えてくれました。

とはいっても、どれも身近な食材を使った手軽で、かつばつぐんにおいしいものばかり。平日の夕ごはんづくりのヒントにしてみてくださいね。

 

冬の体を食材で整えるという考え方

第1話の今回は、アーユルヴェーダの考えを取り入れた「体にたまったものを軽くする」レシピです。

三原さん:
「アーユルヴェーダはインドの伝統医学。 “おばあちゃんの知恵”  的な要素もあります。

アーユルヴェーダでは、冬は重たいものがたまりやすい時期とされています。そこへさらに食べ過ぎたりするので体が重くなりがち。そのため、それを調整する食材をとることでバランスをとります。

にんじんやごぼう、れんこん、玉ねぎ、小松菜、小豆、白菜、しょうが、鳥のむね肉、川魚などがおすすめです」

*アーユルヴェーダでは、一人ひとりの体調や体質を診る時に「ドーシャ」という体内のエネルギー用います。「ヴァータ(風)」「ピッタ(火)」「カパ(水・土)」の3つに分けられ、いずれかが乱れると不調の原因に。冬は「カパ」がたまりがちとされる季節で、そこに暴飲暴食が加わるとさらに体が重くなります。上記の食材は「カパ」を減らすとされています。

では、さっそく体を軽くする晩ごはんレシピへ!

 


年末年始の食べ過ぎをリセット。
根菜と鶏むね肉のジンジャークミン炒め


材料(2人分)

蓮根…100g
ごぼう…1/2本
人参…1/2本
たまねぎ…1/4個
生姜…1片
鶏むね肉…240g
クミンシード…大さじ1
油…大さじ1 ※
砂糖…大さじ1
日本酒…大さじ1
塩 小さじ3/4
こしょう 少々

※「冬は特にひまわり油がおすすめです」(三原さん)

▲クミンシードは使いやすいスパイスのひとつ。炒めものやスープにひと振りするだけで味に変化をつけられます。初めてという人は、より風味がマイルドなパウダーを買うのも手です。

 

作り方

1. 鶏肉の下準備をする。

鶏むね肉は縦半分にきり、繊維に垂直にそぎ切りします。袋に入れ、砂糖、日本酒をもみ込んで20分(余裕があれば数時間)ほど置きます。こうすることでむね肉がパサつかず、しっとりします。

2. 材料を切る。

蓮根、ごぼう、人参は細切りに、たまねぎは串切りに。火が均一に通りやすいよう、大きさを揃えて切ります。生姜も千切りにします。

 

3. 材料を炒める。

フライパンに油をしき、しょうがを炒めます。香りが立ってきたら、たまねぎ、人参、ごぼう、1の鶏肉を加えます。

たまねぎが透明にしんなりしてきたら、蓮根を入れ、塩、クミンシードを入れ、こしょうをふりさらに炒めます。蓮根に火が通ったらできあがり。

クミンと生姜の豊かな風味がきいて、身近な食材が新鮮な味わいに。シャキシャキの根菜と柔らかいむね肉の相性もばっちりです。

三原さん:
「アーユルヴェーダというと、カレーやスパイス料理をイメージする人も多いかもしれませんが、必ずしもそうではないんです。使うのは身近な食材ですし、和食にもその考えは十分取り入れられます。

ただし冬の体調を整えるのには、特にスパイスが効果的。クミンのほかに、こしょうやシナモン、クローブ、マスタードシードなどもおすすめです」

“体質や季節に合った食材で体調を整える”。そんなアーユルヴェーダの考え方を知ると、いつも使っている食材も新鮮に見えてきます。ときにはそんな視点を取り入れて晩ごはんを作ってみるのもいいかもしれません。

次回は、年末の食べ過ぎで弱った胃をいたわるレシピを紹介します。

(つづく)

【写真】佐々木孝憲


もくじ

第1話(1月4日)
ここから始めたい。「根菜と鶏肉のクミンジンジャー炒め」

第2話(1月5日)
疲れた胃をやさしく労わる「ぶりの切り身と白菜のうま煮」

第3話(1月6日)
寒い冬を健やかに乗り切る「豚肉、カリフラワー、黒きくらげの黒酢炒め」

三原寛子

料理研究家。料理ユニット「南風食堂」主宰。雑誌やWEBでの料理制作、アーユルヴェーダの料理教室「マハト・チューニング」の料理講師、店舗の料理監修や商品開発など幅広く活躍。東京・新木場にあるライフスタイルショップ「CASICA(カシカ)」内の食堂「「Arkhē apothecary&kitchen(アルケー・アポセカリー&キッチン)」をプロデュース。薬膳やアーユルヴェーダの考えをベースに、 心身をおいしく整える料理を提供している。著書に『乾物の本』『WHOLE COOKING』など。Instagram:@nanpushokudo


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