【今夜の主役は春巻き】第4話:もちもち新食感! 市販のごま豆腐を包んで揚げる「ごま豆腐春巻き」
編集スタッフ 奥村
春巻き、それは幸せの味。たとえ平日の夜だって、自宅で手軽に作れたらと願います。
そこで今回は料理家の今井真実(いまい まみ)さんに、具材の準備に手間がかからず、少ない油で本当にカリッと揚げられる春巻きのレシピとコツを、全4話で教わりました。
最終話でご紹介するのは、変わり種の「ごま豆腐春巻き」。豆腐って上手に揚げられるの?とはじめはちょっと不安でしたが、これがとっても簡単で、まるでお店の味みたいに特別な1品になりました。
もちろんごま豆腐は、市販のものでOK。ぜひ一度お試しください。
揚げたてとろり、冷めるともっちり。
ほんのり甘いごま豆腐春巻き
材料(4本分)
ごま豆腐…2パック(200g)
※原材料に「葛粉」が含まれているものを選ぶのがポイント。熱に強く、揚げても溶けにくいです
付属の味噌だれ…2袋
大葉…4枚
ごま油…少々
(春巻きの糊づけ用に)
小麦粉(薄力・強力どちらでもOK)…大さじ1
水…小さじ1
指で溶いてペースト状にしておく。
作り方
1.具材を用意する
ごま豆腐は縦半分に切り、全体に片栗粉をまぶす。
2.巻く
小麦粉の糊を皮の四隅に塗り、具材をおく位置にごま油を塗る。
▲油を塗ることで、揚げた時に豆腐がこぼれ落ちにくくなります
大葉を置き、上に味噌だれ、豆腐をのせる。
まずは具材を固定するように、きつめに一巻き。手前側の角に塗った糊でしっかり留める。
続いて左右の角を折り畳み、
今度はふんわりともう一巻きし、糊で留める。
▲最初の一巻きはきつめに、次の一巻きはふんわり巻くことで皮の間に空間ができ、カリッと揚がりやすくなります
3.揚げる(揚げ方の詳しいポイントは1話目でご紹介しています)
直径20cmほどの小さめのフライパンに、油を1cm弱(春巻きの片面がつかる程度)入れ、火をつけてすぐ春巻きを入れ、中弱火にする。
スプーンですくった油を春巻き全体にかけながら、じっくりと揚げていく。
きつね色になったら裏返して、同様に反対の面も揚げる。
両面に色がついたら、側面を立てて(好みの色になるまで)側面も揚げ、できあがり。
バットに並べて粗熱がとれるまで冷ましてから、食べやすい大きさに切る。
わさび醤油をつけて召し上がれ。
まだ温かいうちに食べると、ごま豆腐がとろりとしてクリーミー。冷めてきた頃に食べるともっちりして、生麩のようなまた違うおいしさに。
ほんのり甘いごま豆腐とわさびの辛みは、まるで料亭のお料理みたいにちょっと特別感のある味わいでした。
「春巻きって懐が深いなあと思います。お肉に魚、野菜からフルーツまでどんな具材だって包めますし、ボリュームが出るから献立の主役にできる。
冷蔵庫にお肉がない、なんて時も野菜を包んで揚げたら立派なごちそうです」と今井さん。
今日の夕ご飯に困ったら、春巻きを作ってみませんか? フライパンで、少ない油でもカリっと揚げられることを知ったから、これからもっと頼れるおかずになりそうです。
【写真】濱津和貴
もくじ
今井 真実
料理家。東京都世田谷区で料理教室(現在はオンラインレッスン)を主宰しながら、雑誌、web媒体、広告などでレシピ作成、スタイリングを行っている。毎日のご飯作りの助けになりたい、作った人が嬉しくなる「新しい家庭料理」のレシピに定評があり、ブログ https://note.com/imaimami/ でも掲載中。Instagram:@mamiimai
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