【昔ながらのシンプルおやつ】第3話:つるん!さわやかパイナップル牛乳かん
ライター 長谷川未緒
手作りのおやつに憧れはあるけれど、時間がかかりそうだったり、道具を揃えなくちゃいけなそうだったり、ちょっと面倒……。
でも昔ながらのシンプルなおやつなら、手軽に、家にあるもので作れるのだとか。
そこで、気負わずにおいしく作れる簡単おやつを「かえる食堂」の松本朱希子(まつもと あきこ)さんに教えてもらいました。
第3話では、蒸し暑い日にうれしい、牛乳かんをご紹介します。
優しい甘みとフルーツの酸味
喉ごしの良い牛乳かん
材料(70mlのゼリー型6個分)
・牛乳…250ml
・砂糖…25g
・水…40ml
・粉寒天…2g
・パイナップル…約60g
*砂糖は三温糖がおすすめ。コクのある、やさしい味に仕上がる。
1.材料を混ぜる
小鍋に牛乳250gと砂糖25gを入れ、混ぜながら沸騰直前まで火にかける。
別の小鍋に水40gと粉寒天2gを入れ、火にかける。ゴムベラで混ぜながら、沸騰後1分ほど煮て、火を止める。
寒天液に牛乳を加えて混ぜる。
2.型に流し入れる
氷水を張ったバットにゼリー型を並べる。
パイナップルを5mm厚さのいちょう切りにし、型に数個ずつ入れて、牛乳を深さ1cmほど流し入れる。
固まってきたら、残りのパイナップルと牛乳を流し入れ、粗熱が取れたらラップフィルムをかけて冷蔵庫で冷やし固める。
牛乳の風味と、パイナップルの甘酸っぱさがノルタルジックで、きゅんとするおいしさ。寒天特有のほろり、つるんとした食感は、食欲がないときにもおすすめです。
松本さん:
「子どものころ、母が缶詰のフルーツでよく作ってくれました。わたしも娘の離乳食がはじまったときに、よく作りました。
パイナップルは入れなくてもおいしいですし、みかんの缶詰やプルーンなどを加えてもいいですよ」
寒天は必ず沸騰させること、牛乳も温めることで、寒天と合わせたときにダマができず、ムラのないなめらかな仕上がりになるそう。
大きな容器で作って、すくいながらいただくのも楽しそうですね。
最終話となる4話では、懐かしいけど、新しい白玉のレシピをご紹介します。
(つづく)
【写真】濱津和貴
もくじ
松本朱希子
料理家。「かえる食堂」主宰。実家の広島から届く野菜や果物、魚を使い、季節に寄り添った料理を提案。
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