【夏の味方、豆腐】第1話:肉がない日も、豆腐があれば。今夜のメインになる「おかずのせ冷奴」2種
編集スタッフ 奥村
暑い日でもさっぱり食べられて、お財布にやさしく、お腹にもたまる。豆腐は夏の味方です。
今回は料理家のスズキエミさんに、そんな豆腐を主役にした料理4品を教わりました。各週でお届けします。
初回は冷奴。豆腐1丁におかずをどーんとのせた、献立の主役にもなるボリューム満点のひと皿です。
エスニックと洋風、2種のアレンジを伺いました。
エスニック気分な日の
かりかりじゃことピーナッツのせ豆腐
材料(2〜3人分)
・木綿豆腐…1丁
・じゃこ…20g
・にんにく…1/3片
・しょうが…1/2片
・パクチー(苦手なら大葉でも)…5〜6枚
・ピーナッツ…6〜7粒
【調味料】
・ごま油…大さじ2
・ナンプラー…大さじ1/2
【下準備】
・豆腐はキッチンペーパーなどで包み7〜8分ほどおいて、軽く水気を切る
・パクチーは1cm長さ、ピーナッツは粗みじん切りにする
作り方
1.フライパンにごま油を入れ、みじん切りにしたにんにく、しょうが、じゃこを加えて3分ほど弱火にかける。
▲ごま油の香りが立ち、じゃこがカリカリになるまで。混ぜずにそのまま火にかけておけばOK
2.熱いうちに1の半量を豆腐の上にのせ
ナンプラーをかけて、
残りのじゃこをのせ、ごま油もかける。
3.仕上げにピーナッツ、パクチーをのせ、好みでかぼすorレモンをキュッと絞ればできあがり。
スズキさん:
「豆腐の水切りの具合によって塩気の具合も変わるので、ナンプラーの量はお好みで調整してください。
わが家ではこれをザクザクかき混ぜて、ごはんの上にのせて食べるのも大好きです」
洋風気分な日は
トマトとバジルソースのカプレーゼ風
材料(2〜3人分)
・絹豆腐…1丁
・ミニトマト…6個
・バジル…20枚(1パック)
・にんにく…1/3片
【調味料】
・オリーブオイル…大さじ3〜4
・塩…適量
【下準備】
・豆腐はキッチンペーパーなどで包み7〜8分ほどおき、軽く水気を切る
作り方
1.ミニトマトは4等分に切り、塩ふたつまみとオリーブオイル大さじ1を加えて軽くマリネする
2.すり鉢(またはフードプロセッサー)でにんにくをすりつぶし、
バジルを加え、ペースト状になるまですりつぶす。
オリーブオイルと塩ふたつまみを加えて、味をととのえる。
3.豆腐の上に、1のトマトをのせて
バジルソースを好きなだけかければできあがり。
スズキさんのおうちでは、冷奴といえば1丁まるごとを食卓に並べて各自で取り分けるのが常だそう。
小学生の息子も、こちらの方が不思議と箸が進むのだといいます。確かにちょっと特別感がありますよね。
豆腐の味がシンプルに楽しめるので、できればいつもよりちょっといいお豆腐を使って作ってみてくださいね。
次回は「豆腐で作るカレーライス」をご紹介します。
【写真】木村文平
もくじ
スズキエミ
料理家。レストランやカフェ勤務を経て独立。料理教室『一汁一菜暦ごはんの会』主宰。季節の食材の持ち味を生かした料理が人気。著書に『四季を味わう にっぽんのパスタ』(立東舎)、『ずっと作れる野菜ごはん』(主婦の友社)。インスタグラムアカウントは@suzukiemi.gohan。
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